キンカローの性格や値段は?体重や被毛、寿命や病気、歴史は?

キンカロー(別名マンチカール)は一風変わった名前の猫ですが、とても愛らしく原産国アメリカでは特に人気がある猫種です。新しい猫種で日本でも認知度は上がってきていますが、飼育数はまだまだ少ない現状です。

この記事ではキンカローの性格や値段、体重や被毛の特徴、寿命や病気、飼い方や歴史についてまとめました。

 

キンカローの体重や被毛の特徴は?

体型 セミコビータイプ
体重 3~6kg
被毛タイプ 短毛種・長毛種
被毛カラー オレンジ、ブラック、クリーム、グレイ、タビーなど

キンカローは体重3~6kg程で、アメリカンカールから受け継いだ「カールした耳」とマンチカンから受け継いだ「短い手足」が特徴的な猫です。

見た目の特徴

キンカローは丸みを帯びたセミコビータイプのがっしりした体型で、特徴的な短い手足にカールした耳をしています。耳のカールは生後約2週間ごろから徐々に現れてきますよ。体長は短い傾向にあり、体長より尻尾の方が長いキンカローもいるといるようです。足が短いですが運動神経は抜群で、走るスピードが早いです。

被毛の特徴

被毛はシルキーでさわり心地がよく、短毛種と長毛種のどちらも存在しています。被毛カラーはオレンジ、ブラック、クリーム、グレイ、タビーなどがありますよ。

 

キンカローの性格は?

キンカローの性格

  • 賢く人懐っこい
  • 社会性があり人見知りしない
  • スキンシップを喜ぶ

賢く人懐っこい

キンカローは犬のように賢く、人懐っこい性格をしています。そのため、投げたものを取って飼い主さんの元へ持っていくといった芸を覚える子も多いですよ。

社会性があり人見知りしない

さらにキンカローには社交性も十分そなわっているので、こどもや他の動物に敵対心を抱くことや人見知りをすることがほとんどありません。初めて会う人や動物にも好奇心を持って自ら接しに行きます。

スキンシップを喜ぶ

キンカローを飼育するにあたって、スキンシップはとても大切な要素です。飼い主さんとのスキンシップに喜びを感じるので、たくさん遊んであげてくださいね。ストレスを感じやすい性格でもあるので、十分な運動と愛情を注いであげましょう。

 

キンカローの寿命は?気をつけたい病気は?

素材

寿命

平均寿命

  • 10~13年

キンカローの寿命は10~13年程ですが、最近誕生したばかりの猫種なので統計的な信ぴょう性にはまだまだ欠けているといえます。室内猫の場合、平均寿命は12~18年程と言われていますので、短命な傾向にあります。

長生きの秘訣は運動量を充分に確保できる環境を整え、肥満などの生活習慣病にならないように気をつけてあげることです。高タンパク・低カロリーのエサを与え、細身で筋肉質な体型を保てるようにしてあげましょう。

病気

気を付けたい病気

  • 皮膚病
  • 関節疾患

キンカローが気を付けたい病気は、「皮膚病」「関節疾患」などです。親からの遺伝性疾患については不明です。

皮膚病

病気も同じくデータが少ない現状ですが、「皮膚病」には注意が必要です。アゴの下に分泌物が溜まり、細菌感染にかかりやすいといわれています。初期であればオキシドールを染み込ませたコットンで消毒することでよくなりますが、進行してしまうと抗生物質の投与が必要です。

関節疾患

キンカローは手足が短いために、腰や足に体重の負担をかけやすいと言えます。肥満になるとさらに負荷がかかるので、気を付けなければなりません。食事管理や運動のサポートを徹底し、健康管理をしっかりしてあげてください。

これらの病気以外にも、「下部尿路疾患」「眼疾患」「毛球症」などにも気を付けたいですね。

 

キンカローの飼い方は?

運動できる環境

手足が短いキンカローですが、活動量の多い猫種でもあります。遊ぶことが大好きなので、運動を兼ねておもちゃなどでたくさん遊んであげましょう。上下に運動ができるよう、キャットタワーを設置してあげてもいいですね。

定期的な被毛ケア

抜け毛が少ない毛質ですが、皮膚病予防のためにも定期的な被毛ケアは必要です。ブラッシングやコーミングは短毛であれば週に1回、長毛であれば週に2回~3回を目安に取り入れてくださいね。アゴ下は分泌物が溜まることで細菌に感染しやすくなりますので、顔周りは重点的にケア行いましょう。

肥満に気を付ける

成長期には、健康な体づくりのためにも高タンパク質なフードを与えるようにしましょう。不足すると免疫力が低下し、病気や感染症にかかりやすくなりますよ。キンカローは肥満になりやすい傾向がある猫種です。成猫以降は、肥満に気を付けて食事量をコントロールしてくださいね。

 

キンカローにおすすめのキャットフードは?

キャットフードをメインで与えたい場合は、「総合栄養食」と表示されているキャットフードを選びましょう。これは水と一緒に与えるだけで、健康が維持できるキャットフードのことです。選ぶ際は原材料を必ず確認しましょう。

手作り食をメインで与えたい場合は、「一般食」と表示されているキャットフードがおすすめです。いわば「おかず」のようなものであり、トッピングとして利用することで手軽に栄養を追加することができます。

食事量

キャットフードの裏面に記載されている量をあげるようにします。ただ、体重との換算表は、愛猫が「理想体型」であることを前提としているので、太っている子や痩せている子は量の調整が必要となります。

ジャガー


キンカローには、「ジャガー」がおすすめです。

ジャガーは穀物を使用していないグレインフリーなので、炭水化物の過剰な摂取を避けることができ皮膚や被毛を健康に保つことができます。脂肪に豊富に含有されている不飽和脂肪酸も皮膚や被毛の健康維持をサポートしてくれます。

原材料は、新鮮な鶏肉と鴨肉をはじめとした動物性タンパク質が80%を占めているので、運動が大好きなキンカローの体型維持にも最適ですよ。

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アーテミス『オソピュア』

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「アーテミス『オソピュア』」は、良質な動物性タンパク質が摂取でき、ビタミンB1・カルシウム・カリウムなど猫に必要なビタミンやミネラルを多く含む「ガルバンゾー豆(ひよこ豆)」も使用されているためおすすめのキャットフードです

また猫の身体にやさしいグレインフリー(穀物不使用)かつ無添加です。


キンカローにおすすめな最高級キャットフードは下記の記事から確認できます。

 

キンカローの販売価格は?迎え入れ方法は?

販売価格

価格

  • 10~30万円

キンカローの値段は10~30万円ほどです。血統のチャンピオンの血を受け継いでいる場合には50万円近くまで価格があがることもあります。

迎え入れ方法は?

キンカローの迎え入れるためには、「ペットショップ」「ブリーダー」「里親」などのがあります。
「ペットショップ」はお店によっては出会うことができない場合もありますので、事前に確認してみて下さい。最近誕生した猫種だけに、キンカローではない猫を偽って販売する悪質な業者も0とはいえません。しっかり見極めて利用してくださいね。

 

キンカローの歴史は?

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キンカローはアメリカで誕生した猫で、アメリカンカールとマンチカンを交配しています。アメリカンカールのカールした耳と、マンチカンの短い手足を受け継ぎました。

キンカローという少し変わった名前の由来は、毛が縮れていることを表している「kinky」と、短い足を表している「low legs」の2文字を足し合わせて名づけられました。
出典:早田由貴子監修「まるごとわかる猫種大図鑑」

 

将来有名になるかもしれないキンカロー

いかがでしたでしょうか?
日本での知名度はまだまだ高くないキンカロー。どんな遺伝性疾患があるか予測できていない現状ですが、将来日本でも主流になる猫種かもしれませんよね。

マンチカンのような手足の短い猫が好きな方や、たくさん猫にかまいたい方にはオススメの猫です。もし飼育することになったら、その魅力を周りの人に伝えてあげてくださいね。

キンカローは太りやすい傾向にありますので、肥満には気を付けて下さいね。

キンカロー以外の猫に種類や人気が気になる!という方は、下記の記事を参考にしてください。

キンカローの元となった「マンチカン」や「アメリカンカール」について知りたい方は下記の記事をごらんください。