柴犬の子犬迎え入れ!かかる費用は?ブリーダー・里親の注意点、展覧会とは?

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柴犬のブリーダーは日本に数多くいます。柴犬はペットショップでもよくみかける有名な犬種ですよね。

この記事では、柴犬の価格相場とブリーダーやペットショップ、里親制度のそれぞれで探す場合のポイントをまとめました。
 

柴犬の迎え入れ費用の相場は?

柴犬 (2)

柴犬の迎え入れにかかる費用

5~20万円

柴犬の迎え入れにかかる費用は、5~20万円です。

季節の受胎率によって迎え入れ費用が影響を受けやすい犬種なので、11~2月頃に安くなり3~5月頃に高くなる傾向があります。

 

生涯かかる費用

柴犬の飼育にかかる生涯費用は、「初期費用」+「年間費用」✕「平均寿命」で計算することができます。

上記の計算式で求めると、およそ312万円になりますよ。

 

柴犬の迎え入れ費用は被毛カラーによる?

柴犬

5~20万円
10~18万円
胡麻 10~18万円
16万円

柴犬の迎え入れ費用は、被毛カラーによって異なります。

迎え入れ先によっても違いはありますが、大まかな費用は上記の通りですよ。

黒や胡麻は赤に比べると数が少ないため、少し高めの価格に設定されています。白は計画的に作出するのが難しいので値段が高いです。

 

ブリーダーから柴犬を迎え入れるポイントは?

柴犬

信頼に足るブリーダーであるかをきちんと判断することが大切です。

中には優良なブリーダーを装って、販売目的で大量に子犬を捌いている販売業者(パピーミル)もいるからです。

「飼育環境」や「親兄弟」のことをきちんと話してくれる、些細な質問にも誠意に答えてくれるブリーダーから迎え入れるようにしてくださいね。

 

ブリーダーから迎え入れた後に気をつけることは?

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ポイント

予防接種

しつけ

おうちに迎え入れたばかりの子犬は、慣れない環境のために神経質になっています。

自分のおうちに慣れてもらうために、迎えてから3日間は必要以上にかまわずそっとしてあげてください。

 

予防接種

子犬は、生まれた年に3回の予防接種(混合ワクチン)を受けます。

1回目は「生後45~60日」、2回目は「1回目の接種から3週間~1ヶ月後」、3回目は「2回目の接種から3週間~1ヶ月後」が目安です。

子犬の時期に3回の接種が終わったら、次の年からは年に1回の追加接種を行います。混合ワクチンは法的義務はありませんが、狂犬病の予防接種は年1回の接種が義務付けられています。

 

しつけ

子犬がおうちに慣れてきたら、しつけを始めても良い時期です。

まずはそっとスキンシップをとりながら、体に触れられることに慣れてもらいます。

そのあとに「トイレの訓練」「お留守番の訓練」など、飼い主さんの生活に合わせられるようなしつけを行なうといいですよ。上手にできたら、ご褒美をあげて思いっきりほめてあげてくださいね。

 

柴犬の里親になる際のポイント

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基本的に無料で迎え入れることができますが、医療費などは別途かかります。

また、里親で柴犬を受け入れる場合は成犬であることが多いため、懐くまでに時間がかかるかもしれません。

里親になる前の試験期間を活用して、受け入れようと考えている犬との相性や健康状態を確認することをおすすめします。

 

日本犬保存会の「展覧会」ってなに?

柴犬

場所 支部が置かれている各都道府県
時期 春季展 3月上旬〜5月上旬
秋季展 9月中旬〜11月中旬
全国展 11月中旬頃

「展覧会」とは、柴犬や秋田犬、四国犬など、国の天然記念物に指定された日本犬を育て、保存するため、公益社団法人「日本犬保存会」が開催しているコンクールです。

より良い日本犬種を育てて広めるために、ブリーダーなどたくさんの人たちが日々努力をして展覧会に発表しています。柴犬を飼いたいと考えている方は一度足を運んでみるのもおすすめです。見学は無料ですよ。

 

ペットショップから柴犬を迎え入れる時のポイント

柴犬 子犬

ペットショップから柴犬の子犬を迎え入れる時は、「性格」と「外見」をしっかりチェックするようにします。

 

性格

性格面で重視するポイントは飼い主さんが愛犬に求めるものによります。

元気な子を迎え入れたい初心者の方は、手を差し出したら喜んで近寄ってくるような性格の子がおすすめです。

 

外見

毛並みがイマイチの場合は栄養状態が悪いのかもしれませんし、立ち姿に違和感を感じるときは関節に疾患を抱えているかもしれません。

「肉球」「毛の生え方」「立ち姿と重さ」「皮膚」「肛門」「歯と歯茎」などは健康状態を大きく反映すので、必ずチェックするようにしてください。

 

パートナー探しが大切!柴犬展覧会にも足を運んでみよう!

柴犬

迎え入れにかかる費用も大事な要素ですが、やはりパートナーとして信頼できるブリーダー、ペットショップ、里親を探すことが大切です。

時間はかかりますが、気になるブリーダーさん見て回ったり展覧会に足を運んだり、実際に自分の目で柴犬を見て選ぶといいですよ。

ぜひ素敵な人生の伴侶をみつけて、愛犬との暮らしをより豊かなものにしてあげてくださいね。

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