愛猫の水を飲む量、把握していますか?体重によって変わりますが、一日にこの量は最低でも水分補給する必要がある、というのはあります。
そんな愛猫が、水を飲んでいなかったり、逆にいつもより多く飲むようになったりすることはありませんか?猫が飲む水の量の変化は病気のサインである可能性もあります。
✓最近あまり水を飲んでいないかもしれない…
✓どのくらいの水を飲ませたら良いの?
✓水を飲む量が変わった場合、どんな病気の可能性があるの?
好き嫌いでご飯を食べないことはあっても、水を飲まない・飲みすぎは心配ですよね…そんな飼い主さんたちのために、この記事では猫が水を飲む適切な量や、飲まない・飲み過ぎるときの原因や対策をまとめました。
毎日のご飯を与えるときに、水の減り具合も確認することが大切です。そうすれば愛猫の僅かな変化に気付くことができ、異変の早期発見ができます。
これらのことも含め、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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猫の飲み水は水道水で良い?
猫が飲む水は基本的に水道水で問題ありません。日本の水道水は基本的にミネラルが少ない軟水なので、尿路結石の原因にもなるミネラルが多い硬水ではないので安心です。千葉や埼玉など、一部地域では硬水が主なことがあります。住んでいる地域によっては、購入した軟水を与えるのが良い場合も。
水道水に抵抗がある場合は、蛇口に浄水器を設置して工夫しましょう。購入した水を与える場合は、必ずミネラルの量と軟水であることを確認してください。
猫の水飲み、適切な量は?
猫が1日に必要な水の量は、体重1kgあたり40ml程度が適切と言われています。
体重4kgほどの猫であれば、ドライタイプのフードをメインに食べていても1日160mlくらい水を飲めば十分なのです。水分は食べ物からも補えるので、ウェットタイプのごはんをメインに食べる猫は、ほとんど水を飲まないこともあります。
他にも季節や運動量によっても必要な水分量は変わってきます。そのため常に水を飲める環境にしておいてあげましょう。
猫は水をあまり飲まない?
猫が水をあまり飲まない理由は、祖先であるリビアヤマネコに関係しています。
砂漠に生息していたリビアヤマネコは、尿を高濃度に凝縮することで少ない水分でも生きられるように適応しました。 その結果、乾きを感じる感覚が弱くなったとされていますよ。
ただ、猫が水を飲みたがらないからといって、体内に必要な水分が足りているわけではないことには知っておいてくださいね。
猫が水を飲まない原因は?対策はある?

原因
愛猫が水を飲まない原因
- 水が気に入らない
- 器や場所が気に入らない
- 口の中が痛い
愛猫が水を飲まない原因としては「水が気に入らない」「器や場所が気に入らない」「口の中が痛い」の3つが考えられます。
水が気に入らない
水が美味しくなかったり、汚れていることで飲まない可能性があります。しばらく交換されていない場合や、カルキ臭の匂いなどが関係していると考えられます。
器や場所が気に入らない
水を入れている器が気に入らないために飲まないことがあります。器の素材の匂いや、飲みにくさなどが関係しているかもしれません。また、器が置いてある場所も重要です。騒がしくて落ち着かない場所ではないか、汚い環境ではないかの確認をしてみて下さい。
口の中が痛い
口の中が、口内炎やケガによって痛みが生じている場合、水を飲まなくなることがあります。食事の際によく確認してみて下さい。「食べる量が減った」「水が飲みにくそう」「口臭がひどくなった」と言った場合は、病院で診てもらいましょう。
対策

愛猫が水を飲まない時に役立つ対策
- ウェットフードを活用する
- 飲ませ方を工夫してみる
- 自動給水器を使う
- 水飲みボウルを変更する
- 器の場所を変更する
- 新鮮な水、温かい水に変更する
- ウォーターサーバーを使用する
ウェットフードを活用する
ウェットフード(水分含有率80%)はドライフード(10%)に比べて水分含有率が高いので、食事をしながら水分を一緒に摂取できるというメリットがあります。ドライフードのトッピングとして使用や、猫用スープや魚や鶏肉のゆで汁を足してみるのもオススメです。塩やしょうゆなどで味付けした魚や鶏肉はNGです。
飲ませ方を工夫してみる
猫によっては水の飲み方が独特な場合もあります。SNSで一躍有名になった方法が「凍らせたペットボトルを置いておく」方法です。水をほとんど飲まない猫がペットボトルの水滴を舐めている行為をみて、思いついたそうですよ。もしかしたら、愛猫によって独自の飲み方があるかもしれません。
自動給水器を使う
自動給水器であるピュアクリスタルは、流れる水とたまった水、どちらも飲めるような構造になっています。軟水化フィルターが食べかすやホコリをキャッチしてくれるので、常にキレイな状態の水を維持できます。
水道水に含まれるカルキ臭を嫌がっている子や、流れている水を好む猫にオススメです。モーター音が気になるときは本体下にタオルなどを敷いて対策しましょう。
水飲みボウルを変更する
猫の鼻はとても敏感でニオイで「好き」「嫌い」を判断するので、ニオイのつきやすいプラスチック容器を使用していると嫌がることが多いです。ヒゲが器に触れることも嫌うので、「材質」「色」「大きさ」「高さ」などを変更してみてくださいね。ステンレスや陶器など、数種類の器を置いて気に入るタイプを猫に選んでもらうのもおすすめです。
器の場所を変更する
水飲み場の設置場所を増やしたり、変更したりすると飲んでくれることがあります。ご飯を食べる場所以外にも、寝床の隣や高い場所、景色を眺めに行く窓辺などにも置いてみてくださいね。ただし、猫が安心できない場所には置かないようにしてください。ゴミ箱やトイレの近くなどのニオイが気になる場所、洗濯機の近くなどのうるさい場所、過去に嫌な思い出がある場所などでは猫が落ち着いて水を飲むことができません。
新鮮な水、温かい水に変更する
猫はキレイ好きなので、長時間容器に放置されている水には口をつけなくなることがあります。小まめに水分摂取してもらうためにも、新鮮な水を常に用意してあげることをおすすめします。小まめに変えられない場合は朝晩だけでもいいので、新鮮な水に変更してあげてくださいね。また、猫によっても異なりますが、体温に近い温度の水に変更することで飲んでくれる場合もありますよ。ぬるま湯を用意して飲水量が増えるよう工夫してみましょう。
ウォーターサーバーを使用する
愛猫に飲ませる水としてウォーターサーバーの水を使用するのもおすすめです。水道水には消毒のために「塩素」を添加することが定められており、一定量残存させることが決められています。
また、塩素の他にも「水道管の老朽化」が問題視されており、正確には把握されていないのが現状です。水道管が古くなることで赤サビや細菌が混入する場合もありますよ。
ウォーターサーバーを使用することで塩素と水道管の老朽化によって引き起こされる、水道水の問題を解決してみてはいかがでしょうか。温水としても使えるので、愛猫の飲み水にするのはもちろんドライフードをふやかすのにも活用できます。
猫の脱水症?水を飲まないと病気になる?

脱水症とは?
体内の水分が減ることで起こる症状が脱水症状です。脱水症状というと夏場のイメージがあるかもしれませんが、冬場こそ「隠れ脱水症状」になりやすいため注意が必要ですよ。
猫の身体は子猫で60~80%、成猫で50~60%が水でできており、体内の水分量の10%が減ると命に関わる状況になることがあります。「ぐったりしている」「歯茎がねばつく」「食欲がなくなる」などの症状が現れたら、病院で診察を受けるようにしてくださいね。
脱水症状の対策法
脱水症状の対策には、十分な量の新鮮な水を常に飲めるような状態にしておくことが大切です。愛猫の飲水に水道水を使用している飼い主さんは多いと思いますが、水道水では常に新鮮な水を愛猫に飲ませてあげることはできません。しかし以下で紹介する「bee mee nee」であれば、愛猫に常に安全な飲水を提供することができますよ。
bee mee nee

「bee mee nee」は、天然の珪砂にイオン化した銀などを吹き付けて熱燃焼させたセラミックスの改水触媒です。
水道水に6時間浸けるだけで水の中に溶け込んでいる溶存酸素が分子状酸素へと変化、クラスターを小さくし活性化させる分子状酸素の働きで水道水が浸透力・溶解力・分解力・抗菌力・還元性のある水へと変化します。
容器のヌメリの原因となるカビや菌を発生・繁殖させない働きもあるので、普段の飲水として与えれば常に安全な水を飲ませてあげることができます。
1つの触媒で1日1リットル、約半年間の使用が可能なので1日あたりのコストは20円とコストパフォーマンスも抜群ですよ。
愛犬に常に安全な水を飲ませてあげたい、いつまでも健康で元気でいることを願うのであれば試してみてはいかがでしょうか。
どんな病気がある?

水を飲まないことで起こりうる病気
- 尿結石
- 膀胱炎
- 慢性腎不全
猫が水を飲まないことで起こりうる病気は、主に「尿結石」「膀胱炎」「慢性腎不全」の3つです。
尿結石
水分量が不足し尿が濃くなることが習慣化してしまうと、膀胱内に尿石ができてしまいます。膀胱内の尿石が排泄される時に膀胱や尿道を傷つけるため、排尿時に痛みや血尿を伴います。症状が軽症であれば通院での治療も可能ですが重症化すると入院が必要で、治療が遅れると尿毒症で死に至ることもあります。
膀胱炎
膀胱が炎症を起こす病気のことで、尿結石が原因となって発症することもあります。血尿や排尿時に鳴いたりいきんだりと、苦しそうな様子が見られます。猫は元々尿の濃度が高いので、結石や膀胱炎で尿が出なくなると全身に毒素が回ってしまい死んでしまうこともありますので注意してください。
慢性腎不全
猫がもっともかかりやすい病気の1つが慢性腎不全です。食欲や元気がなくなり、嘔吐や下痢などの症状が現れます。血中の老廃物を濾過し尿として排出する役割を果たすネフロンが少しずつ壊れていくため、腎臓全体の濾過機能が低下してしまいます。腎臓は壊れると修復不能なので、水を飲ませるほか定期的な健康診断で対策するのがおすすめです。
引用元:猫が水を飲まない時は病気の前兆?正しい水の飲ませ方と対処方法
猫の水を飲む量が増えた!疑うべき病気は?

水をたくさん飲むようになった
普段よりたくさん水を飲むようになったときにも注意が必要です。猫はもともと水分をあまり摂取しない動物ですが、「急にがぶ飲みをするようになった」などの変化が見られる場合は、最悪命に関わる泌尿器系の病気の可能性があります。
たくさんの目安
たくさんの目安は、普段の倍の量です。器にあらかじめ量を測った水を入れて、1日に飲んでいる量を把握してみてください。
どんな病気が考えられる?
体重1kg当たり50cc以上の水を飲む場合は「多飲」と考えられます。飼育している猫があまりにも多くの水を飲んでいる場合は、「慢性腎不全」「甲状腺機能亢進症」「糖尿病」「子宮蓄膿症」などの可能性があるので至急病院で診察をうけるようにしてください。
引用元:猫の病気事典|よく水を飲む
病気以外で猫が水をたくさん飲む原因
病気以外で飲水量が増える原因
- 食事内容の変化
- ウェットからドライフードへの変更
- 飼育環境の影響
猫の飲水量が病気以外で増える原因は、「食事内容の変化」「ウェットからドライフードへの変更」「飼育環境の影響」などです。
食事内容の変化
病気以外で考えられる原因としては、普段食べている食事内容の変化が考えられます。猫にとって「塩分が多い」「味が濃い」「刺激物を食べた」などを感じた場合、味をやわらげるために水を飲む量が増えるかもしれません。あまりにも水を飲むようであれば、食事内容を変えてみましょう。
ウェットからドライフードへの変更
ドライフードはウェットフードに比べて水分量が10%程しか含まれていません。今までウェットフードだったご飯が、急にドライフードに切り替わった場合、口の中に食べた物が残りやすくなるため水を飲む量が増えることが考えられます。
飼育環境の影響
飼育環境である室内の温度が普段よりも高い場合は、体温調整のためにたくさん水を飲むことがあります。また、ストレスによる自律神経の乱れによっても飲む量が増えることがあります。飼育環境の見直しをオススメします。
小さな変化でも病院に相談しましょう
いかがでしたでしょうか?
猫はとても敏感な生き物です。飲む水の量を観察してあげるだけでも、小さな異変に気づくことができます。腎臓の病気は急に進行して命が危うくなることもありますから、早期の対処が重要です。
猫の水分摂取量は健康のバロメーターにもなるので、いつもと違う様子を見かけたら動物病院で診察してもらうようにしてください。
少しでもおかしいと思うことがあったら、すぐに病院へ連れていってあげてくださいね。
大切な我が子に十分な診療を受けさせるためにも、ペット保険への加入をおすすめしています。
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