ハリネズミに限った話ではありませんが、命あるものを飼育する場合には必ず別れの日が訪れます。
いつかはやってくる別れについて学んでおく事で、いざという時に戸惑うことなくペットの事を考えたお別れをする事ができますよ。
この記事では、ハリネズミの埋葬方法についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
この記事でまとめたこと
ハリネズミが亡くなったら

ハリネズミが亡くなった場合の対処
- 涼しい場所で保管
ペットとして飼育しているハリネズミが亡くなったら、埋葬について考えなければなりません。
ただ、すぐに埋葬できるとは限らないので、出来るだけ涼しい場所で埋葬まで保管しておく必要がありますよ。
保管場所としては夏場はクーラーの効いた室内、冬場は室外でも大丈夫ですが野生動物などにいたずらをされる場合があるので注意してくださいね。
亡くなってから埋葬までに時間が空く場合は腐敗が進み遺体が痛み始めるので、可能な限り早く埋葬してあげてください。
ハリネズミの埋葬方法は?

埋葬方法
- 自宅の庭に埋葬
- 業者に依頼
自宅の庭に埋葬する
ハリネズミの埋葬方法で一般的なのは、自宅の庭に埋葬する方法です。
費用もかかりませんし、一番身近に埋葬する事ができるなどのメリットが多いので、このやり方を選ぶ飼い主さんが多いですね。
ただ、自然災害によって流されたり、野生動物に掘り起こされる可能性があるというデメリットもありますよ。
注意点
家庭といっても賃貸マンションに住んでいる場合には、敷地内に勝手に埋める事は出来ません。
所有敷地外の土に埋めることは不法行為に当たるので、管理会社に問い合わせして必ず確認をとるようにして下さいね。
ペット霊園などの業者に依頼する
ハリネズミの埋葬方法には、ペット霊園など専門の業者にお願いする方法もありますよ。
「火葬のみ」「墓地を購入して埋葬」など様々な種類があるので、飼い主さんが納得できる埋葬方法を選んでください。火葬のみだと1万円前後で執り行ってくれることが多いですね。
遺骨をペンダントやロケットにするサービスなどもありますよ。
おすすめの霊園や注意点は?
日本最大級のペット葬儀社・火葬場検索サイト「ペット葬儀マップ」では、お住まいの都道府県やサービス内容から葬儀社や霊園を探すことができます。近くの斎場がすぐにわかり、口コミなども確認できるので信頼できる業者を見つけられますよ。
注意点として、ペット霊園によっては犬猫専門の可能性もあるので、ハリネズミの埋葬が可能かは必ず問い合わせるようにしてください。
また、ペット霊園は歴史が浅く業者による違いが大きいので、納得のできる埋葬が可能かについても確認が必要です。
行政に回収してもらう
埋葬ではありませんが、行政に回収してもらう方法もあります。
埋める土地がなかったり費用を抑えたい場合などに、ゴミとして回収してもらいます。1匹あたり2000円程度で回収してくれますよ。
注意点
詳しい方法は、ゴミの分別方法が書かれた紙やホームページに掲載されている場合がほとんどです。全ての自治体が死骸回収を行っているわけではないので、事前にお近くの自治体に連絡して確認をとるようにしてください。
剥製にする
一般的ではありませんが、剥製にする方法もあります。
価格も3~8万円と高価ですが、飼育していたハリネズミを剥製業者さんが剥製にしてくれますよ。技術の違いによって出来栄えや値段も変わりますので、じっくりと検討して下さいね。
注意点
ハリネズミを専門とする剥製業者はありません。剥製業者にハリネズミを剥製にしてもらえるかを確認してみて下さい。
大切な家族を心を込めて供養しよう
大切な家族であるペットが亡くなった場合には、気持ちの整理が必要です。
気持ちを整理する手段の一つが埋葬などによる供養であり、しっかりした供養を行うことで気持ちに一段落つく可能性もありますよ。
供養には様々な方法があるので、飼い主さんが納得した方法で大切な家族を送ってあげて下さいね。