愛犬が「ドアホンが鳴ると吠える」理由としつけの考え方を解説!

ドアホンが鳴るたびに愛犬が吠え出してしまう、そんな経験はありませんか?

飼い主さんからすると何でまたと思うかもしれませんが、愛犬目線で考えるとどのような心情の変化が起こっているのでしょうか。

この記事では、愛犬がドアホンが鳴ると吠える理由としつけの考え方についてまとめました。

 

犬の「吠える」は何かを伝えている

犬は吠えることでなにか意志を伝え、コミュニケーションをとる動物です。なので犬が吠える行動は愛犬にとっては問題行動ではありません

よくあるしつけは「吠えるから辞めさせる」というスタンスが多いですが、pepyの方針は違います

愛犬の吠える行動すべてを「吠えないで」としつけるのは、我が子に「一切しゃべるな」と教育していることと同じです。それは愛犬にとってもあまり良いことではないはずなのです。

 

なので、しつけの方針として、「なぜ吠えたいのか」という理由を明確に理解して、吠えないですむような環境づくりをすることで対処してあげます。

 

ドアホンが鳴ると吠える理由

愛犬のキモチを察すると、自分の近くで大きな音がしたことに対して身の危険を感じて吠えていると考えられます。

ドアホンの音は自然界には存在しないため、慣れるまでは「何事だ!?」と警戒して吠えてしまうのです。

 

悪気があって吠えているのではなく、本能的な行動だと理解を示してあげることが大切です。

 

ドアホンが鳴ると吠える場合に大切なしつけの方針

愛犬に「吠えてはダメ」と押し付けるのではなく、愛犬が吠えなくて済むような環境を整えてあげることが大切です。

そのための準備として以下3つの方針を持つことがおすすめです。

 

しつけの方針1:愛犬のキモチによりそうこと

愛犬の立場になることで「なぜ吠えたいのか」と愛犬のキモチによりそって理解を示し、承認してあげることがまず大切です。

 

しつけの方針2:しつけずに解決する方法を考える

愛犬の行動ではなく環境を変えることによって吠えなくなる選択肢がないか、試してみてください。

例えばドアホンの音量を変える音量を下げることで吠えなくなることがあるので試す価値はあります。

 

またそもそも飼い主さんは、なぜ吠える行動を問題だと考えているのでしょうか

例えば「外に音が漏れてうるさいから」困っているのであれば、わざわざ愛犬をしつけなくても「窓を二重にする」「吸音材をつける」などの防音対策によって解決するかもしれません。

そのほか、ご近所迷惑を気にされている場合は「たまにうるさくてご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします。」と事前に挨拶しておくこともおすすめです。

ペットOKのマンションや集合住宅であれば納得してもらえることが多いはずです。

 

しつけの方針3:どうしても困る場合はしつける

上記の対策をしてもまだ問題が解決しない場合には、愛犬へのしつけを検討してください。

 

ドアホンが鳴っても吠えないようにしつける方法は?

単純な話、ドアホンの音に吠えることよりも魅力的なもの・やりたい行動があれば、愛犬は吠えずにそちらの行動を優先します。

具体的には「ハウス」を覚えてもらい、大好きなおもちゃおやつをあげるとよいです。

 

まずドアホンが鳴ったら愛犬にハウスに移動してもらい、「これで遊んでてね」と大好きなおもちゃやおやつを渡します。

ハウスのトレーニングが問題なくできている子であれば多くの場合解決することができるはずです。

ハウストレーニングがまだ微妙な方、未実施の方はこちらの記事をご確認ください。

 

まとめ

ドアホンに対して吠えてしまうのは、身の危険を感じている可能性が高いです。

怖い!どうしよう!という気持ちの表れなので、頭ごなしに叱るのではなく愛犬の気持ちに寄り添った上で解決策を見つけるようにしてください。

 

その他色々な愛犬が吠えるシチュエーションの解説は以下の記事でしています。ご興味があればぜひご覧ください。

 

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