美しい被毛をもち、「動く宝石」と呼ばれるヨークシャテリア。その毛の長さは、切らないと地面につくほどですよ。長い被毛といえば気になるのが抜け毛やケアの話ですよね。
この記事では、ヨークシャテリアの抜け毛や毛色の変化、手入れの方法についてまとめました。
ヨークシャテリアの被毛は伸ばす?カットする?
ヨークシャテリアといえば、昔から良く写真で見るのは地面につくほどの長い被毛で覆われた姿ですよね。
とても美しいですが、実は長い被毛のケアは大変です。毛が長い分テディベアのようなショートスタイルにすることができ、最近では流行ってきてもいますよ。
ロングスタイルでカットをしないとどんどん伸びていきますよ。長すぎると熱中症になりやすい、特に肛門周りの汚れやすい、病気になりやすいなど日ごろのケアがとても大変になります。
ヨークシャテリアの被毛の特徴、子犬と成犬の違いは?
ヨークシャテリアの被毛は、子犬時代から成犬になるまでの間に7回ほど色が変化していきますよ。
子犬の被毛は?
生後2~3か月までの時は、口の周辺や足の先端の褐色(赤茶色)を除いて真っ黒をしています。
3~4ヶ月頃になると頭がグレーになりその後に褐色になっていきますよ。
成犬の被毛は?
子犬のときから1~2年かけて徐々にスチールブルーの毛色に変わっていきます。
ただ、全てのヨークシャテリアが同じ毛色になるわけではありません。どのようなスチールブルーになるかは成長とともに見守っていくのが楽しめますよ。
ヨークシャテリアは抜け毛が多い?
ヨークシャテリアは、アンダーコートが発達していない「シングルコート」と呼ばれる毛質です。抜け毛が寒暖差で増減するわけでないため、抜毛の量も比較的少ないです。
ブラッシングをすると抜毛がみられますが、部屋に落ちていたり、服に多量に付着するなどの心配は少ないですよ。
ヨークシャテリアで抜け毛が多すぎる場合は病気の可能性も
ヨークシャテリアは抜け毛が少ない犬種です。
抜け毛が多すぎると思った場合はアレルギー性皮膚炎などの病気で抜けている可能性がありますよ。
アレルギー性皮膚炎は、傷口にばい菌が入って発症する場合や、食物アレルギーなどが原因で起こるとされています。飼育環境を清潔に保ち、食べ物の栄養バランスなどにも気をつけるようにしましょう。
「動く宝石」の美しさを保つため
ヨークシャテリアは別名「動く宝石」ともいわれています。由来のとおり本当に美しい毛並み・色ですよね。
日々のケアをしっかりおこなって、美しい姿を保てるように気をつかってあげてくださいね。
↓別のヨークシャテリアの記事を読む↓