爬虫類の中で圧倒的にペットとしての人気が高いカメ。最近ではペットショップやホームセンターでも目にする機会が増えました。
カメは、ミズガメとリクガメの2種類に分類され、種類も豊富です。
今回の記事では、リクガメの種類や特徴、販売価格についてまとめました。
この記事でまとめたこと
ペットとして人気のリクガメの種類1:ヘルマンリクガメ

ヘルマンリクガメの価格
- 10,000円~30,000円
ヘルマンリクガメの価格は10,000円から30,000円です。
特徴
大変丈夫で人懐っこい性格なので、最も飼いやすいリクガメです。
初心者からマニアまで根強い人気があります。
性格は好奇心旺盛な子から大人しい子まで様々ですよ。
その他特記事項
成長しても20㎝と小型なので省スペースで終身飼育が可能です。
日本には、ヒガシヘルマンリクガメとニシヘルマンリクガメの二種が輸入されていますが、ニシヘルマンリクガメのほうが流通が少ないため高価で販売されています。
ペットとして人気のリクガメの種類2:ギリシャリクガメ

ギリシャリクガメの価格
- 10,000円~30,000円
ギリシャリクガメの価格は10,000円~30,000円です。
特徴
甲羅の柄が豊富でギリシャのモザイク模様と似ていることからギリシャリクガメと呼ばれています。
丈夫で日本の気候にも適応し、飼育がしやすいためリクガメ入門種としてもおすすめですよ。
その他特記事項
成長しても20~30㎝の小型なので省スペースで終身飼育が可能です。
性格も大人しく、慣れると飼い主さんの顔を覚えてくれますよ。
コンスタントに輸入されており、ペットショップやホームセンターでも
入手することができます。
ペットとして人気のリクガメの種類3:ホルスフィールドリクガメ

ホルスフィールドリクガメの価格
- 8,000円~15,000円
ホルスフィールドリクガメの価格は8,000円~15,000円です。
特徴
本来カメは前足の指が5本、後ろ足の指が4本なのですが、ホルスフィールドリクガメは前後の足の指が4本ずつあります。
別名ヨツユビリクガメと呼ばれていますよ。
その他特記事項
穴掘りが得意なので、外で飼育する場合は脱走に注意が必要です。
飼育環境下では、床材を厚めに敷いて穴掘りができるようにしてあげてくださいね。
日本での流通も多いので、ペットショップで最も安価で売られていますよ。
ペットとして人気のリクガメの種類4:エロンガータリクガメ

エロンガータリクガメの価格
- 20,000円~30,000円
エロンガータリクガメの価格は20,000円~30,000円です。
特徴
黄土色をベースとした甲羅に黒い斑紋が入っているのが特徴です。
斑紋の入り方には個体差があり、全く入らないものから、黄土色の部分がほとんどないものまでいます。
通常頭部は黄色ですが、繁殖期に発情したオスはピンク色に変化します。
その他特記事項
古くから大量に輸入され、安価で入手することができたカメです。
最近では野生個体の減少により、流通数も激減したため価格が高騰しています。
多湿にも強く、丈夫で日本の気候でも飼育がしやすいのでおすすめですよ。
ペットとして人気のリクガメの種類5:パンケーキリクガメ

パンケーキリクガメの価格
- 15,000円~30,000円
パンケーキリクガメの価格は15,000円~30,000円です。
特徴
極端に扁平で指で押すとへこむほど柔らかい甲羅を持っています。
数多くいるリクガメの中でも、最もユニークな見た目で人気の高い種類です。
軽量のため動きが速く、岩などに登ることを得意としています。
成長しても20㎝と小型なので省スペースで終身飼育が可能ですよ。
その他特記事項
意外と高温に弱く、飼育環境下ではよく水に入るので、体全体が浸かる大きさの
水入れを常設してあげてくださいね。
日本では繁殖個体が流通してるため、価格変動も少ない種類です。
生涯のパートナーとして

カメの平均寿命は20~30年といわれています。犬や猫に比べるととても長生きですよね。
特徴や飼育方法を正しく理解することで、かけがえのない生涯のパートナーになってくれるはずですよ。