活発で聡明、独立心と警戒心が強い性格といわれているトイマンチェスターテリア。体能力抜群で、アパートでも飼うことができます。
この記事ではトイマンチェスターテリア特徴や性格、価格や入手方法についてご紹介します。
トイマンチェスターテリアの特徴は?

トイマンチェスターテリアはイギリスが原産で、別名イングリッシュトイテリアとも呼ばれます。マンチェスター地方には人気の娯楽として「ネズミ捕り競争」や「ウサギ追いレース」があり、その両方で活躍できる犬としてマンチェスターテリアが生まれたといわれています。さらにそのマンチェスターテリアを小型化したのがトイマンチェスターテリアです。体高は25~30cm、体重は2.5~3.6kgという小柄な犬種で、利口で物わかりが良いのが特徴です。室内でも問題なく飼えますよ。
トイマンチェスターテリアの性格は?

レース向きと言われる凛々しい見た目のとおり、活発で好奇心旺盛な性格です。頭も良く、ピンと立った耳で飼い主の言葉をしっかりと聞き取り、すぐに理解してくれます。飼い主や家族以外の見知らぬ人に対して鋭敏で、吠えて飼い主に知らせる番犬の要素も持ち合わせているので、番犬にも向いている油断がない性格ですよ。
小型犬でしつけしやすく、無駄吠えもしないよう訓練できるので、外でしっかり運動させることができれば、集合住宅やアパートでも飼育が可能な犬種です。
トイマンチェスターテリアの価格は?ブリーダー?ペットショップ?

ブリーダーから購入する際の相場は15~25万円が目安です。ペットショップで購入する場合は仲介業者が入るため、ブリーダーから購入するよりも割高になり30万円を超えることもあります。
トイマンチェスターテリアは他の犬種に比べて性成熟が早くてお産も軽く、一回に3~5匹ほど生まれるため、ブリーダーから購入する場合でも購入しやすいことが多いです。
ブリーダーからの購入の場合、兄弟犬や親犬などの情報を聞くことができるため、成長した後の気質や体つき、かかりやすい病気などを予想できるので安心ですよ。
どんな子犬を買えば良い?注意したい点は?

動きが素早く活発で、走る姿が堂々とした足腰の丈夫な子犬を選んでください。トイマンチェスターテリアは気が強い一面がある犬種なので、できるだけ人に寄って来る子犬を選んでおきたいですね。
利口なので、しつけも簡単な部類に入る犬種です。子犬の頃から飼い主や家族に従うよう服従訓練を行い、室内でもテレビやラジオを活用して音に慣れさせてください。外にも連れ出してあげて多くの人や他の犬に会わせることで「社会化」に時間を割いてあげてください。
番犬としての適性も高く、インターフォンの音や新聞配達などの訪問者に対して吠えることがあります。犬種の性格上、ある程度は仕方がないことですが、特に集合住宅で飼う場合は子犬の頃から音や人に慣らす訓練に力を入れてあげてくださいね。
トイマンチェスターテリアにおすすめのドッグフードは?
カナガンドッグフード

トイマンチェスターテリアにおすすめのドッグフードは「カナガンドッグフード」です。
主原材料に「骨抜きチキン生肉」や「乾燥チキン」などの良質なチキンを50%以上使用しています。犬にとって必要な栄養素だけを使用して作られていますよ。
犬にとって不必要な穀物で余計なカサ増しを行っていない「グレインフリー」なので、消化不良や便秘を起こす可能性が低いです。過去に穀物入りのフードで体調を崩したことのある愛犬にも安心して与えることができます。
粒がドーナツ型なので、噛み砕きやすく、喉につまらせる心配もありませんよ。
トイマンチェスターテリアにおすすめなドッグフードはこちらの記事からも確認できます。
トイマンチェスターテリアの飼育の際の注意点は?

走ることが大好きで、長時間の散歩よりも、短時間で自由に走り回れる外遊びが好きな犬種です。時々はドッグランなどで思いっきり走らせてあげてください。運動で満足することができれば、家の中で迷惑をかけることが少なくなりますよ。
短毛で抜け毛も少ないため、被毛のお手入れは簡単です。1週間に2回程度、ブラッシングしてあげればOKです。冬の寒さに弱いので、季節に応じた温度管理を気をつけてあげてくださいね。とても飼い易くしつけ易い犬なので、初めての方にもおすすめできる犬種ですよ。
トイマンチェスターテリアを日本で飼育しようとしたときにかかる初期費用や餌代はこちらの記事にまとめています。
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