フェネックの価格は?絶滅危惧種?おすすめの購入先は?

北アフリカやアラビア半島の砂漠に住むキツネの一種であるフェネック。大きな耳とクリクリの目がチャームポイントで、チワワにも似たかわいく癒し系の顔立ちをしています。ペットとして飼いたいと思ったら、どうすれば良いのでしょうか。この記事では、フェネックの価格や、絶滅危惧種になっているのか、おすすめの購入先についてまとめました。

 

フェネックは高級なペット?価格の相場は?

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近頃はペットとして飼われることも増えてきましたが、まだまだ珍しいフェネック。その価格は、目安として100万円ほどといわれています。オスよりメスのほうが高い傾向にあります。ペットショップはブリーダーから購入していることが多いため、ブリーダーから直接購入するほうが少し安くなります。

ブリーダーにより価格は異なりますが、高額なことに変わりはありません。おかしいと思うほど安い値段を提示された場合は、悪質な転売などの可能性もありますので、気をつけてくださいね。

 

フェネックは絶滅危惧種?

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フェネックは、個体数が少ないためワシントン条約で保護されている動物です。ワシントン条約とは、絶滅の恐れがある希少な野生動物の国際間取引を規制するための条約です。

フェネックはワシントン条約の中でも「商業取引を規制しなければ、それが絶滅する恐れのある種」に指定されているため、国際間で取引きをする際には政府の輸出許可証などが必要になります。フェネックを飼うときには、保護の対象となっている動物であることもしっかり学んだ上で、大切に飼ってくださいね。

 

フェネックのオススメの購入先は?

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フェネックの輸入には規制があり煩雑で時間もかかるため、海外から入ってくる個体は非常に限られています。現在取引されているのは、国内で繁殖された数少ない個体が対象となっています。ペットショップやブリーダーから購入する方法がありますが、ネットでブリーダーの情報を集めて探す方法がいちばん可能性が高いといえます。数は多くありませんが、里親募集の告知なども注意して見てみてください。

取引をしたいと思ったら、動物取扱業者の登録をしているかだけは忘れず確認してください。フェネックを飼育している人は決して多いと言えないため、情報もたくさんあるわけではありません。購入した後も、色々と小さなことでも気軽に相談できる関係性が築ける方だと心強いですよね。

可愛いフェネックは、国内では東京の「井の頭自然文化園」や、福島の「アクアマリンふくしま」、愛知の「東山動植物園」などで見ることができます。フェネックの本来の姿が見られるよう、砂漠の環境に近づけた展示を行っている園もあります。自宅で飼育するときに見せる顔とは異なり、すばしっこくやんちゃに走り回る姿や、高く飛び跳ねたり、穴を掘る様子は一見の価値があります。足を運んでみてくださいね。