ポーチュギーズウォータードッグの飼い方まとめ!性格や迎え入れ費用、特徴、寿命・病気、食事、しつけは?

ポーチュギーズウォータードッグはポルトガル原産の漁用犬で、漁師のサポート役として活躍していた犬種です。

オバマ元米大統領一家がホワイトハウスで飼っているファーストドッグの「ボー」は、男の子のポーチュギーズウォータードッグですよ。

この記事では、ポーチュギーズウォータードッグの性格や特徴、子犬の迎え入れ費用や迎え入れ方、しつけや寿命についてまとめました。

ポーチュギーズウォータードッグが気になっていた方や飼育を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

 

ポーチュギーズウォータードッグの基本情報

ポーチュギーズウォータードッグ

歴史

古くから漁師に好まれ、船から船へ泳いでメッセージを伝えたり、網の設置を手伝ったりしていました。

漁業が近代化したことでポーチュギーズウォータードッグの仕事は減ってしまいましたが、現在では忠実な性格と変わった外見からショードッグやペットとして人気が出ていますよ。

性格

ポーチュギーズウォータードッグの性格

  • 活発
  • 忠実
  • 好奇心旺盛

ポーチュギーズウォータードッグの性格は「活発」「忠実」「好奇心旺盛」などです。温厚で飼い主さんに対してはとても忠実です。見知らぬ人には警戒心をあらわにすることもありますが、遊び好きな一面がるので子供や他の動物とも仲良くできますよ。
活発な一面もありますので、たくさん遊んであげたり運動させると喜びます。

大きさや特徴

ポーチュギーズウォータードッグの大きさは、体高43~57cm、体重16~25kgほどで中型犬に分類されます。

筋肉質でバランスのとれた体型に、「長い脚」「水が入りにくいように進化した垂れ耳」「付け根から先細りの尾」「指の間の水かき」などが特徴的です。

被毛は「巻き毛タイプの短毛」と「波状毛タイプの長毛」の2種類があり、カラーは黒、茶、黒&白、白など様々です。
 

ポーチュギーズウォータードッグの運動について

ポーチュギーズウォータードッグ

1日2回それぞれ60分程度を目安に運動させます。狩猟犬として活躍していた犬種なので、運動量が不足すると「吠え」や「噛む」といった問題行動を起こすこともありますよ。
泳ぐことや潜ることが大好きなので、通常の散歩に加えて周囲の安全が確保できる海や川で思いっきり遊ばせてあげるのもいいですね。
週末はドッグランなどを利用して、思いっきり運動させてあげましょう。

散歩では、飼い主さん以外の人間や動物に触れ合う機会を作ってみてもいいでしょう。子犬の頃から環境を作ってあげることで、犬にとっても過ごしやすくなるでしょう。

 

ポーチュギーズウォータードッグのしつけについて

ポーチュギーズウォータードッグ

リーダーは飼い主であることを理解させ、時には毅然とした態度で接することが大切です。
飼い主さんにたいして忠実ですが、しつけが中途半端だと言うことを聞かなくなり、警戒心から他の犬や人間とトラブルを発生させてしまう可能性があります。

叱ることよりもたくさん褒めることを重点的にしつけを行いましょう。人間のために働くことを好むため、何かしらの役割与えるなどを取り入れてみてもいいでしょう。

 

ポーチュギーズウォータードッグの寿命や病気について

ポーチュギーズウォータードッグ

寿命

平均寿命

  • 12~14年

ポーチュギーズウォータードッグの平均寿命は12~14年です。中型犬としては平均的な寿命です。
食事や運動などで健康に気を遣うことで、より長く共に過ごす時間が増えますよ。

病気

気を付けたい病気

  • 股関節形成不全
  • 進行性網膜萎縮症
  • 外耳炎

ポーチュギーズウォータードッグは病気にかかりにくい犬種の一つですが、親からの遺伝性疾患には気をつけなければなりません。主に「股関節形成不全」「進行性網膜萎縮症」などや、「外耳炎」に気を付けましょう。

股関節形成不全

股関節の骨の形が変形してしまう関節の病気です。大型犬に多い病気と言われていますが、肥満や激しい運動が原因の場合もあり、どんな犬種も発症する可能性があります。変形した箇所が嚙み合わず炎症を起こし痛みで動くのを嫌がるようになったり、歩き方がおかしいと感じたら、すぐに病院へ行きましょう

進行性網膜萎縮症

目の奥にある網膜が少しずつ変形してしまい、徐々に視力が低下、最終的に失明してしまう目の病気です。原因は遺伝性の可能性があり、完治する治療法は見つかっていません。予防することは難しいですが、早期発見することで、症状を遅らせる治療を受けることができます。「暗闇を怖がるようになった」「反応しなくなった」などの様子が見られる場合は、すぐに病院で診察してもらいましょう。

外耳炎

真菌や細菌、アレルギーなど様々な原因で発症する耳の病気です。ポーチュギーズウォータードッグのようなたれ耳の場合、通気性が悪いために悪化させてしまう可能性があります。痒みや違和感で首を掻くことが増えたり、耳から悪臭がするようであれば、すぐに病院で診てもらいましょう。

 

ポーチュギーズウォータードッグの食事について

ポーチュギーズウォータードッグ
ドッグフードをメインで与えたい場合は、「総合栄養食」と表示されているドッグフードを選びましょう。これは水と一緒に与えるだけで、健康が維持できるドッグフードのことです。選ぶ際は原材料を必ず確認しましょう。主原料が「肉類」であることが望ましいですよ。

手作り食をメインで与えたい場合は、「一般食」と表示されているドッグフードがおすすめです。いわば「おかず」のようなものであり、トッピングとして利用することで手軽に栄養を追加することができます。

ドッグフードには高温で焼き上げた「ドライフード」や、水分量の多い「ウェットフード」などさまざまな食感のドッグフードがあります。歯や顎の状態、年齢・好みに合わせてフードを選択して下さいね。

食事量

ドッグフードの裏面に記載されている量をあげるようにします。

ただ、体重との換算表は、愛犬が「理想体型」であることを前提としているので、太っている子や痩せている子は量の調整が必要となります。

おすすめドッグフード

モグワンドッグフード

ポーチュギーズウォータードッグには、「モグワン」がおすすめです。

モグワンはチキン生肉とサーモンを中心とした「動物性タンパク質」が50%以上を占める高タンパクフードで、香料や着色料も不使用です。

一粒一粒に栄養素がギュッと詰まっているので、少しの量でも十分な栄養を摂取することができますよ。

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ポーチュギーズウォータードッグの生活環境について

ポーチュギーズウォータードッグ

最低限揃えておくもの

揃える項目

  • ケージ
  • トイレ用品
  • 食器類
  • 首輪やリード
  • ケア用品

ポーチュギーズウォータードッグとの生活をより快適なものにするために、「ケージ」「トイレ用品」「食器類」「首輪やリード」「ケア用品」をまず揃えるようにします。

 

ポーチュギーズウォータードッグのお手入れについて

お手入れ項目

  • 被毛ケア
  • シャンプー
  • 歯磨き
  • 爪切り
  • 耳掃除

ポーチュギーズウォータードッグとの生活をより良くするためには、日々のこまめなケアが欠かせません。

被毛ケア

抜け毛の少ない犬種ですが、ブラッシングは毎日、換毛期であれば1日2回を目安に行います。

スリッカーブラシで余計なアンダーコートを取り除いた後にコームで仕上げます。

シャンプー

1~2ヶ月に1回を目安に行います。

シャンプー前にブラッシングで余計な抜け毛を取り除いておくと、毛が絡みにくくなってシャンプーしやすくなりますよ。

シャンプーが終わった後は流し残しのないように、丁寧にすすぐことも忘れないでくださいね。

歯磨き

定期的な歯磨きは口腔疾患のケアに繋がります。

指に巻いたガーゼで歯の表面に付着した汚れをふき取るようにします。

爪切り

血管を傷つけないように、爪の先端から少しずつ切るようにします。万が一の時のために止血剤も用意しておくといいですよ。

耳掃除

耳掃除は、見える範囲で耳が汚れている場合に掃除します。専用のクリーナーを使って汚れを取り除きましょう。ポーチュギーズウォータードッグはたれ耳なので、とくに気にしてあげて下さいね。

「耳垢が増えた」「耳から悪臭がする」などいつもと違う様子であれば、病院で診察を受けるようにしてくださいね。

 

ポーチュギーズウォータードッグの迎え入れについて

ポーチュギーズウォータードッグ

迎え入れにかかる費用

子犬価格

  • およそ25~30万円

ポーチュギーズウォータードッグの子犬の迎え入れにかかる費用は、およそ25~30万円です。

海外のブリーダーからも迎え入れることは可能ですが、輸送などの諸経費を含めると50万円以上は見積もっておく必要がありますよ。

迎え入れ先

ポーチュギーズウォータードッグの迎え入れ先は、「ブリーダー」「里親制度」などです。

あまり有名ではないですが毎年15頭近くがJKCに登録されており、数は少ないものの熱心なブリーダーさんによって繁殖が行われていますよ。

 

まとめ


いかがでしたでしょう。

この記事では、ポーチュギーズウォータードッグの飼い方について紹介しました。

賢く温厚なので、初めの方でも飼育しやすい犬種ですよ。また、抜け毛も多くないので、室内での飼育も向いています。

水遊びを好むので、川や海などをよく利用する飼い主さんとも相性がいいでしょう。

すでに飼育している、これから飼育を考えている皆様のお役に立てる情報があれば幸いです。

 

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