ダックスフンドのような短い足が特徴的なマンチカン。
「ちょこちょこ走り回る」「2本足で直立する」といった可愛らしい動きで飼い主さんを癒してくれますよ。
この記事では、マンチカンの性格や飼いやすさなどについてまとめました。これからマンチカンを飼おうと悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
この記事でまとめたこと
マンチカンの性格、特徴、寿命は?

マンチカンの性格 | 好奇心旺盛 |
---|---|
社交的 | |
甘え上手 | |
マンチカンの特徴 | 胴長短足 |
マンチカンの寿命 | 12年前後 |
マンチカンの性格
マンチカンは好奇心旺盛で社交性が高く、甘え上手な性格をしています。
コミュニケーションをとることが大好きなので、初めて会った人や他の猫とも仲良くすることもできますよ。マンチカンの詳しい性格についてはこちらです。
マンチカンの特徴
マンチカンといえば、「胴長短足」の体型が特徴的です。
ちょこまかと歩き回る姿は、見ていてとても可愛らしいですよ。マンチカンの特徴の詳細はこちらです。
マンチカンの寿命
平均寿命は12年前後で他の猫種と変わりません。
定期的な検診を欠かさないようにし、低カロリーの食事に気をつけてあげれば15年以上生きる子もいますよ。マンチカンの寿命の詳細はこちらです。
マンチカンは飼いやすい?
マンチカンは飼い主さんになつきやすい性格なので、飼いやすい猫といえます。
愛猫とたくさん遊んでかまってあげたい飼い主さんにはぴったりですし、賢いので「壁をひっかく」「トイレの場所を間違える」といった粗相もしつけやすい猫種ですよ。
ただ、繊細で臆病な一面もあるので、長時間の外出や大きな声で?りつけるようなしつけ方は避けるようにしてくださいね。マンチカンの飼育方法の詳細はこちらです。
マンチカンを飼うにはいくら必要?

マンチカンの飼育にかかる費用
- 150万円
マンチカンの飼育にかかる費用は、150万円前後を見積もっておくようにしてください。
主にエサ代や、「トイレ」「ベッド」「キャリーケース」「ブラシ」「爪とぎ」などの飼育グッズ、医療費や保険費が含まれます。マンチカンの値段の詳細はこちらです。
おすすめのおもちゃ
マンチカンは飼い主さんと遊ぶことはもちろん、一人遊びも大好きなので「おもちゃ」も忘れないように用意してください。
「ねこじゃらし」や「レーザポインター」などのおもちゃなどを活用して、活発で運動量の多いマンチカンを満足させてあげてくださいね。マンチカンにおすすめのおもちゃはこちらです。
マンチカンの価格と選び方は?

マンチカンの販売価格
- 7~30万円
マンチカンの販売価格は、7~30万円と個体によって幅があります。
購入方法
マンチカンは他の純血種の猫との交配が認められていない猫種です。
中には勝手な交配を繰り返して純血ではないマンチカンをペットショップに卸す悪質な業者もいるので、子猫選びは慎重に行ってくださいね。
優良なブリーダーを探して子猫と実際に会わせてもらうことが、一番安心な購入方法だといえます。
値段を決める要素
マンチカンの販売価格は、「毛色」「柄」「足の長さ」「血統」によって変わってきます。
「生まれてから日が浅い」「足が短い」「両親の血統が良い」ほど価格が高騰する傾向があり、逆に「成猫」だったり「足が長い」場合などは安くなることが多いですね。マンチカンの詳しい価格と選び方はこちらですよ。
マンチカンの飼い方の注意点は?

マンチカンは賢いので、初心者の人にも飼育しやすい猫種です。
ただ、臆病な一面があるので、しつけ中の失敗やイタズラには感情的にならずに接してあげてください。しつけを守ってくれたらたくさん褒めてあげることが大切ですよ。
また、甘えん坊でもあるので、できるだけコミュニケーションをたくさんとることも忘れないでくださいね。
肥満に注意
マンチカンは太りやすい傾向にあります。肥満に注意して適度に運動させてあげましょう。
マンチカンの食事の量と頻度はどのくらい?

子猫の食事回数 | 1日3~4回 |
---|---|
子猫への給餌量 | 体重×100~200cal |
成猫の食事回数 | 1日2回 |
成猫への給餌量 | 体重×70~80cal |
マンチカンは太りやすい猫種なので、高たんぱく低カロリーの食事を心がけることが大切です。
子猫のうちは食事回数を1日3~4回に分けて、体重×100~200calを与えるようにしてください。
成猫は1度に食べられる量が増えるので食事回数を1日2回に減らして、体重×70~80calを与えるようにします。
マンチカンのお手入れは?

爪切り
爪は定期的にカットしてあげてください。伸びた爪がカーペットに引っかかったり肉球に食い込んだりして怪我に繋がります。
外で飼われている猫はアスファルトなどで爪が研がれますが、室内飼いの猫は爪が伸び続けます。
また、爪は活発に動く猫ほど伸びるのが早いため、マンチカンは特に注意です。
ブラッシング
マンチカンのブラッシングの頻度
- 短毛種: 1日1回程度
- 長毛種: 1日2回程度
マンチカンの理想のブラッシングの頻度は、短毛種が1日1回、長毛種が1日2回です。
毛球症にならないためにも、換毛期だけでなく普段から定期的に手入れをしてあげてくださいね。
シャンプー
シャンプーは愛猫のニオイが気になった時にする程度で問題ありません。猫の皮膚は敏感なので、やりすぎると炎症を起こしてしまう恐れがありますよ。マンチカンの詳しい手入れ方法についてはこちらです。
耳掃除
耳掃除は月に1〜2回ほどしてあげてください。
湿らせたガーゼで耳を拭いてあげましょう。綿棒は危険なので使わない方がいいです。
マンチカンがかかりやすい病気は?

マンチカンがかかりやすい病気
- 椎間板ヘルニア
- 外耳炎
マンチカンがかかりやすい病気は「椎間板ヘルニア」と「外耳炎」です。
足が短いので腰に負担がかかりやすい猫種です。「足をひきずる」「歩き方がおかしい」といった症状がみられる場合は、「椎間板ヘルニア」が疑われるので病院で診断を受けるようにしてくださいね。
また、折れ耳なので耳の病気である「外耳炎」にも注意が必要です。マンチカンのかかりやすい病気についてはこちらですよ。
マンチカンにおすすめのキャットフードは?
マンチカンは足の短い猫種のため、肥満を原因とした椎間板ヘルニアにかかりやすい猫です。
そのため、必要最小限の給餌料で賄えるキャットフードがおすすめです。市販のキャットフードには、穀物によりかさ増しをされた商品が少なくありません。
アーテミス『オソピュア』

「アーテミス『オソピュア』」は、良質な動物性タンパク質が摂取でき、ビタミンB1・カルシウム・カリウムなど猫に必要なビタミンやミネラルを多く含む「ガルバンゾー豆(ひよこ豆)」も使用されているためおすすめのキャットフードです。
また猫の身体にやさしいグレインフリー(穀物不使用)かつ無添加です。
「アーテミス『オソピュア』」についてさらに詳しくまとめた記事はこちらです。
アーテミス『フレッシュミックス』

「アーテミス『フレッシュミックス』」は、チキンや魚肉から良質な動物性タンパク質を摂取でき、フルーツや野菜が多く使用されていることから栄養バランスも良い、おすすめのキャットフードです。材料として使われているクランベリーには、「キナ酸」という成分が豊富に含まれており、膀胱炎のケアに役立つと期待されている食材です。
アーテミス『フレッシュミックス』についてさらに詳しくまとめた記事はこちらです。
クプレラ

クプレラは、豪華な魚類を主原料に採用した、高タンパク高品質フードです。
主原料の魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ)はタンパク質と脂質ともに申し分ない良質な食材です。「オメガ3脂肪酸」を多く含むため、愛猫の免疫力のサポートも期待できます。
また、クプレラは穀物と合成添加物を全く使用していない「グレインフリー」かつ「無添加」の商品です。
クプレラについてさらに詳しくまとめた記事はこちらです。
マンチカンにおすすめな最高級キャットフードはこちらの記事からも確認できます。
なつきやすく可愛らしい猫種!

マンチカンは人なつっこく飼いやすい猫種です。胴長短足という特徴は共通していますが、「毛色」「毛の長さ」「顔立ち」など個体によって個性豊かです。
特定の疾患に対する健康管理の必要はありますが、なつきやすい性格と可愛らしい容姿が魅力的な猫種なので初めて猫を飼育する方にもおすすめですよ。