通称「ウェスティ」という愛称でも親しまれているウエストハイランドホワイトテリアは、スコットランド原産のテリア種です。
ドッグフードのパッケージで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ウェストハイランドホワイトテリアの性格や特徴、子犬の迎え入れ費用や迎え入れ方、しつけや寿命についてまとめました。
ウェストハイランドホワイトテリアの基本情報

性格
ウェストハイランドホワイトテリアの性格は、「甘えん坊」「独立心が強い」「社交的」などです。
スコットランド産のテリア種の中ではもっとも友好的な性格をしており、明るい子が多いですね。
大きさや特徴
ウエストハイランドホワイトテリアの大きさは、体高28cm前後 体重7~10kgです。
小型害獣の狩猟犬として活躍していた歴史背景があるので、「鋭い歯」と「頑丈なアゴ」が特徴的ですよ。
被毛はダブルコートで、ホワイト1色のみが認められています。
寿命
寿命は12~14年ほどで、小型犬としては平均的ですね。
ウェストハイランドホワイトテリアの食事について

食事量
ドッグフードの裏面に記載されている量をあげるようにします。
ただ、体重との換算表は、愛犬が「理想体型」であることを前提としているので、太っている子や痩せている子は量の調整が必要となります。
おすすめドッグフード

ウェストハイランドホワイトテリアには、「モグワン」がおすすめです。
モグワンはチキン生肉とサーモンを中心とした「動物性タンパク質」が50%以上を占める高タンパクフードで、香料や着色料も不使用です。
一粒一粒に栄養素がギュッと詰まっているので、少しの量でも十分な栄養を摂取することができますよ。
ウェストハイランドホワイトテリアの運動について

1日2回、それぞれ1時間程度の運動をさせるようにします。
狩猟犬として活躍していた犬種で、体型の割には豊富な運動量が必要だからです。
ウェストハイランドホワイトテリアのしつけについて

しつけでは、リーダーが飼い主であることを理解してもらうことが大切です。
頑固で嫌なことに対しては反抗心をむき出しにすることもあるので、甘やかして立場が逆転してしまうと手に負えなくなることもあるからです。
時には毅然とした態度を取ることも必要ですよ。
ウェストハイランドホワイトテリアの生活環境について

ウェストハイランドホワイトテリアとの生活をより快適なものにするために、「ケージ」「トイレ用品」「食器類」「首輪やリード」「ケア用品」をまず揃えるようにします。
ウェストハイランドホワイトテリアのお手入れについて

お手入れ項目
- 被毛ケア
- シャンプー
- 歯磨き
- 爪切り
- 耳掃除
ウェストハイランドホワイトテリアとの生活をより良くするためには、日々のこまめなケアが欠かせません。
被毛ケア
ブラッシングは、毎日、換毛期であれば1日2回を目安に行います。
スリッカーブラシで余計なアンダーコートを取り除いた後にコームで仕上げます。
シャンプー
1~2ヶ月に1回を目安に行います。
シャンプー前にブラッシングで余計な抜け毛を取り除いておくと、毛が絡みにくくなってシャンプーしやすくなりますよ。
シャンプーが終わった後は流し残しのないように、丁寧にすすぐことも忘れないでくださいね。
歯磨き
定期的な歯磨きは口腔疾患のケアに繋がります。
指に巻いたガーゼで歯の表面に付着した汚れをふき取るようにします。
爪切り
血管を傷つけないように、爪の先端から少しずつ切るようにします。万が一の時のために止血剤も用意しておくといいですよ。
耳掃除
耳掃除は、耳が汚れているタイミングで行います。
「耳垢が増えた」などいつもと違う様子であれば、病院で診察を受けるようにしてくださいね。
ウェストハイランドホワイトテリアの病気について

健康的な犬種として知られていますが、「アレルギー性皮膚炎」「脂漏性皮膚炎」などの皮膚に関する病気には気をつけてあげてください。
遺伝性の病気として、ライオンの顎とも呼ばれる「頭蓋下顎骨症」を発症することもありますよ。
ウェストハイランドホワイトテリアの迎え入れについて

迎え入れにかかる費用
ウエストハイランドホワイトテリアの子犬の迎え入れにかかる費用は、およそ18万円です。
一般的なペットタイプであれば18万円前後ですが、ショータイプ向きの良血の子などは30万を超える値がつくことも珍しくありませんよ。
迎え入れ先
「ブリーダー」「里親制度」での迎え入れが一般的ですが、ペットショップでも稀に扱っていることがあります。
それぞれの方法にメリット・注意点があるので、自分に家庭にあった方法で迎え入れるようにしてくださいね。
まとめ

この記事では、ウェストハイランドホワイトテリアの飼い方について紹介しました。
すでに飼育している、これから飼育を考えている皆様のお役に立てる情報があれば幸いです。
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