動物救急センターはホームドクターからの紹介制の病院です。 ただしホームドクターの休診時につきましては、飼い主様からのご連絡により直接診療をお引き受けします。
日中より心配な病状をお持ちの場合には、日中は様子をみていて夜中に急変して慌てるというようなことのないよう、早目にかかりつけの病院で受診するように心がけましょう。
当センターでの受診には、協力連携病院のホームドクターによる紹介が必要です。
1. 予約 | 協力連携病院のホームドクターから診療予約。即日受入が可能。 |
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2. 受付 | 飼い主様が来院、診療受付。 |
3. 検査 | 各種検査を行い、飼い主様と相談のうえ治療方針を決定。 |
4. 治療 | 決定した方針に従い、手術・入院(24時間管理体制)による集中治療。 |
5. 引継 | 当センターでの治療を終了後、ホームドクターへ引き継ぎ。 飼い主様のご負担(費用面や通院の利便性)を考慮し、状態が安定した後は可能な限りホームドクターに治療を引継いでいただきます。検査結果、治療内容およびその経過につきましては、逐次、当センターの担当獣医師からホームドクターに診療報告書をお送りします。 |
動物救急センターは、ER練馬(練馬区谷原)とER文京(文京区白山)とER府中(府中市緑町)の3か所にあります。各院は24時間センターです。
動物救急センターの診療体制とで使用している医療機器をご紹介します。 精度の高い検査や高度な医療行為を行うために人用の機器も多く導入しています。
24時間管理の入院治療を行うことが可能。
緊急性の高い症状の動物たちの治療を提供します。
放射線を用いて検査します。胸腹部の臓器の疾患が疑われる場合の検査に適しています。
磁気を用いて検査します。脳、脊髄、椎間板の病気が疑われる場合の検査に適しています。
動物専用の機器なのでコンパクトですが、充分に精度の高い撮影が可能です。
心臓、腹部臓器を見るのに優れた機器。
異物の誤飲の時など、開腹手術をせずに処置をすることが可能です。
24時間の麻酔コントロール可能な高性能の麻酔器がER室と手術室とMRI室に配備してあります。 空気との混合ガスで酸素中毒を防げる人工呼吸管理装置です。
開腹手術などで使用する電気メス。
組織の破砕・乳化・吸引・骨の切削に使用します。
緊急手術時:脳脊髄外科・整形外科・血管造影に極めて有効。
血液浄化・血液洗浄に必須。
緊急時に1分で多くの情報が得られます。
生化学の即時検査が可能。
血球計数の即時検査が可能。
集中治療室です。
心電図や脈拍などを管理します。
必要に応じて救急搬送車で搬送しそのまま24時間管理の入院治療を行うことが可能です。