ヨークシャテリアまとめ!飼い方、性格、しつけ、寿命、体重は?

「ヨーキー」の愛称で親しまれるヨークシャテリアは、愛らしい顔つきと美しく上品な被毛で人気の犬種です。

この記事では、ヨークシャテリアをペットとして飼いたい方のために、性格やしつけ方、寿命、標準的な体重、必要な運動量といった飼い方のポイントをまとめました。

 

ヨークシャテリアの基本情報

ヨークシャーテリア

歴史

19世紀のイギリスで誕生し、作物などを荒らすネズミを捕獲するための犬として活躍していました。

その後、貴族などの上流階級でも評判になり、愛玩犬としても飼われるようになります。1861年にイギリスドッグショーに初めて出展、1882年にはイギリスケンネルクラブ公認の犬種になりました。

 

性格

性格

  • 活発
  • 好奇心旺盛
  • 人懐っこい

ヨークシャテリアは、好奇心旺盛で人懐っこいため飼育しやすいと人気の犬種です。

オスは甘えん坊で活発な性格、メスは年齢を重ねるごとに情緒豊かで思慮深くなる子が多いですよ。

 

特徴

大きさ

  • 18~23cm

体重

  • 2~3kg

ヨークシャテリアの標準的な大きさは18~23cm、体重が2~3kgと小柄です。

被毛が長いためにふんわりとして見えますが、大きめのチワワと体重や大きさはほとんど変わりませんよ。

耳は立ち耳ですが、成長につれて垂れてくることもあります。場合によってはテープなどで矯正したり、断耳手術を施すこともあります。

 

被毛

毛色

  • ブラック&タン
  • ブラック&ゴールド
  • ブルー&タン
  • ブルー&ゴールド

ヨークシャテリアの毛色は、「ブラック&タン」「ブラック&ゴールド」「ブルー&タン」「ブルー&ゴールド」の4種類です。

幼犬の頃の体毛はブラック&タンで、黒が強い毛色ですが、成長するにつれ「ダーク・スチールブルー」などに毛色が7回ほど変化しますよ。

ヨークシャテリアの被毛や毛色については関連記事をご確認ください。

 

ヨークシャテリアの食事について

食事量

体重から計算する方法もありますが、ドッグフードの裏面に記載されている量をあげるようにします。

 

ヨークシャテリアにおすすめドッグフード

このこのごはん

小型犬用に絞って開発されたドッグフード「このこのごはん」
日々の健康をサポートできるよう、室内で飼育されることの多い小型犬に合わせた栄養バランスとなっています。

厳選された原材料を使用し、高タンパクで低脂質な「鶏肉(ささみ、レバー)」を主原料としています。カロリーは343kcalとやや低め。肥満によって発症することが多い「膝蓋骨脱臼」「気管虚脱」になりやすいヨークシャーテリアにとって、体重管理が適したドッグフードと言えます。

ただ子犬の時や運動量が多い子には栄養が足りない場合もあります。様子を見ながら追加で補ってくださいね。

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おすすめドッグフードについては関連記事もご確認ください。

 

ヨークシャテリアの寿命・病気について

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寿命

寿命

  • 14~16年

ヨークシャテリアの、平均寿命は14〜16歳くらいだといわれています。

過去には18歳まで長生きした子もいるようですよ。

 

病気

ヨークシャテリアがかかりやすい病気

  • 膝蓋骨脱臼
  • 気管虚脱
  • 水頭症

かかりやすい病気として「膝蓋骨脱臼」「気管虚脱」「水頭症」などがあります。

「膝蓋骨脱臼」「気管虚脱」に関しては肥満が原因で発症する場合がありますので、食事の管理は気を付けなければなりません。

ヨークシャテリアの寿命やかかりやすい病気の症状や対処法については、下記の関連記事をご確認ください。

 

ヨークシャテリアの運動について

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小型犬なので必要な運動量は少なく、室内だけの運動でも十分まかなうことができます。

可能であれば、1回20分程度、毎日の散歩が理想的です。

 

ヨークシャテリアのしつけ方は?

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まず上下関係をしっかり教え、飼い主さんがリーダーであることを理解させます。そうすることで、しつけをスムーズに行いやすくなりますよ。

 

無駄吠え

アイコンタクトして叱るようにします。

ご飯などの要求吠えの場合は、無視することを心がけてください。反応しているとなんでも要求が通ると勘違いさせてしまうからです。

 

噛み癖

噛み癖に悩まされる飼い主さんも多いですが、子犬時代からしっかりと躾けることで直すことができます。

もし噛まれたら痛そうな素振りをみせたりすることも手段のひとつですよ。ヨークシャテリアの噛み癖は、一度や二度のしつけでは直らないので、根気よく向き合ってあげることが大切です。

 

思春期(反抗期)のしつけ

ヨークシャーテリアにも思春期(反抗期)があり、この頃のしつけが難しいと感じる飼い主さんもいます。
だいたい生後4ヶ月から6ヶ月の間に、反抗期を迎えます。

人間同様、犬も心が不安定になります。しつけがなっている前提で、毅然とした態度で接することが重要です。決して怒鳴ったり感情をぶつけるような行動はしないようにしましょう。

トイレを失敗することもある

思春期(反抗期)になると、ホルモンバランスが変化する影響でトイレを失敗することもあります。

この場合は、再度トイレのしつけを行いましょう

ヨークシャテリアのしつけ全般については関連記事をご確認ください。

 

ヨークシャテリアとの生活について

ヨークシャテリア

ヨークシャテリアの飼育環境にもポイントがあります。

 

室内環境

ヨークシャテリアは、シングルコートで寒さにも弱い犬種ですので、エアコンなどで室内の温度管理はしっかりと行います。温度の目安としては20~25度程度に調整しましょう。

また、ヨークシャテリアが休むベッドやハウスは特に快適な気温になるように、夏ならば冷感シート、冬ならばペット用ヒーターなど工夫をしてあげると良いですね。

 

ヨークシャテリアは小型で関節も弱いために、床にも注意が必要です。

フローリングなど滑りやすい床だと関節に負担がかかり怪我の可能性が高まります。滑り止めマットやカーペットなどで関節の負担を減らしてあげるといいですよ。

 

家具の配置

ヨークシャテリアは小型ながら我が強い面があります。

目の届く範囲で、ハウスやケージなどパーソナルスペースを作ってあげることをおすすめします。また、ベッドやトイレ、食事場所を決めておけば、お留守番の時も困ることがありませんよ。

 

ヨークシャテリアの手入れについて

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日々のお手入れ・ケア

  • ブラッシング
  • シャンプー
  • 爪切り
  • 肛門しぼり
  • 耳掃除
  • 目の手入れ
  • 歯磨き

日々のケアを丁寧に行うことには犬の体調をチェックする意味合いもあります。スキンシップを心がけて、病気や異変を未然に防ぎましょう。

特にブラッシングは重要です。

ヨークシャーテリアはシングルコートで抜け毛が少ない一方、毛が長いために絡まったり毛玉ができたりと被毛トラブルが発生しやすい犬種です。快適な毎日を送れるよう、こまめにブラッシングしてあげましょう。

ヨークシャテリアの詳しいお手入れ方法は関連記事をご確認ください。

 

ヨークシャテリアのカットスタイルについて

フルコート

ヨークシャテリア

ヨークシャテリアの美しい被毛が堪能できるヘアスタイルです。

地面につくほど長く伸ばした被毛は「動く宝石」と呼ばれるほど美しいですが、毎日のブラッシングが欠かせません。

 

サマーカット

ヨークシャテリア

全体的に短くカットするスタイルです。

鼻が丸めの子には全体を丸く仕上げると可愛さが増しますよ。

 

セミロング風

ヨークシャテリア

様々なヘアアレンジを楽しめるのがセミロングです。

顔周りの毛だけを長くしたり、頭頂部だけの毛を伸ばしてリボンを付けるなど様々なスタイルが楽しめます。耳の毛だけを伸ばすと女の子らしさがより増しますよ。

 

ショースタイル

ヨークシャテリア

被毛の美しさを競うショーで披露されるヘアスタイルです。

日常生活には不向きですが、ヨークシャテリアのもつ愛らしさ、高貴さ、豪華さが堪能できますよ。

 

ヨークシャテリアのミックス犬について

ヨークシャテリア ミックス

ミックス犬とは、ずばり違う犬種同士の掛け合わせによって生まれたハーフ犬のことを指します。

トイプードルと掛け合わせた「ヨープー」、チワワと掛け合わせた「ヨーチワ」などがいますよ。

ヨークシャテリアのミックス犬は関連記事をご確認ください。

 

ヨークシャテリアの迎え入れ

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価格

子犬価格

  • 15万円

ヨークシャテリアの子犬の販売価格は、15万円前後です。

ヨークシャテリアの販売価格や飼育にかかる費用は関連記事をご確認ください。

 

迎え入れの方法

  • ブリーダー
  • ペットショップ
  • 里親

ヨークシャテリアを新しいパートナーとして迎え入れる方法は「ブリーダー」「ペットショップ」「里親」の3つがあります。

一目惚れがダメではありませんが、それぞれの方法のメリット・デメリットをきちんと理解した上で選ぶことが大切です。

ヨークシャテリアの迎え入れ方は関連記事で詳しく紹介しています。

 

気になることは獣医師に相談してみて!

この記事では、ヨークシャテリアについての全記事を紹介しました。ヨークシャテリアを飼育している飼い主の皆様のお役に立てれば幸いです。

しつけの仕方がわからない、なにかいつもと様子がおかしいといった飼い主さんだからこそ気がつく初期症状を放置するのはよくありません。

できれば様子がわかる写真や動画を撮ったうえで、些細なことでもまずはプロの方へ相談してみることをおすすめします。

 

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