ロットワイラーの寿命やかかりやすい症状・病気4選まとめ!

ロットワイラーは、ローマ帝国時代から存在が確認されているほど長い歴史を持つ犬種です。

コワモテな顔をしているので病気に強そう!なんて思うかもしれませんが、命に関わる病気も多いのでしっかり対策することが大切です。

この記事では、ロットワイラーの寿命やかかりやすい症状・病気4選についてまとめました。

 

ロットワイラーの寿命は?


ロットワイラーの寿命はおよそ9で、大型犬としては平均的です。

早期発見・治療が欠かせない、命に関わる病気も多いので、違和感を感じたら自己判断をせず動物病院で診察してもらってくださいね。

 

ロットワイラーが気をつけたい症状・病気1:前十字靭帯損傷


前十字靭帯損傷は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつなぐ、前十字靭帯が切れてしまう病気です。

「靭帯が弱くなる」「肥満で膝に負担がかかる」といった原因で発症し、急性断裂の場合は「後足を上げたまま歩く」、慢性断裂の場合は「足を引きずる」といった症状がみられます。

軽症であれば抗炎症薬の投与で治療しますが、靭帯が切れてしまっている場合は再建手術が行わなければなりません。

 

ロットワイラーが気をつけたい症状・病気2:股関節形成不全


命に関わることはないですが、大型犬が発症しやすい病気です。

「肥満」や「遺伝」のほか「生後60日までの過度な体重増加」が原因で発症し、「足を引きずって歩く」といった症状がみられます。

治療は「内科的治療」と「外科的治療」の2種類で、軽症の場合は鎮痛剤や運動制限で様子を見ます。重症であれば、「骨盤3点骨切り術」「大腿骨頭切除術」といった外科手術が行われます。

 

ロットワイラーが気をつけたい症状・病気3:骨肉腫


骨肉腫は骨髄や骨膜がガン化して、重篤な症状を引き起こす病気です。進行が早く、発症例の8割以上が悪性であるといわれています。

発症の原因は分かっておらず、足に硬いコブのようなものができて腫れあがります。

軽症の場合は手術できますが、重篤になると足を切除しなければなりません。

 

ロットワイラーが気をつけたい症状・病気4:胃捻転


胃捻転は膨らんだ胃がねじれて捻転を起こす、早期治療が大切な病気です。

「食事の種類や回数」「食後すぐの運動」などが原因で発症し、「腹部膨満」「吐き気」「虚脱感」などの症状がみられます。

輸液と薬物治療を行った後に胃にチューブを入れて胃内部のガスを抜いたり、外科手術によってねじれた胃を元に戻すなどの処置が主な治療法です。

 

まとめ


「いつもと違う」愛犬の様子に気づくためには、普段からたくさんコミュニケーションをとることが大切です。

最悪の結果になってしまう病気も多いので、この記事で紹介した内容を参考に早め早めの対策を心がけてみてくださいね。

 

↓ロットワイラーのまとめ記事を読む↓