ハバニーズは日本ではなかなか見かけない希少な犬種ですが、アメリカではここ10年ほどで人気が急上昇し頭数が増えています。
性格が良くて飼いやすく、素晴らしい家族になれる愛玩犬ですよ。
この記事では、ハバニーズの性格や特徴、価格、しつけのポイントをまとめました。
ハバニーズの歴史は?

ハバニーズの原産国はキューバといわれていますが、もともとは地中海西部の愛玩犬である始祖犬を改良して作られたという説もあります。
キューバとの貿易を目的としたスペインが輸入し、キューバの上流階級の間で愛玩犬として人気を高めました。その後、革命や戦争のため絶滅の危機に陥りましたが、アメリカで育ったハバニーズがいたため、血統を残すことができました。
ハバニーズは「ハバナ・シルク・ドッグ」とも呼ばれ、キューバの首都ハバナにちなんで名づけられたとも言われています。2001年にAKC(アメリカンケネルクラブ)に登録された新しい犬種です。
ハバニーズの特徴は?

体高は23~27cm、体重は3~6kgの小型犬で、元気いっぱい跳ねるように歩きます。
被毛は高級感たっぷりで柔らかくウェーブがかかっており、滑らかで光沢がありますよ。ふさふさの長毛ですが、意外にも寒さに弱く完全な室内犬です。毛色は様々で、単色もありますがマークが入った2色の配色が多く見られます。
ハバニーズが寝転がっている姿はまるでモップのようで、たまらない可愛さがありますよ。大きく黒いアーモンド形の瞳が、優しい表情を強調してくれています。
ハバニーズの性格は?

ハバニーズは、穏やかで優しい性格です。人と一緒にいることが大好きな愛情深い犬種ですよ。
他の犬や子供など、何に対しても友好的で、好奇心も強く遊び好きです。物覚えが良く賢いため、かつては芸ができる犬としてサーカスでも重宝されていました。
温厚すぎて心配するぐらいマイペースな個体が多く、接しやすいので初心者やシニア世代にも飼いやすい犬種ですよ。
ハバニーズのしつけのポイントは?

性格的に大胆な一面もあるので、吠え癖などがでないよう、人間が優位に立つしつけが大切です。
人が大好きで遊び好きなので、コミュニケーションをしっかりとってあげることが大切です。臆病で警戒心が強い性質もあるので、子犬のうちから人や犬に慣れさせてください。
小型で室内飼い向きの犬種のため、運動量は少なくても大丈夫ですが、長毛で巻き毛の個体が多いので毛玉になりやすく、毎日ブラッシングしてあげてくださいね。
ハバニーズの価格は?

国内だと25~35万円ほどで取引されています。子犬を見つけるハードルが高いかもしれません。
出産の回数や頭数も限られるので、人気のブリーダーだと予約してから待つ時間も長くなる可能性もあります。また親がチャンピオン犬だったり付加価値が付くと、価格は格段に上がります。
海外から輸入する場合はおおよそ50万円程度かかるといわれていますが、良いブリーダーによる繁殖で、血統的に疾患の可能性が低ければ高くないという考え方もあるようです。
ハバニーズにおすすめのドッグフードは?
極(kiwami)

ハバニーズには、「極(kiwami)」がおすすめです。
「極(kiwami)」には、皮膚や被毛の美しさを保つ「サーモンオイル」「亜麻仁油」、関節のケアに役立つ「コンドロイチン」を含んでいます。
人工添加物や穀物は使用しておらず、主原料には脂肪燃焼を助けるビタミンB1・B2などを多く含むアヒル肉を使用しています。
ハバニーズにおすすめな最高級ドッグフードはこちらの記事からも確認できます。
お洒落を楽しもう!

ハバニーズは高貴な雰囲気を持つ長毛が魅力の犬種で、シーズーやプードルのようにトリミングやオシャレを楽しむ飼い主さんが多いようです。
毛色は多彩ですが、カラーによっては子犬期から成犬期にかけて、色が薄く変化する個体もいます。成長段階を見ていくのも飼育の上で大きな楽しみになりますよ。
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