ボストンテリアのしつけや多頭飼いで気をつけることは?

「タキシードを着た紳士」と比喩されるボストンテリア。

飼育の際、何に気をつけたら良いのでしょうか。特に「しつけ」や「多頭飼い」に関して注意するべきことは知っておきたいですよね。

この記事ではボストンテリアの飼い方について、しつけと多頭飼いについてまとめました。

ボストンテリアの基本情報

ボストンテリアの画像
ボストンテリアはホワイトが入っているスムースコートが特徴的で、筋肉質でありながらスリムなルックスをしています。

顔立ちはブルドッグの系統ですが、その体格にはテリア種の影響が大きく出ています。

ボストンテリアの祖先は闘犬として活躍していましたが、ペットとして飼育されている小型犬と交配していく過程で闘犬の血は薄れています。

大きさはどれくらい?

ボストンテリアの大きさは3つの区分に分けられており、体重は小:6.8kg未満、中:6.8~9kg未満、大:9~11.35kgとなっています。

性格

ボストンテリアは人懐っこく温厚、活発で運動するのが大好きです。知らない人や犬には素っ気ない態度をとることがありますが、飼い主さんとその家族にはべたべた。

活発なゆえ、「いくら遊んでも足りないみたい」と飼い主さんを困らせてしまうこともあるでしょう。

運動量は?

猟犬として活躍していることもあって、体力も持久力もあります。少なくとも1日2回30分ずつの散歩、休日はドッグランやレジャーに連れていくのがおすすめです。

運動不足はストレスを溜め、問題行動の原因になります。必要な運動量を毎日こなし、お互いが快適に過ごせる工夫をしてください。

ボストンテリアの飼い方、しつけは?

ボストンテリア

しつけのポイント

  • 褒める
  • 叱るタイミングに気をつける
  • 無駄吠えをさせない

ボストンテリアは賢くて学習能力も高いので、しつけで飼い主を困らせることも少ないです。

しつける時は「褒める」「叱るタイミングに気をつける」「無駄吠えをさせない」ことが重要なポイントですよ。

褒める

むやみやたらに叱るのではなく、褒めることを心がけるようにします。

焦らずにゆっくりと、できるようになるまでじっくり繰り返すことで問題なく学習してくれますよ。

叱るタイミングに気をつける

叱る場合は、現行犯で注意するようにします。犬は30分以上前のことを叱っても理解できないからです。

また、名前を呼びながら叱ると名前を呼ばれることに対して恐怖を覚えてしまうことにもなりかねません。

「ダメ」など短い言葉で端的に叱るのがおすすめです。

無駄吠えをさせない

必ずしつけておきたいのが、「無駄吠え」。マンションや住宅街で暮らしていると近所迷惑にもなりかねません。

無駄吠えをしつける際は端的に叱るか、空き缶などの激しい音がなるものを床などに落として驚かせる方法がおすすめですよ。

約束を守れた後は、しっかりと褒めてあげることも忘れないでくださいね。

ボストンテリアは室内飼育がおすすめ

ボストンテリア

ボストンテリアは「短頭種で暑さに弱い」「飼い主家族と増え会う時間が少ないとストレスを溜め込んでしまう」などの理由から、室内飼いが理想的です。

夏場は空調や暑さ対策グッズを上手に活用してみてくださいね。

ボストンテリアと快適に暮らすコツ

熱中症対策必須!

ボストンテリアは鼻が短いため、体温調整が上手くできません。どちらかといえば興奮しやすい犬種でもあるため、熱中症対策のために冷房が必須です。

いつでも水が飲めるように、ボウルや自動給水器を複数設置しましょう。

事故を防ぐ環境づくり

飼い主さんが留守のときに入ってほしくない場所に入ったり、配線を噛んだり、思わぬ事故が起きるかもしれません。

普段からサークルやクレートで過ごせるようなしつけ、コード類には噛むのを防止するカバーや塗布剤などを活用してください。

また、滑りやすいフローリングはケガ・足腰への負担の原因になります。ラグやジョイントマットなどを敷いて、走り回っても滑って転倒しないような工夫をしましょう。

ボストンテリアの寿命とかかりやすい病気は?

ボストンテリアの画像
ボストンテリアの平均寿命は12~14歳。あくまで平均寿命で、14歳を超えて長生きする子もいます。

かかりやすい病気は?

膝蓋骨脱臼

膝にあるお皿のような形状をしている膝蓋骨が脱臼してしまう病気です。外傷性のものもありますが、遺伝性で発症する可能性が高いとされています。

脱臼の度合いが軽い場合は歩きながら脱臼が戻ることがあり気付きにくいですが、進行すると歩き方に異常がみられます。

遺伝性の場合は予防するのは困難ですが、少しでも負担を減らせるよう体重管理と足腰に負担をかけない生活環境を整えてあげましょう。

皮膚炎

ボストンテリアは、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎など、皮膚トラブルが起こりやすい犬種です。

顔にあるシワ部分に特に汚れや脂が溜まりやすく、シワをめくらないと確認できないので汚れていても見落としてしまうことがあります。

皮膚炎を予防するためにも、毎日顔のシワを含め汚れていないか確認してください。

“テリア”だということを理解すれば飼いやすい犬

ボストンテリア

ボストンテリアはしつけの覚えが早く、従順な性格です。テリアだということを理解して、性格や必要な運動量を把握すれば飼いやすい犬種だといえます。

賢いので皮膚や被毛のお手入れ、シャンプーなどしやすいともいえますね。

初心者の方がボストンテリアと暮らすにはハードルが高いように感じ、しつけが上手くいかなかったり豊富な運動量についていけなかったり…なんてことが考えられます。

どうしてもボストンテリアと暮らしたい!という方は、ペットショップよりも専門的な知識・経験のあるブリーダーさんに相談するのが良いでしょう。