子犬を我が家に迎えるということは、命を預かるという責任が生じることを忘れてはいけません。
迎え入れを希望しているのであれば、飼育環境をある程度整えておく必要がありますよ。
この記事では、トイプードルを迎え入れる上で知っておくべき知識や心構えについてまとめました。
トイプードルを迎える前に知っておきたいトイプードルの知識は?

トイプードルは抜け毛が少ない犬種ですが、ブラッシングは必須です。
ブラッシングが不十分だと独特の巻き毛が絡まってフェルト状になってしまうほか、ゴミやホコリが原因となって皮膚病やアレルギーを発症することがあるからです。
そのほか、クッシング症候群という副腎系の内分泌疾患や骨折や関節炎にも注意が必要です。
トイプードルを迎え入れる心構えは?

実際に迎え入れてみたらイメージと違っていた。よく聞く話ですが、個性は1匹1匹違うので当たり前のことです。
迎え入れると決めたからには、定期的なケア(お手入れ)や糞の処理など、面倒なことや嫌だと思うことであっても全て世話しなければなりません。
最期まで責任を持って愛情を注ぎ可愛がってあげる覚悟がないのであれば、考え直すべきです。
トイプードルを迎える前に準備するものは?

トイプードルとの新生活を始める場合は、「サークル(またはケージ)」愛犬が落ち着ける「ハウス」「トイレ用品」のほか「食器類」「食べ慣れているフード」などを用意しておくようにします。
遊ぶことが好きな犬種なので、ストレス解消や噛み癖のしつけも兼ねて「おもちゃ」も揃えておくといいですよ。
トイプードルを飼育する生活環境は?

トイプードルは室内飼育が基本です。
ケージはトイプードルが落ち着けるようにリビングの隅に設置し、部屋の家具は怪我をしないように可能な限り片付けるようにします。
観葉植物の中には毒性のある種類もあるため、無害かどうかを確認しておく必要があります。有害な場合は処分するか、イタズラできないような場所に移動させてくださいね。
床材には滑りにくいマットなどを敷くと、トイプードルがかかりやすい関節系の病気などのリスクを減らすことに繋がりますよ。
トイプードルが実際に家に着いたら?

トイプードルを迎えて入れてからの数日は、ストレスを与えないように過剰な触れ合いを避けるようにします。
スキンシップを図りたい気持ちもわかりますが、過剰なスキンシップはストレスになるからです。
適度な距離を保つことで、安心できる場所であること・家族であることを理解してもらってくださいね。
トイプードルを飼育する!適した室温は?

季節を問わず室温は20℃以上を心がけ、冬場は28℃前後、夏場は26℃前後を目安に調整します。
冬の寒さには強いといわれますが、ペット用のヒーターを用意しておくとより快適に過ごさせてあげることが出来ますよ。
夏場は扇風機を回して空気を循環させたり、「夏用プレート(ひんやりマットなど)」を用意してあげるのもおすすめです。
犬は飼い主を選べない!

我々人間は迎え入れたい犬種を選ぶことが出来ますが、犬は飼い主を選ぶことは出来ません。
幸せな人生を送らせてあげられるかどうかは、飼い主さんにかかっているともいえます。
人と犬の両方が充実した生活を送れるように、万全を尽くしてあげることが大切ですよ。
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