パピヨンの飼い方まとめ!性格、しつけ、散歩、選ぶポイントは?

耳の飾り毛がとても優雅なパピヨン。マリーアントワネットに寵愛されていた犬種としても有名ですね。

そんなパピヨンですが、どんな犬種かご存じでしょうか?

この記事では、パピヨンの性格や特徴、子犬の迎え入れ費用や方法、しつけや寿命についてまとめました。

これから飼育していく、または気になっていたという方は、ぜひ参考に最後まで読んでみてくださいね!

 

パピヨンの基本情報

まずはパピヨンの基本的な情報をお伝えします!

性格

パピヨンの性格

  • 活発で陽気
  • 聡明
  • 愛情深く友好的

パピヨンの性格は「活発で陽気」「聡明」「愛情深く友好的」などです。

活発で陽気

パピヨンはエネルギッシュで活発な性格をしています。遊ぶことや動くことが大好きなので、運動や散歩をたくさん取り入れてあげましょう。外では社交的な部分もあるため、初めて会った人や犬にも積極的に関わろうとします。陽気な部分もあり、家族以外の人や動物とも仲良くすることができます。

聡明

パピヨンはとても賢いため、しつけやトレーニングはそこまで難しくありません。飼い主さんのいう事にしっかり耳を傾け、すぐに覚えてくれるでしょう。ただ、頭が良いことは必ずしも良いことだけを覚えるとは限りません。悪いことをやめさせるために、おやつなどで誤魔化してしまうと、同じことを繰り返すようになることも。メリハリをつけて、しっかりしつけをすることが大切になります。

愛情深く社交的

パピヨンは、家族に対して愛情深い性格をしています。家族との絆を大切にし、一緒にいることを望みます。人懐っこさも持ち合わせているのので、小さな子供のいる家庭でも良い家族となりますよ。

外見の特徴

蝶に似た耳の飾り毛が特徴的で、「胸」「足」「しっぽ」にも飾り毛があります。

毛色は大きく分けて2種類

パピヨンの毛色には、2種類のパターンがあります。3色の色が合わさった「トライカラー」と、2色が合わさった「パーティーカラー」です。

パピヨンは毛色のベースが「白」であれば、全てがパピヨンとして認められる犬種になります。そのため、今後も様々なカラーバリエーションを持つ犬として容認される可能性があります。

主に「レッド(茶)&ホワイト」「ホワイト&ブラック」「トライカラー(白、茶、黒)」が多く見られます。

大きさや体重

パピヨンの基本的な体高は20~28cmです。オスとメスではほとんど差がありません。

体重はだいたい3.6~4.5kg。オスとメスでは少しの差があります。

歴史

パピヨンの起源は1500年頃で、祖先はスペイン原産のスパニッシュ・ドワーフ・スパニエルと、北方のスピッツ系の犬種であると考えられています。

16世紀にはすでに、当時の肖像画にこの犬種が描かれており、当時からヨーロッパの貴族階級の貴婦人に人気があったことがわかりますね。

当時は「パピヨン」という名前ではなく、スカーレル・ドッグ、スカーレル・スパニエルなどと呼ばれていたそうですよ。

 

パピヨンのしつけについて

可愛らしい姿についつい甘やかしてしまうかもしれませんが、基本的な事はしっかりしつけることが大切です。

パピヨンは賢い犬なので、しつけはそれほど苦にならずにできると言われています。とはいえ頭の良い分、悪いことを覚えてしまう可能性もあります。

例えば、わがままを通そうと「吠える」という行動に出た場合。飼い主さんが吠える行為を止めさせようと、おやつや好物を与えてしまうと「吠えると美味しいものがもらえる」と覚えてしまい、同じことを繰り返すようになります。

そうならないためにも、飼い主さんがリーダーであることを理解させ、毅然とした態度でメリハリをつけた「しつけ」をしていきましょう。

詳しい「しつけ」の内容については、下記の記事を参考にしてみて下さいね。

 

パピヨンの寿命・病気について

寿命

平均寿命

  • 12~15歳

パピヨンの寿命はおよそ12~15歳くらいであり、小型犬としては平均的です。

病気

気を付けたい病気

  • 膝蓋骨脱臼
  • 水頭症
  • 白内障

気を付けたい病気は「膝蓋骨脱臼」「水頭症」「白内障」などです。

膝蓋骨脱臼

「膝蓋骨脱臼」とは、膝のお皿が正常な位置から脱臼してしまう関節病の1つです。小型犬に多い病気と言われており、原因は先天的と外傷的の2つの要因から発症します。肥満になると膝に負担がかかり発症する確率も上がるので、体重管理や栄養のある食事が重要です。

水頭症

「水頭症」とは、脳と脊髄の間にある透明な液「脳脊髄液」が、脳室内に過剰に溜まってしまう病気です。先天的と後天的の2つが原因であり、パピヨンのような小型犬は先天性水頭症を発症しやすいと言われています。くるくると動き回っていたり、物にぶつかりやすいなと感じた場合は獣医師さんに診てもらうことをオススメします。

白内障

「白内障」とは、加齢が原因でゆっくり進行していく目の病気です。人間と同じく、高齢になれば発症する確率は高くなります。抗酸化作用のある食べ物で予防が期待できると言われています。

 

パピヨンの食事について

パピヨン

食事量

病気にかかりにくい体作りのために、食事はとても重要です。

パピヨンに与えるドッグフードの量は、裏面に記載されている量をあげるようにしましょう。

ただ、体重との換算表は、愛犬が「理想体型」であることを前提としているので、太っている子や痩せている子は量の調整が必要となります。

おすすめドッグフード

このこのごはん

おすすめポイント

  • 完全無添加
  • グレインフリー
  • ヒューマングレード

パピヨンに与えるドッグフードについて悩んでいる方にオススメなのが「このこのごはん」です。

小型犬用に開発された国産ドッグフードであり、厳選された食材を使用しています。安全性にこだわって人口添加物は使われていません。人が口にできる食材だけを使って作られていますので、愛犬に安心して与える事ができますよ。

室内で飼育されることの多い小型犬の「便臭」「涙やけ」にも配慮されています。主原料は高タンパクで低脂質な「鶏肉(ささみ、レバー)」を使用しており、体重管理が必要なパピヨンにぴったりなドッグフードと言えますよ!

カロリーは343kcalなので、子犬や運動量が多い場合は追加で栄養を与えて下さいね。

悩んでいる方は、ぜひ「このこのごはん」を検討してみてください!

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パピヨンの生活環境について

揃えるもの

揃えるもの

  • 飼育スペース・ケージ
  • 食器類
  • 首輪やリード・おもちゃ
  • ドッグフードとおやつ
  • トイレ用品
  • ケア用品
  • 動物病院

パピヨンとの生活をより快適なものにするために、「飼育スペース・ケージ」「食器類」「首輪やリード・おもちゃ」「ドッグフードとおやつ」「トイレ用品」「ケア用品」「動物病院」をまず揃えるようにします。

飼育スペース・ケージ

パピヨンが快適に過ごせるスペースを確保します。室内には犬用のベッドやクレート・ケージなどを用意しましょう。クレートとは、箱状の犬のおうちのようなもので、犬にとって寝床や安心できる場所となります。持ち手がついているので、外出するときに便利です。外へお出かけするときや、災害時の避難する際にも活躍してくれるでしょう。

食器類

パピヨンがご飯を食べる時に必要な食器を用意しましょう。水のみ用のボウルとフードのためのボウルを別々に準備してあげてください。食器類を選ぶ際は「耐久性はあるか」「滑りにくくないか」「大きさは適切か」といったことに目を向けながら探してみてください。

首輪やリード・おもちゃ

パピヨンが散歩や運動をするときのために、首輪やリード・ハーネスを準備しましょう。遊ぶためのおもちゃや知育玩具なども用意しておくと、遊びを通して良好な関係性を築くことができますよ。

ドッグフードとおやつ

パピヨンの健康管理のため、年齢に適した高品質の犬用のドッグフードを用意しましょう。初めて犬を飼育する方は、水と餌だけで栄養が賄える「総合栄養食」と書かれたドッグフードを選ぶといいですね。飼育に応じて適切な量を与えるようにしてください。絶対に必要というわけではないですが、おやつも同時に用意しておくといいですね。しつけトレーニングの際に「ご褒美」として利用できますよ。

トイレ用品

パピヨンを屋内で飼育する際は、排泄物を処理するための犬用のトイレトレーを用意します。また、トイレトレーニングのために新聞紙やトレーニングパッドも役立ちますので、一緒に揃えておくといいですね。

ケア用品

パピヨンの健康と衛生を保つために、犬用のシャンプーやブラシ、爪切り、歯磨きセットなどのケア用品を用意します。

動物病院

パピヨンが何かあった際や健康管理のために、かかりつけの動物病院を見つけておくと安心です。獣医師の診察や予防接種、必要な薬やサプリメントなどを考慮し予算を立てておくのもいいですね。

散歩

1日2回、それぞれ30分程度を目安にするといいでしょう。

体力も豊富で運動能力に優れる犬種なので、休日にドッグランに行ったりアジリティに挑戦したりするのもおすすめです。

 

パピヨンのお手入れやカットスタイルについて

パピヨン 

パピヨンのお手入れについて

お手入れ項目

  • 被毛ケア
  • シャンプー
  • 歯磨き
  • 爪切り
  • 耳掃除

パピヨンとの生活をより良くするためには、日々のこまめなケアが欠かせません。

被毛ケア

パピヨンは毛が抜けにくい犬種ですが、長毛なので毛が絡むトラブルを避けるためにも、日々のブラッシングが大切です。

ブラッシングは、毎日、換毛期であれば1日2回を目安に行います。

スリッカーブラシで余計なアンダーコートを取り除いた後にコームで仕上げます。

シャンプー

1~2ヶ月に1回を目安に行います。

シャンプー前にブラッシングで余計な抜け毛を取り除いておくと、毛が絡みにくくなってシャンプーしやすくなりますよ。

シャンプーが終わった後は流し残しのないように、丁寧にすすぐことも忘れないでくださいね。

歯磨き

定期的な歯磨きは口腔疾患のケアに繋がります。

指に巻いたガーゼで歯の表面に付着した汚れをふき取るようにします。

爪切り

血管を傷つけないように、爪の先端から少しずつ切るようにします。万が一の時のために止血剤も用意しておくといいですよ。

耳掃除

耳掃除は、耳が汚れているタイミングで行います。

「耳垢が増えた」などいつもと違う様子であれば、病院で診察を受けるようにしてくださいね。

 

カットスタイルでおしゃれに!

パピヨンはその被毛の特徴を活かして、おしゃれを楽しめる犬種です。

どんなカットスタイルがあるか、簡単にお伝えしますね!

サマーカット

全身を短くするカットスタイル「サマーカット」

暑い夏を乗り切るためにするスタイルとなっています。

バタフライスタイル

パピヨンならではの定番とも言えるカットスタイル「バタフライスタイル」

パピヨンならでは被毛を生かした、優美なスタイルとなっています。

他にもピンと立った耳を活かした丸耳スタイルや、ちわわに寄せたスタイル・・・なんてものもあります。
可愛いスタイルで気分をあげちゃいましょう。

 

パピヨンの迎え入れについて

迎え入れにかかる費用

費用

  • 10~30万円

パピヨンの迎え入れにかかる費用は、およそ10万円です。

ただ、ペットタイプかショータイプかによってや両親のコンテストでの成績によっては30万円を超える値がつくこともあります。

 

迎え入れ先

迎え入れる方法としては「ペットショップ」「ブリーダー」「里親制度」の3つがあります。

それぞれにメリット・注意点があるので、自分に適した方法で迎え入れるようにしてくださいね。

 

選ぶポイント

子犬を選ぶときは、目が輝いている、鼻が適度に湿っている、骨格がしっかりしているなどのポイントをチェックしてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、パピヨンの飼い方について紹介しました。

すでに飼育している、これから飼育を考えている皆様のお役に立てる情報があれば幸いです。

不安や疑問に思うことがあった際は、些細な事でもプロの方に相談・確認することをオススメします。

愛犬との充実した毎日を送ってくださいね!

 

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