ミニチュアシュナウザーの飼い方まとめ!性格や飼育環境、食事、しつけ、寿命・病気は?

ミニチュアシュナウザーは、ドラマ「マルモのおきて」にも登場した犬種です。

賢くてかわいい犬「ムック」を見て興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。小柄ながらも賢く鋭敏な顔が特徴ですよ。

この記事では、この記事では、ミニチュアシュナウザーの性格、大きさ・体重など体の特徴、しつけのポイントをまとめました。

 

ミニチュアシュナウザーの基本情報

ミニチュアシュナウザー

大きさや特徴

体型は頑丈で筋肉が発達しており四角く、骨太で体高と体長の比率がほぼ等しいスクエアタイプです。

体高30~35cm、体重5~7kgほどで「長い眉毛」「長い口ひげ」が特徴的ですよ。

被毛はダブルコートで、被毛カラーは「ソルト&ペッパー」「ブラック」「ブラック&シルバー」「ホワイト」の4種類です。

仲間犬種

ジャイアントシュナウザー

ジャイアントシュナウザーは、中世のドイツで番犬や害獣駆除に従事していたスタンダードシュナウザーを牧羊犬サイズに大型化した犬種です。

体の大きさは体高57~60cmほどで、警戒心が強く知的で活発な性格をしていますよ。

スタンダードシュナウザー

スタンダードシュナウザーは、ミニチュアシュナウザー・ジャイアントシュナウザーの基になったオリジナルです。

ミニチュアシュナウザーと比べると体高が15cmほど高く、中型犬に分類されます。

番犬気質が残ってはいるものの、訓練能力や忠誠心に優れていますよ。

 

ミニチュアシュナウザーの性格について

ミニチュアシュナウザー

性格

ミニチュアシュナウザーの性格

  • 活発
  • 忠誠心が強い
  • 友好的
  • 聡明

ミニチュアシュナウザーの性格は、「活発」「忠誠心が強い」「友好的」「聡明」などです。

他のシュナウザー種と比べると支配欲も強くないので他の犬とも仲良くできます。また、聡明でしっかりしつけを行えば、小さい子供とも友好的に接することができますので、家庭犬にぴったりですよ。

やや頑固な一面もあり、警戒心を持ち合わせていますので、番犬としても向いています。

 

ミニチュアシュナウザーの食事について


ドッグフードをメインで与えたい場合は、「総合栄養食」と表示されているドッグフードを選びましょう。これは水と一緒に与えるだけで、健康が維持できるドッグフードのことです。選ぶ際は原材料を必ず確認しましょう。主原料が「肉類」であることが望ましいですよ。

手作り食をメインで与えたい場合は、「一般食」と表示されているドッグフードがおすすめです。いわば「おかず」のようなものであり、トッピングとして利用することで手軽に栄養を追加することができます。

食事量

ドッグフードの裏面に記載されている量をあげるようにします。

ただ、体重との換算表は、愛犬が「理想体型」であることを前提としているので、太っている子や痩せている子は量の調整が必要となります。

おすすめドッグフード

カナガンドッグフード

ミニチュアシュナウザーには、「カナガンドッグフード」がおすすめです。

カナガンドッグフードの原材料は、全て人間用の食品工場で加工出荷された肉・魚・野菜である「ヒューマングレード」を使用。原材料である「骨抜きチキン生肉」や「乾燥チキン」は50%以上含まれています。

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ミニチュアシュナウザーの快適な飼育環境について

ミニチュアシュナウザー_犬

揃えておくもの

揃える項目

  • ケージ
  • トイレ用品
  • 食器類
  • 首輪やリード
  • ケア用品

ミニチュアシュナウザーとの生活をより快適なものにするために、「ケージ」「トイレ用品」「食器類」「首輪やリード」「ケア用品」をまず揃えるようにします。

 

ミニチュアシュナウザーのお手入れについて

ミニチュアシュナウザー

お手入れ項目

  • 被毛ケア
  • シャンプー
  • 歯磨き
  • 爪切り
  • 耳掃除

ミニチュアシュナウザーとの生活をより良くするためには、日々のこまめなケアが欠かせません。

被毛ケア

被毛がすぐ伸びてきて絡みやすいので、週1~2回を目安にブラッシングします。

スリッカーブラシで被毛のもつれを解いてから、優しくコームを使って全身の毛を整えてあげるといいですよ。

シャンプー

1~2ヶ月に1回を目安に行います。

シャンプー前にブラッシングで余計な抜け毛を取り除いておくと、毛が絡みにくくなってシャンプーしやすくなりますよ。

シャンプーが終わった後は流し残しのないように、丁寧にすすぐことも忘れないでくださいね。

歯磨き

定期的な歯磨きは口腔疾患のケアに繋がります。

指に巻いたガーゼで歯の表面に付着した汚れをふき取るようにします。

爪切り

血管を傷つけないように、爪の先端から少しずつ切るようにします。万が一の時のために止血剤も用意しておくといいですよ。

耳掃除

耳掃除は、耳が汚れているタイミングで行います。

「耳垢が増えた」などいつもと違う様子であれば、病院で診察を受けるようにしてくださいね。

 

ミニチュアシュナウザーの散歩や運動について

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーは激しい運動は不要ですが、活発で遊び好きな子が多いので1日2回それぞれ30分程度の散歩や運動を心がけてください。

週末などはドッグランへ連れていき、思いっきり走り回らせてあげるのもおすすめですよ。

 

ミニチュアシュナウザーのしつけについて

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーのしつけは、子犬の頃から始めましょう。

しつけをするうえで重要な事は、リーダーは飼い主であることを理解させることです。可愛いからと甘やかすことはせず、時には毅然とした態度で接することも大切ですので、メリハリをつけて取り組みましょう。

自己主張が強い一面もあるので、一度甘やかすとどんなに指示してもいうことを聞かない、わがままな犬になってしまう恐れがありますよ。

ご褒美を与えてみて

しつけの際は、たくさん褒めることと同時にご褒美を与えてみてもいいですね。好きなおやつやご飯の他、たくさん遊んであげることもご褒美になりますよ。

 

ミニチュアシュナウザーの寿命・病気について

寿命

平均寿命

  • 12~15年

ミニチュアシュナウザーの寿命は12~15年で、小型犬としては平均的です。

病気

気を付けたい病気

  • 結膜炎
  • 尿路結石
  • 外耳炎

ミニチュアシュナウザーが気をつけたい病気としては、「結膜炎」「尿路結石」「外耳炎」などが挙げられます。

結膜炎

目の周りに毛が多いため、「結膜炎」に注意しましょう。「結膜炎」になると、目が充血していたり、常に涙目である状態が続きます。足で目をこするような仕草が増えている場合は、目元を気にしてあげて下さいね。

尿路結石

ミニチュアシュナウザーは尿石ができやすい犬種です。食事や運動管理を徹底していても尿石ができてしまうことはあります。早期発見をすることが大切なので、定期的に尿の回数やにおい、色などを確認してくださいね。

外耳炎

垂れ耳をしているミニチュアシュナウザーは「外耳炎」に気を付けたい犬種です。通気性が悪く汚れが溜まりやすい構造なので、定期的に掃除してあげて下さい。首を掻く仕草が多い場合や、耳から悪臭がする場合は炎症を起こしている可能性がありますので、すぐに病院で診察をしてもらいましょう。

 

ミニチュアシュナウザーの迎え入れについて

ミニチュアシュナウザー 

迎え入れにかかる費用

子犬価格

  • およそ20万円

ミニチュアシュナウザーの迎え入れにかかる費用は、およそ20万円です。

両親のドッグショーでの成績や、「毛色」によっては30万円を超えることもありますよ。

迎え入れ先

人気犬種なので、「ペットショップ」「ブリーダー」「里親制度」など様々な方法で迎え入れることができます。

それぞれにメリット・注意点があるので、家庭にあった方法で迎え入れるようにしてくださいね。

 

まとめ


いかがでしたでしょうか?

この記事では、ミニチュアシュナウザーの飼い方について紹介しました。

飼い主さんへの忠誠心が強いのでしつけはそこまで大変ではありませんが、信頼関係をしっかり築くことが大切になりますので、スキンシップやコミュニケーションが大切になります。

また、飼い主さん以外の人間や動物と触れ合う機会を多くすることで、無駄吠えや攻撃性が抑えられます。穏やかに過ごすためにも、子犬の頃からしっかり社会性を身に着けさせるようにしてくださいね。

すでに飼育している、これから飼育を考えている皆様のお役に立てる情報があれば幸いです。

 

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