かわいい子犬との暮らしのスタート。子犬と始まる新生活にワクワクする気持ちの一方で、しつけがしっかりできるか不安を感じる方もいらっしゃると思います。
犬と一緒に、気持ちよく暮らすには、やはりある程度人間社会のルールを犬にわかってもらう必要がありますよね。
でも、子犬をしつける、子犬にルールを教える、といっても何から始めればいいのやら…と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、犬との幸せな生活のために、はじめに教えてあげたい3つのことをまとめました。
この記事でまとめたこと
子犬のしつけ1. 甘噛み対策~子犬の甘噛みは自然な行動~

子犬にとって、甘噛みは自然な行動。赤ちゃんがいろいろなものをつかもうとするのと同じです。また、かじることは子犬にとっては楽しい遊びの一つでもあります。
とはいえ、なんでもかんでもガブリ…では困ってしまいますよね。また、甘噛みして遊んでいるうちに興奮してしまって力加減がわからなくなり、そのうち「本気噛み」になってしまうことも…。
一緒に暮らす家族が困ってしまうような甘噛みには、子犬の気持ちを大切にしながら対処したいですね。
甘噛みへの対処方法
甘噛みは遊びの延長や甘えたい気持ちの表現であるほか、子犬の「やめて!」というサインであることも。また、歯の生え替りの時期がくれば、違和感から甘噛みを繰り返すこともあります。
甘噛みをやめさせようとする前に、甘噛みの理由を考えます。子犬がどんな時に甘噛みをするのか、よく観察してみてください。
遊びたい気持ちや甘えからくる甘噛みであれば、噛んで遊べるおもちゃを使って一緒に遊び、子犬の「遊びたい!かじりたい!」という気持ちをしっかり満たしてあげます。
それだけでも困った甘噛みはずいぶん減るはずですよ。人の手やスリッパなどのおもちゃ以外のものは、「かじってはいけないもの」。これらをかじって遊ばせてはいけません。
また、子犬が顔を触られたときなど、子犬が「やめて!」という気持ちで甘噛みするようならば、子犬が苦手な行為はしないようにしてくださいね。
噛んではいけないものを甘噛みしていても叱らないで
はじめにお話したように、甘噛みは子犬にとって自然な行動です。子犬は甘えたい気持ちから甘噛みをしていることもありますので、決して甘噛みしてきた子犬を叱らないでください。
子犬の甘えたい気持ち、遊びたい気持ちを満たしてあげても人の手に甘噛みしてしまうようならば、冷静に「痛い」といってさりげなく甘噛みしている手を隠してしまうだけでいいのです。
子犬が甘噛みをやめたら、優しく褒め、かじって遊べるおもちゃを与えて一緒に遊んであげてくださいね。
子犬のしつけ2. トイレトレーニング~失敗しても絶対に怒らない~

トイレのしつけを教える上で大事なことは、失敗しても絶対に怒らないこと、そして成功したら褒めること。少しずつ成功率をあげていけると良いですね。
トイレのしつけのコツ
サークル内にペットシーツを敷いたトイレを用意し、子犬をトイレに連れて行ってあげましょう。子犬の排泄リズムをつかむために、1週間ほど生活リズムを記録するのもおすすめです。
食後や起きたあとなど、トイレのタイミングがつかめてきたら、タイミングよくトイレに連れて行ってあげてください。
そして子犬がトイレに成功したら、子犬をたくさん褒めてあげてくださいね。ご褒美に大好きな食べ物をほんの少し与えてもいいでしょう。
犬がトイレを失敗すると、どうしても感情的に怒りたくなりますが、怒ってしまうとトイレをするのは悪いことだと誤って学習してしまいます。
また、「ダメ!」などと声を出して怒ったり、抱き上げながら片付けたりすると、子犬は飼い主さんがかまってくれたと勘違いしてしまうこともあります。トイレのしつけを進めていく上で、失敗はつきものです。
トイレを失敗してしまった時は、何ごともなかったように、子犬とは目を合わさず静かに掃除してください。
子犬のしつけ3. 困った「吠え」への対策 ~「無駄吠え」っていわれたりするけれど~

犬と人がともに暮らす中で、どうしても問題となりがちな愛犬の吠える声。時には「無駄吠え」などと言われてしまうこともありますが、愛犬にとって「吠えること」は決して無駄なことではありません。
吠えるのには、愛犬なりの理由があるはずなのです。愛犬の気持ちをくみ取って対処していくことがとても大切です。
決して叱ることはしないでくださいね。愛犬の吠える声に困ってしまう前に、また、「無駄吠え」と言われてしまう前に、対策をしておきたいですね。
「無駄吠え」と言われてしまう前に…
運動や遊びが足りない状態だと、犬は吠えてしまいがち。愛犬の吠えへの対策は、犬の気持ちが満たされて十分なストレス発散ができていることが大前提です。
「無駄吠え」などと言われてしまう前に、しっかりと生活環境を整えておきます。それでも、インターホンや物音がしたとき、また、要求があるときなど、何かをきっかけに吠えてしまうことがあるかもしれません。
「怖いから?」「寂しいから?」「見知らぬ人を追い返すため?」など、吠える気持ちを推測して、犬に吠えなくていい、ということを少しずつ教えていきましょう。
犬が吠える前のサインに注目!
犬は吠える前に必ずサインを出しているはずです。愛犬の様子をよく観察してみてください。
警戒したようにじっとして音のしたほうを見つめていたり、飼い主さんを見つめたりといった、愛犬なりのサインを見つけたら、そのタイミングを逃さないでくださいね。
吠えようとしている犬の気持ちを推測し、犬の名前を呼んであげるなどして落ち着かせてあげましょう。飼い主さんが先回りして愛犬が吠えなくて済むようにしてあげることがポイントです。
番外編:子犬のしつけに「マズルコントロール」って必要?

犬のしつけを考える人なら一度は耳にしたことがあるかもしれない「マズルコントロール」。実はこれはとっても難しいテクニックです。
もとは母犬が子犬を叱るときに行う、「マズル(犬の鼻先から口元の部分)を掴む」という行動を人が真似して始めたもの。「母犬が叱るのと同じ方法で叱る」という考え方です。
ただ、その力加減やタイミングは母犬ならでは。なかなか人間が母犬のように上手に叱ることは難しいものなのです。
子犬にとって、触られてうれしい場所ではないマズルですので、飼い主さんと子犬との信頼関係がしっかりしていない状態でこれを行ってしまっては、ただ子犬が嫌な思いをするだけ。
これから信頼関係を構築していきたい子犬を叱るためにマズルを掴むことはあまりオススメできないのです。
「子犬が嫌がることをして叱ることで、してほしくない行動をやめさせるしつけ」ではなくて、「子犬をしっかり褒めることで、良い行動を増やしていくしつけ」をしていきたいですね。
しつけを総合サポート、無理せず学べる「こいぬすてっぷ」

子犬を飼いだしたけど、どうしつけをしていいかわからないという不安や悩みってありますよね。
そんな不安解消をサポートし、しつけのハードルを下げてくれる画期的なサービスが「こいぬすてっぷ」です。
こいぬすてっぷオリジナルの「子犬成長カレンダー」に合わせ、無理のないペースで1歳までに必要なしつけをすべてカバーしたプログラムを子犬の月齢に合わせて届けてくれるサービスで、獣医行動診療科認定医である荒田獣医師が監修を努めており、専門家がオススメするしつけをご自宅で実践することができます。
こいぬすてっぷでは、今回紹介した3つのしつけがより詳しく解説されています。
子犬の時期は、飼い主さんと愛犬の信頼関係の基礎を作り、これから生涯にわたって幸せに暮らしていくためにとても大事な時期です。
愛犬と仲良く、そしてお互いに心地よく暮らすためのしつけの方法が気になった方はぜひ、申し込みしてみてくださいね。
子犬の時期を過ぎてしまったけれども、愛犬とのコミュニケーション方法を見直したい、トイレのしつけを復習したい、甘噛みや愛犬の吠える声に悩んでいる、という方も受け付けているとのことなので、利用してみてください。
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