オーストラリアンシェパードは、鋭い知性とエネルギーに満ち溢れた表情と豊富な胸元の飾り毛が特徴的な犬種です。
美しい風貌と家族に対する献身的な性格から、近年になって特に人気が出てきていますよ。
この記事では、オーストラリアンシェパードの性格や特徴、子犬の迎え入れ費用や迎え入れ方、しつけや寿命についてまとめました。。
オーストラリアンシェパードの基本情報

性格
オーストラリアンシェパードの性格は、「大胆」「賢い」「愛情深い」などです。
おとなしい性格の子が多いので、犬同士で喧嘩することも滅多になく、小さな子供がいる家庭でも迎え入れやすいと人気を集めていますよ。
大きさ・体重
体高45~59cm、体重18~35kgで中型犬に分類されます。
被毛はコリーによく似ていて、上毛は部分的に直毛だったりカールがかかっていたりしますよ。
毛色は、ブルーマール、ブラック、レッドマール、レッドなどです。
仲間の犬種
シェパード種の仲間として、「ジャーマンシェパード」「ホワイトシェパード」「アナトリアンシェパード」がいますよ。
ジャーマンシェパード

「ドイツの牧羊犬」と言う意味を持つドイツ原産のシェパードです。
一般的には警察犬のイメージが強いですが、世界中の様々な場所で「世界最高の使役犬」として活躍していますよ。
ホワイトシェパード

ホワイトシェパードは、ジャーマンシェパードから産まれた白い毛を持つ犬のみを繁殖した犬種です。
アナトリアンシェパード

アナトリアンシェパードはトルコ原産の護畜犬です。
長いふさふさのシッポと垂れ耳、太い足が特徴的です。
オーストラリアンシェパードの寿命や病気について

寿命
オーストラリアンシェパードの平均寿命は12~15年と、中型犬の中でも平均的です。
病気
気をつけたい病気としては、「てんかん」「コリーアイ」「白内障」などがあります。
オーストラリアンシェパードの食事について

食事量
ドッグフードの裏面に記載されている量をあげるようにします。
ただ、体重との換算表は、愛犬が「理想体型」であることを前提としているので、太っている子や痩せている子は量の調整が必要となります。
おすすめドッグフード

オーストラリアンシェパードには、「モグワン」がおすすめです。
モグワンはチキン生肉とサーモンを中心とした「動物性タンパク質」が50%以上を占める高タンパクフードで、香料や着色料も不使用です。
一粒一粒に栄養素がギュッと詰まっているので、少しの量でも十分な栄養を摂取することができますよ。
オーストラリアンシェパードの運動について

使役犬としてだけでなく競技犬としても活躍する犬種なので、1日2回それぞれ60分程度を目安にするといいですよ。
駆け足や、フリスビー、ボール遊びなどを取り入れるのもおすすめです。
オーストラリアンシェパードのしつけについて

リーダーは飼い主であることを理解させ、時には毅然とした態度で接することが大切です。
物分かりがよく訓練しやすい犬種ですが、一度甘やかすとどんなに指示してもいうことを聞かない、わがままな犬になってしまう恐れがあるからです。
オーストラリアンシェパードの生活環境について

オーストラリアンシェパードとの生活をより快適なものにするために、「ケージ」「トイレ用品」「食器類」「首輪やリード」「ケア用品」をまず揃えるようにします。
オーストラリアンシェパードのお手入れについて

お手入れ項目
- 被毛ケア
- シャンプー
- 歯磨き
- 爪切り
- 耳掃除
オーストラリアンシェパードとの生活をより良くするためには、日々のこまめなケアが欠かせません。
被毛ケア
ブラッシングは、毎日、換毛期であれば1日2回を目安に行います。
スリッカーブラシで余計なアンダーコートを取り除いた後にコームで仕上げます。
シャンプー
1~2ヶ月に1回を目安に行います。
シャンプー前にブラッシングで余計な抜け毛を取り除いておくと、毛が絡みにくくなってシャンプーしやすくなりますよ。
シャンプーが終わった後は流し残しのないように、丁寧にすすぐことも忘れないでくださいね。
歯磨き
定期的な歯磨きは口腔疾患のケアに繋がります。
指に巻いたガーゼで歯の表面に付着した汚れをふき取るようにします。
爪切り
血管を傷つけないように、爪の先端から少しずつ切るようにします。万が一の時のために止血剤も用意しておくといいですよ。
耳掃除
耳掃除は、耳が汚れているタイミングで行います。
「耳垢が増えた」などいつもと違う様子であれば、病院で診察を受けるようにしてくださいね。
オーストラリアンシェパードの迎え入れについて

迎え入れにかかる費用
オーストラリアンシェパードの迎え入れにかかる費用は、およそ20万円です。
ただ、遺伝子疾患の多い犬種なので、事前に遺伝子検査を済ましている場合はさらに高くなることもありますよ。
迎え入れ先
ペットショップで扱われることはほぼないので、オーストラリアンシェパードを迎え入れる方法は、「ブリーダー」「里親制度」がメインになります。
それぞれの方法にメリット・注意点があるので、自分にあった方法で迎え入れるようにしてください。
まとめ

この記事では、オーストラリアンシェパードの飼い方について紹介しました。
すでに飼育している、これから飼育を考えている皆様のお役に立てる情報があれば幸いです。
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