自宅でできる愛犬のお手入れ10種まとめ!正しいやり方で健康を定期チェック!

お手入れをする目的は、単に愛犬の見た目をキレイすることだけではありません。愛犬の体の健康チェックを定期的に行うことが目的です。

 


主婦A

あ、こんなところに毛玉ができてる

 

あれ、いつもと比べて皮膚が赤くなってるわね

主婦B

 

主婦C

最近太ってきたんじゃない?

「ブラッシング」「トリミング」「お風呂」「歯磨き」「爪切り」「耳掃除」「肉球ケア」など、愛犬にお手入れを定期的にしてあげることで愛犬の体中の細かな変化に気づけるようになります。

 

愛犬の病気や症状を未然に防ぐために、お手入れはとても大切なのです。

この記事では自宅でできる愛犬のお手入れ方法についての全記事をまとめています。

 

愛犬のお手入れ1:ブラッシング

愛犬のお手入れといえば、ブラッシングは欠かせません。

ブラッシングには愛犬の被毛をとかして毛玉を取ることだけではなく、愛犬の皮膚の健康状態を細かくチェックする目的もあるのです。

 

そのためには正しいブラッシング法を知ることが大切です。ぜひこちらの記事をお読みください。

 

犬種ごとのポイント

より細かくブラッシングを解説すると、小型犬と大型犬ではブラッシングの方法や使う道具が違います。また同じ小型犬でも「くせっ毛」と「直毛」の犬種ではやはり方法が違います。

 

自宅で行う方法

自宅で飼い主さん自らブラッシングを行う場合、「力加減」がなにより大切です。

ブラッシングで痛みを与えてしまうと、その後トラウマになりやすいです。ブラッシングの時間が「心地よいご褒美の瞬間」になるか「痛くて苦しい我慢の瞬間」になるかは、飼い主さんの力加減次第なのです。

 

嫌がる理由と対処法

ブラッシングを嫌がる理由は様々考えられます。信頼関係を構築したうえで、痛みのない正しいやり方を心がけることがポイントです。

 

愛犬のお手入れ2:トリミング

トリミングといえばトリミングサロンで毛並みを整えてもらう方が多いでしょうか。

犬種によっては肉球や肛門周りの毛は伸びやすいため、衛生上サロンとは別に自宅でカットできるようになっておくと安心です。

 

またご高齢の愛犬の場合は体に負担がかからないよう、頻度や時間をできるだけ抑えるようにするのがポイントです。

 

愛犬のお手入れ3:トイレトレーニング

愛犬も飼い主も、お互いが気持ちよく過ごすために必要なのがトイレトレーニング。

トイレをする場所を決め、はじめのうちは失敗しても怒らずにしつけることがポイントです。

 

トイレトレーの選び方

トイレトレーを選ぶコツ

  • 大きさ
  • 性能、材質

愛犬の体型にあわせてトイレトレーを選ぶことで、トイレがよりストレスフリーな空間に近づきます。

子犬やシニア犬の場合は入り口に段差がない形状を選ぶ、暗所を怖がる子は明るい場所にトイレを置くなどの配慮も大切です。

 

トイレシートの選び方

トイレシートは1回あたりの量やおしっこの頻度で選ぶことがおすすめです。

トイレシートの選び方やおすすめ商品は以下の記事で紹介しています。

 

老犬のオムツ

認知症になったり足腰が弱くなったりすることで、決められた場所でのトイレが困難になります。

オムツを使うことは愛犬を清潔に保つことだけでなく、飼い主の負担減にもつながります。

 

愛犬のお手入れ4:においケア

愛犬のにおいケアも大切なお手入れです。犬の体は人間よりも体臭の原因になる「アポクリン腺」が多く、体臭が発生しやすい動物です。

体臭には様々な原因があるので、関連記事から原因をさがしてみてください。

 

また口臭についても原因がいくつか考えられます。特に子犬期からの口臭の原因や対策については以下の記事をご確認ください。

 

愛犬のお手入れ5:お風呂・シャンプー

愛犬にお風呂を慣れてもらうコツは短い時間からチャレンジすることです。また、胃に負担がかからないように食事の前後1時間を避けることも大切ですよ。

 

シャンプー

またシャンプーはブラッシングをしてから、10日に1回を目安に行います(体が汚れていた場合は都度行う)。

 

愛犬の体に優しいシャンプーはこちらの記事で紹介しています。

 

ドライヤー

またお風呂上がりのドライヤーは速やかに乾かすことが大切です。ドライヤーの選び方や嫌がる時の対処法はこちらで紹介しています。

 

愛犬のお手入れ6:歯磨き

 

主婦A

うちの子、どうしても歯磨きはさせてくれないのよ・・・

 

多くの飼い主さんを悩ませているのが「歯磨きさせてくれない問題」です。歯磨きを嫌がる子は多いようです。

しかし3歳以上の犬の約8割は歯周病の疑いがあるといわれているように、歯磨きをすることは健康寿命を延ばすために大切なことです。

 

歯磨きガム

歯磨きをさせてくれない場合は、歯磨きガムがおすすめです。安全性やおすすめ商品は関連記事で紹介しています。

 

愛犬のお手入れ7:爪切り

犬の爪も人と同じように伸び続けるので、爪のお手入れも大切です。爪が伸びすぎるとフローリングで滑ったり、思わぬ怪我の原因になってしまったりと危険があるからです。

犬用爪切り爪の白い部分だけ切ることがポイントですよ。

 

愛犬のお手入れ8:耳掃除

耳掃除は、定期的に愛犬の耳をチェックして汚れていたタイミングで行います。コットンにイヤークリーナーを付けて耳の内側の汚れを拭き取るようにケアします。

 

愛犬のお手入れ9:肉球ケア

犬の肉球は、歩く時の衝撃から足の骨や関節を守るクッションのような役割を担っています。

この記事では肉球のお手入れ方法や怪我をした時の対処法を紹介しています。

 

愛犬のお手入れ10:マッサージ

マッサージは愛犬の血行促進やリンパの流れを良くする他、飼い主とのスキンシップをはかる良い機会になります。

ブラッシング同様、力加減が大切なので、正しいやり方を覚えてくださいね。

 

アロママッサージ

アロマを使ったマッサージ方法もあります。愛犬にとってもリラックス効果のある香りのアロマを選んであげてください。

 

泥パック

愛犬用の「泥パック」も存在します。お店での値段や自宅でのやり方は関連記事で紹介しています。

 

泥パック選び方、おすすめランキングはこちらです。

 

正しい知識とやり方を学べば自宅でもできる!

いかがでしょうか。

確かに月に1回サロンにお願いするプロのお手入れは安心ですが、自宅で行う日常のお手入れも馬鹿にできません

正しいやり方と聞くとハードルが上がるかもしれませんが、まずは「力を入れすぎない」「嫌がらないように注意する」などしてはいけないことを避けるだけでも構いません。

定期的に愛犬の体に触れて観察する機会を設けることが何より大切なのです。

ぜひ愛犬のお手入れにチャレンジしてあげてくださいね。