ビーグルは、もともと野ウサギの狩りで活躍していた犬種です。
最近では嗅覚を活かして、ワーキングドッグとしても活躍の場を広げていますよ。
この記事ではビーグルの性格、体重や被毛の特徴、寿命や病気、飼い方、しつけや歴史についてまとめました。
ビーグルの基本情報

歴史
ビーグルの起源は、15世紀頃のイギリスにおいてウサギ狩りに従事していたハウンド種だと考えられています。
1800年代中頃にパーソン・ハニーウッドがウサギ狩りに使用されていたノースカントリー・ビーグルを改良したことで現代のビーグルの基礎ができあがりました。
イギリスの小説「カンタベリー物語」では、著者チョーサーによりビーグルとされる犬が記述されていますが、物語の中では「小さなハウンド犬」と書かれています。ビーグルという名前になったのは16世紀頃のこととされていますよ。
外見の特徴
ビーグルは体重9~11kg、体高33~41cmで、引き締まった体型をしています。ハウンド種としては最も小柄ですよ。
「丸くて大きな目」「真っすぐ伸びた鼻筋」「先端が角ばった口吻」「長く垂れた耳」「上方にピンと立ち上がりわずかにカーブしているしっぽ」が特徴的です。
被毛や毛色
ビーグルの被毛は、艶のあるオーバーコートと短くてフワフワしたアンダーコートからなるダブルコートが特徴。
主な被毛カラーは「トライカラー」「レッド&ホワイト」「レモンカラー」です。
ビーグルの種類や毛色の違いについては、こちらの記事をチェックしてみてください。
ビーグルの性格
ビーグルの性格は、「やんちゃで活発」「甘えん坊」「社交的」などです。攻撃性も低く穏やかなので、他の犬や知らない子供にも愛想よく振る舞うことができます。
中には寂しがり屋で一人でいることが苦手な子もいるため、長時間の留守番には向かないかもしれません。もし長時間留守番してもらったときは、たくさん構ってあげましょう。
ビーグルにおすすめのドッグフード

ビーグルには「モグワン」がおすすめです。
モグワンは栄養価の高いチキン&サーモンを主原材料に、サツマイモやリンゴなどの野菜や果物をバランス良く配合しています。
一粒一粒に栄養素がギュッと詰まっているので、少しの量でも十分な栄養を摂取することができますよ。
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ビーグルの散歩
ビーグルの散歩は、1日2回それぞれ30分を目安にするといいですよ。
猟犬として活躍していた犬種なので、週末などお休みの日にはドッグランで思いっきり走らせてあげるのがおすすめ。丈夫な体とタフなスタミナを持ち合わせています。そんな元気さに飼い主さんからは「想像していた以上に元気」という意見がでることも。
ビーグルのしつけ
やんちゃでイタズラ好きな反面、寂しがり屋で甘えん坊な面も持っているので、叱るしつけよりは褒めるしつけが適しています。
また、やんちゃして家具を壊してしまうことがある犬種です。しつけが済むまでは、飼い主さんが見てられないとき(留守をするときなど)はケージやサークルに入れたり対策してください。誤飲を防ぐためにも、ケージやサークルは有効です。電化製品のコードには噛むのを防止する塗布剤を使うのもおすすめ。
リーダーは飼い主であることを理解させ、時には毅然とした態度で接することも大切ですよ。
ビーグルのお手入れ

ニオイ対策
ビーグルはニオイのキツイ犬種と言われることも多いですが、これは皮脂の量が多いからです。
栄養バランスのとれた食事、小まめなシャンプーを心がけることでニオイは軽減できますよ。
抜け毛対策
短毛種ですがダブルコートの犬種なので、小まめなケアが欠かせません。
毎日のブラッシングのほか、2~3週間に1回を目安にシャンプーしてあげてください。
その他お手入れ
その他、心がけたいお手入れとしては、「爪切り」「歯磨き」「耳掃除」などがあります。
それぞれの詳しいやり方は関連記事をご確認ください
ビーグルの飼育環境とコツ

ビーグルとの生活をより快適なものにするために、「ケージ」「トイレ用品」「食器類」「首輪やリード」「ケア用品」をまず揃えるようにします。
ビーグルの飼育のコツ
ビーグルに快適に過ごしてもらうためには室内環境の整備はもちろん、ライフステージごとや季節ごとに気をつけなければならないことがあります。
飼育のコツについては、関連記事をご確認ください。
ビーグルの寿命・病気

ビーグルの寿命はおよそ15年で、小型犬としては長生きしやすい犬種といえます。
気をつけたい病気としては、「椎間板ヘルニア」「クッシング症候群」「膝蓋骨脱臼」「涙やけ」などがあります。
ビーグルの気をつけたい病気については関連記事をご確認ください
涙やけについてはこちらの関連記事をご確認ください
ビーグルの迎え入れ

迎え入れ費用
ビーグルの迎え入れにかかる費用は、10万円前後です。
ただ被毛カラーによって差があり、人気の「レモン&ホワイト」は25万円を超える値がつくこともありますよ。
迎え入れ先
ビーグルの迎え入れ先は、「ペットショップ」「ブリーダー」「里親」の3つです。
それぞれにメリット・注意点があるので、自分にあった最適な方法で迎え入れるといいですよ。
この記事では、ビーグルの飼い方について紹介しました。すでに飼育している、これから飼育を考えている皆様のお役に立てる情報があれば幸いです。
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