「可愛い」を猫に感じる理由や猫あるある、おすすめの検索キーワード

巷には猫グッズが溢れ、実際に猫を飼っている人も多い近年。猫がここまで人間を惹きつける魅力はどんなところにあるのでしょうか。

猫を飼うことでストレスが緩和され、病気にかかりにくくなるという研究結果も出ていて、今や「可愛い」だけでは括れない猫の魅力は無限大です。

この記事では、「可愛い」を猫に感じる理由や猫あるある、おすすめの検索キーワードなどをまとめました。

 

人が「可愛い」を猫に感じる理由

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人は猫のどんな仕草や姿に「可愛い」を感じるのでしょうか。ここでは、猫特有の可愛さを感じることをまとめました。

 

目がパッチリと大きい

猫が可愛いと感じる理由を聞かれた時、くりっとした大きな目を挙げる人が多いでしょう。あの大きな目で見つめられると、たまらなく愛しく思えますよね。

また、人間が猫を可愛いと感じるのは、人間の世界でも美人の条件を満たした顔のつくりだからかもしれません。「猫っぽい顔」といわれて嫌な気持ちになる人があまりいないのもその証拠ですね。

 

黒目が大きいと可愛く感じやすい

黒目の大きさが、猫の目が可愛いと感じる要因の一つになっているのではないでしょうか。

本来夜行性である猫の大きな目は、人間の1/7の光量で十分といわれ、暗闇でもものをよく見ることができます。猫の目の瞳孔は、カメラの絞りのような役割を担っていて、大きさを変えて光の量を調整しています。

暗い場所では瞳孔が開くことで黒目が大きくなり、より目が大きく見えるため、可愛いと感じやすいのでしょう。

 

瞳の色のバリエーションが豊か

猫の目は、瞳孔の大きさを調節して網膜に入る光の量を調整する役割を持つ、虹彩(こうさい)と呼ばれる、角膜と水晶体の間にある薄い膜の割合が多いです。

この虹彩の色で目の色が変わります。猫のビー玉のようにキラキラした目の色は、青、緑、茶など様々な種類があり、これも他の動物には少ない魅力の一つです。

 

毛並みや体がやわらかい

猫の体は柔らかく、伸びたりひねったりと様々な体勢をとります。また、ふわふわとした毛並みとあいまって、その柔らかな体がより可愛いく感じられますよね。

猫は本来狩猟動物で、狩りの準備を怠らない、瞬発力に優れた柔らかい体を持っています。猫が高所から飛び降りても大丈夫なのは、この体のしなやかさがあるからです。

飛び降りる時に体が伸びるように開くことにより、前面が下に向く回転力が働き、足から着地をすることができるのです。

また、背骨もしなやかで、背骨を丸めて一気に伸ばすバネの働きと、着地時や獲物に飛びついた時に衝撃を吸収する役割をはたします。

 

肉球の色と感触がよい

猫の肉球といえば、ピンク色の可愛い肉球を連想しますよね。でも、実際は猫それぞれに色も形も異なります。

肉球の色は、毛色によってある程度決まっています。例えば、白い猫は薄いピンク色、茶トラは赤味がかったピンク色、キジ猫はコゲ茶色、黒猫は小豆色をしていることが多いです。

二毛猫の場合は、例えば白と黒の毛色の猫ならば、ピンクと小豆色が混ざった肉球を持っています。同様に、赤、黒、白毛の三毛猫ならば、三色が混ざった肉球になります。

猫の肉球は、爪を立てることなく音を出さずに歩けたり、高所から飛び降りた時にクッション的な役目をしたりと、見た目の可愛さだけではなく、しっかりと役割をはたしています。

 

猫特有の仕草に和む

猫特有の可愛い仕草

  • 顔を洗う
  • 顔をこすりつける

猫特有の可愛い仕草の代表格といえば、「顔を洗う」、「顔をこすりつける」仕草ですよね。

 

顔を洗う仕草

片方の手を折り曲げて顔をこすり、そのこすった手を舐める猫の仕草はとても可愛いですね。

これは、猫が「顔を洗う」仕草です。野性時代の名残で、敵に自分の存在を悟られないために、顔についた食べ物の匂いを消すための行動です。

また、ひげのお手入れの意味合いも含んでいます。

ひげは猫の命ともいわれ、相手の動きを読み取る感知センサー機能が備わっていて、素早い動きの敵の急所を読み取り、確実に仕留めるのに役立ちます。

それに加え、ひげには平衡感覚を保ってバランス良く歩くための役割もあるので、汚れてしまっていると、この大切な役割がはたせなくなってしまいます。

そのため、猫は汚れを落とすために、こまめに顔を洗う仕草を繰り返し行うのです。

 

体をこすりつける仕草

ニャーニャー鳴きながら、飼い主さんの足や体に自分の顔や体をこすりつける愛猫の仕草はとても愛らしく、猫が可愛いと感じる要因の一つですよね。

猫が自分の体を飼い主さんにこすりつける行動には、自分の匂いを飼い主さんにつけているという説があります。匂いをつけることで「自分のもの」だと主張し、マーキングしているのです。

 

性格にメリハリがある

猫の性格はオスとメス、猫種によって多少違ってきますが、マイペースで比較的に自由を好みます。素っ気ないかと思ったら急に甘えてくる、そのツンデレで自由奔放な姿も猫の可愛い魅力の一つですよね。

一日中ずっと甘えてこられると、飼い主さんも嬉しい反面疲れてしまいます。でも、普段は勝手気ままに行動している愛猫が急に甘えてくると、飼い主さんとしてはより可愛く思えることが多いのではないでしょうか。

この絶妙な距離感を保てる猫の天性は、猫が愛される理由の一つなのです。

 

猫が人に必要とされる20の理由

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猫が人に愛されるのには様々な理由があります。

 

アニマルセラピーの働きがある

悲しいことや辛いことがあった時、猫は心の拠り所になってくれます。喪失感を和らげ、悲しみに打ちひしがれる心を癒してくれます。自由を好む猫は普段素っ気ないことも多いですが、人のことを決めつけたりすることもなく、そっと心に寄り添ってくれるのです。

 

犬より猫を飼う方が頭がよくなる

世界トップクラスの学術機関の一つである、米ウィスコンシン州にあるキャロル大学の研究チームが、犬好きと猫好きは性格が異なり、猫好きの方が知能指数が高いという研究結果を出しています。

これは、犬派と猫派に知能テストを行ったところ、猫派の数値の方が高かったという結果も含まれています。

一概にはいえない結果ではありますが、その理由の一つとして次のようなことが考えられます。

犬は散歩が必要なため、飼い主さんは外へ出ることが多いです。逆に、猫は基本散歩に行く必要がないので、飼い主さんはその分、お家で読書をするなど自分の時間を多くとることができます。

そのような、それぞれの飼育環境やペットとの関係の築き方の違いが、この結果に影響していると推測されます。

出典:Second Chance「Cat People vs Dog People

 

飼い主の心臓発作のリスクを減らす

米ミネソタ大学の研究によると、猫の飼い主さんはストレスが少なく、心臓発作を起こす可能性を減らすことができるという結果が出ています。

出典:PMC「Cat ownership and the Risk of Fatal Cardiovascular Diseases. Results from the Second National Health and Nutrition Examination Study Mortality Follow-up Study.

 

恋人と同じぐらいの幸せを感じられる

スイスの研究によると、猫は、恋人と一緒にいる時と同じくらいの幸せと親密さを感じさせてくれるといいます。特に女性はそのように感じることが多いです。猫は可愛がってもらったことを覚えていて、将来その幸せな気持ちを返してくれるとされます。

出典:PSYBLOG「Human-Cat Psychology: Do Cats Improve Our Mood and Become Attached to Us?

 

子供の発育や健康によい

ある機関の調査によって、猫を飼っている家の子供たちの多くは猫を親友だと思い、両親や友達には話せないような自分の本当の気持ちを話す子供が多いということがわかりました。

また、猫を飼うことで免疫力が高くなり、感染症にかかりにくくなるともいわれています。

出典:CATS PROTECTION「Cats and Children

 

コレステロールを減らす

カナダの科学者によると、猫を飼っていると、高コレステロールの原因となるトリグリセリドという化合物のレベルが低くなるといわれています。

しかし、だからといって食生活や適度な運動をないがしろにしないように、飼い主さんも愛猫も健康管理をしっかり行うことが大切です。

出典:CDC「About Pets & People」、psychology today「Cats Better Than Cholesterol Meds in Preventing Heart Disease!

 

人間の病気を感知する力がある

一説では、猫は犬と同様に、病気を感知する能力があるとされています。

実際に、猫が飼い主の病気を感知し、その命を救った事例があります。

2012年のある日の夜、エイミー・ユングさんの飼い猫プディングは、エイミーさんが糖尿病の発作を起こした時、エイミーさんを突いて彼女の意識を戻し、異変を知らせにエイミーさんの息子の部屋へ走って行き、救急車を呼ばせました。

また、アメリカでは、自宅前で遊んでいた4歳の男の子が、近所で飼われている犬に突然襲いかかられた際に、男の子の飼い猫が自分の何倍もある犬に体当たりをし、その男の子を助けたのです。

これは病気の感知ではありませんが、飼い主の危機を察知して救ったその行動は賞賛に値するものです。飼い主さんと愛猫の深い絆があってこそだといえますね。

出典:HUFFPOST「Cat Saves Owner’s Life Just Hours After Being Adopted」、INDEPENDENT「Cat saves boy from dog attack: ‘She’s a hero!’ says child of his pet Tara

 

うつ病患者の助けになる

猫の無条件の愛は、うつ病の度合いに関わらず、患者さんの助けになると信じられています。誰かに必要とされている、愛されていると感じられることは、うつと闘う大きな活力となります。

 

自閉症の子供を助ける

豪クイーンズランド大学の研究では、猫と接することの多い自閉症の子供は、そうでない子供と比べて、笑ったり喋ったりといった感情を表す頻度が高いという結果が出ています。

特に、おとなしくて控え目な性格の猫が、自閉症の子供にとって親しみやすいといわれます。

出典:EDUCATION WEEK TEACHER「Study: Dogs Might Improve Social Skills of Children With Autism

 

愛情のホルモンが増える

「愛情のホルモン」といわれるオキトシン。

猫と触れ合うことでオキトシンの分泌が多くなるという説は、猫との触れ合いは幸せだという感情を増幅させるという点において、理にかなっています。

 

喉のゴロゴロにヒーリング作用がある

猫のゴロゴロという喉を鳴らす音は、人間が心地良く感じる20から140ヘルツの周波数で、ストレスを和らげる働きがあります。

また、様々な治療に作用する音の周波数だともいわれています。

 

ストレスを軽くする

ミズリー大学が、120組の夫婦を対象にストレスを与える実験を行ったところ、猫を飼っている夫婦はそうでない夫婦に比べ、ストレスを感じる度合いがかなり少ないという結果が出ています。

猫の愛らしさが癒しとなり、与えられたストレスを和らげてくれたのも、その理由の一つだといえますね。

出典:asiaone「Pet cats good for physical, mental health, studies show

 

男性の魅力を高める

ある調査によると、90%以上の独身女性が、猫を愛する男性に魅力を感じるという結果が出ています。

「動物好きに悪い人はいない」とはよくいいますが、小さな命を預かり、愛情を持って育てている男性に惹かれるのは、ある意味当然のことですね。

出典:GOODNET「7 Scientifically Proven Health Benefits Of Being a Cat Owner

 

子供が喘息やアレルギーになりにくくなる

研究によると、幼い頃から猫と暮らしている子供は、猫と接触することで特殊な抗体ができ、喘息やアレルギー、感染症などの様々な病気にかかるリスクが下がるといわれています。これは、犬にも同様のことがいえます。

出典:ScienceDirect「Cat exposure in early life decreases asthma risk from the 17q21 high-risk variant

 

卒中になる確率が下がる

理由はわかっていませんが、猫を飼っている人は飼っていない人に比べて、卒中で倒れる可能性が低いとされています。

高血圧や高コレステロールがその原因となりやすい卒中のリスクが、猫と触れ合うことでトリグリセリドのレベルが下がったり、ストレスが軽減されたりすることにより減少したと推測できます。

 

他人との付き合い方を覚える

子供の頃から猫と一緒に育つと、他人を思いやる心が育ちやすいです。

猫の気持ちを考えながら生活することで、自分の行動が相手にどのような影響を与えるかをしっかり考えられるようになり、他人との付き合い方のコツを覚えるのです。

 

誰かに拒絶されても立ち直りやすい

マイアミ大学の調査によって、自分の考えや行動を誰かに否定された時に、大好きなペットや友人のことを思い出すと、否定されたという感情をあまり感じないで済むということがわかりました。

たとえ他人に否定されたとしても、自分のことを想ってくれる相手がいるという安心感が、感情を上手にコントロールしてくれるのですね。

 

アルツハイマー患者を介護できる

猫は犬や他の動物より手がかからないため、アルツハイマー患者にとって理想的なペットといえます。猫がいることで、アルツハイマー患者は不安に駆られることが少なく、落ち着いて生活することができるのです。

 

子供の代わりになる

ご飯を与えたり、遊んであげたり、トイレを替えたりと、猫の世話をすることは、人間の子供の世話をすることとよく似ています。

特に、女性の飼い主さんは、子供と親のような親密な関係を愛猫と築ける可能性が高いです。女性が持つ母性がそうさせるのですね。

 

血圧を下げる

コルチゾールは、糖代謝や脂質代謝、タンパク質代謝、体の免疫系への作用など、人体にとって必要なホルモンですが、体内に必要以上にコルチゾールが分泌されると、血圧や血糖値が上がり、免疫機能を低下させてしまう可能性があります。

ミズリー大学の獣医学研究センターの研究によると、猫と触れ合うことにより、コルチゾールが多量に分泌されることを防ぎ、その結果、血圧が安定するとの結果が出ています。

出典:ICAC2012 記録集1-4.indd「タイガープレイス:ペットと年齢を重ねていける素敵な場所

 

飼い主だけがわかる「可愛い猫あるある」29選

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猫を飼っている飼い主さんなら、一度は経験したり、「それ、わかる」とつい納得してしまう、可愛い猫あるあるをまとめてみました。

 

用意したハウスよりも外箱が好き

愛猫のためにとせっかく用意したハウスには目もくれず、そのハウスが入っていたダンボールに真っしぐら。終いには、ハウスに一度も入ってくれることなくお蔵入りに。

猫を飼っている飼い主さんなら、こんな経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。それでも、懲りずにまた猫のためにと、使ってくれるかわからない猫グッズを買ってしまうのはあるあるですね。

 

人の股の間で寝る

寝ていると愛猫がやって来て、股の間にすっぽりと挟まって寝てしまうことありますよね。あまりにも気持ち良さそうに寝ている姿を見ると、起こさないように気を遣って寝返りも打てません。足が痺れてしまっても、それも愛猫の愛の重さゆえだと思えば我慢できてしまうものです。

 

自分の餌は残して、隣の餌を食べようとする

多頭飼いをしていると、自分の餌がお皿にまだあるのに、隣で食べている猫の餌が気になって、横取りをしてしまう光景を目にすることがあります。

自分のお皿に顔を突っ込みながらも、手だけ隣のお皿に突っ込んでみたり、お尻で隣の猫を押しのけてみたり。必死になっている姿は、なんとも可愛くて仕方のないものです。

 

壁でツメを研ぎながら、こちらの様子を窺う

猫自身もダメだとわかっているのか、壁をツメで研ぎながらもチラチラと飼い主さんの様子を伺う愛猫。「研いじゃダメ」と怒りたいのに、その仕草が可愛くてなかなか怒れないという飼い主さんも多いはず。

 

自分より小柄のメスに弱い

いつもは元気いっぱい暴れ回るのに、なぜか自分よりはるかに小さいメス猫にだけは弱いオス猫、結構いますよね。

人間の世界ではカカア天下とはよくいいますが、どうやら猫の世界でも例外ではないようです。

 

家族より猫に話しかける声のトーンが高い

猫に話しかける時、普段より1オクターブくらい高い声で話しかけてしまう飼い主さんも多いのではないしょうか。

声の高さだけではなく、赤ちゃん言葉になってしまっているということも珍しいことではないですね。

 

猫を飼っている他人に親しみを感じる

猫を飼っていると聞くと、初対面の相手やちょっと強面で苦手だなと感じていた人にさえ、親しみを感じてしまうことはありませんか。猫が会話のきっかけになることは意外に多いですよね。

 

猫が添い寝すると寝つきが良くなる

眠る時、猫が隣で添い寝をしていると寝つきが良いと感じることはないですか。猫の温もりと、微かに伝わってくる鼓動、ふわふわな毛は、確実にリラクゼーション作用をもたらしてくれています。愛猫の添い寝は、愛猫家にとって、睡眠薬などよりも絶大な働きを発揮してくれますね。

 

ランチョンマットの上に座る

気がつくと、テーブルに置いているランチョンマットの上に愛猫がちょこんと座っている。多頭飼いをしていようものなら、並んでいるランチョンマット一枚一枚に、それぞれ猫が一匹ずつ座っているような光景も。

 

猫のひげを捨てるのがもったいない

抜け落ちているひげを発見したら、成長の記念にと大切に保管をしている飼い主さんも多いのではないでしょうか。他の抜け毛と違い、なかなか遭遇することのできないひげは貴重なので、そう簡単には捨てられませんよね。

 

寝ている猫にちょっかいをかけたくなる

安心して気の抜けたような顔をして寝ている愛猫を見ると、ちょっかいを出したくなりませんか。顔をツンツン突いてみたり、もふもふの体に顔を埋めてみたり。

せっかく気持ち良く寝ているところを起こされた愛猫に怒られるとわかっているのに、ついついやってしまいがちです。

 

ご飯の時間は騒がしい

ご飯の時間が近くなると、お皿の前で飼い主さんの方を見てジーと待っていたり、飼い主さんの周りをくるくる回ったりと、そわそわし出す猫も多いです。

飼い主さんがキャットフードの袋に手を伸ばした瞬間に、待っていましたとばかりにニャーニャー鳴き出すようなことも、猫を飼っている家庭では日常茶飯事の光景の一つですね。

 

作業の邪魔をされても幸せ

テレビを観ているとテレビの前に座って邪魔をしたり、パソコンで作業をしているとキーボードの上に乗って作業の邪魔をしてきたり。普段は素っ気ないくせに、かまって欲しい時には手段を選ばないのも猫の性分です。

そんなツンデレ加減もたまらなく可愛いですし、邪魔をしてくるくらい自分のことを好きでいてくれると思ったら、飼い主さんにとってはとても幸せなことですよね。

 

自分にだけ甘えてくると優越感がある

家族の中で、愛猫が自分にだけ寄ってきたり、甘えてくれたりすると、どこか優越感を感じませんか。他の家族の羨望の眼差しが心地良く感じますよね。

 

言葉を理解しているフシがある

愛猫が「言葉を理解している」と感じることはありませんか。名前はもちろんですが、「可愛い」、「ご飯」、「おやつ」などの言葉に反応する愛猫もいます。愛猫が言葉を理解していると感じると「うちの子、天才」と、嬉しくなってしまいますね。

 

おもちゃがどんどん増えていく

小さい頃に遊んでいて、今では興味を示さなくなってしまったおもちゃでも、愛猫との思い出が詰まっているのでなかなか捨てることができず、次々とおもちゃが溜まってしまっていませんか。成長の証でもありますし、思い出の品は捨てることはできませんよね。

 

愛猫と同じ模様の猫に親近感を抱く

三毛やキジトラ、茶トラなど、様々な種類の毛色や柄模様がある猫ですが、自分の家の愛猫と同じ毛色や模様の猫を見かけると親近感を持つことがあります。

例えば、テレビに似た感じの猫が映ろうものなら「うちの子に似てる」と興奮してしまいます。

でも、最終的には「似てるけど、やっぱりうちの子が一番可愛い」という結論になるのも、あるあるですね。

 

夜中の大運動会で腹を踏まれる

猫は夜行性の動物なので、夜中にいきなりなにかのスイッチが入り、家の中を走り回ることがあります。多頭飼いをしているお家では、それこそ夜中の大運動会状態でしょう。

テンションが上がった愛猫は、そう簡単には止まりません。時にはおもちゃを振り回したり、飼い主さんのお腹の上へダイブをしたり大騒ぎ。近所迷惑になっていないか心配になってしまいますよね。

 

餌をねだる声で目が覚める

朝の目覚めは愛猫の鳴き声で、という飼い主さんも多いのではないでしょうか。朝、「お腹空いた」、「遊ぼう」と愛猫がニャーニャー鳴いて、寝ている飼い主さんを起こします。それはまるで猫型目覚ましのようです。

そして、欲求が満たされた愛猫は再び眠りの世界へと。しかし、予定時間より早く起こされてしまった飼い主さんは目が冴えてしまい、二度寝もできません。でも、愛猫が満足してくれたなら、それで良いのです。

 

餌の時間以外は寝っぱなしの日がある

猫の睡眠時間は、12時間〜16時間といわれており、1日の大半を寝て過ごしています。子猫やシニア猫などはそれ以上の時間寝ていることもあるので、「具合い悪いのかな」と心配になってしまいます。

 

甘えてくるタイミングが悪い

猫は基本自由気ままに生きている動物なので、本能に従って行動します。飼い主さんの事情はおかまいなしです。出がけやトイレに行きたいタイミングなど、見計らったかのような絶妙なタイミングで甘えてくることもあります。

 

鳴き声でおねだりの内容がわかる

愛猫と毎日一緒に生活をしていると、声の高さや鳴き方で、愛猫がなにを要求しているのかわかるようになります。お腹が空いた時、かまって欲しい時、機嫌が悪く怒っている時など、それぞれの微妙な違いが聞き分けられるようになるのです。

 

猫が中心の生活になる

朝から晩まで、愛猫中心の生活になります。外出中も愛猫用のおもちゃやおやつを無意識に探していたり、外食を控えて早くお家へ帰宅するようになったり。趣味でもあった旅行の回数も減ります。こうして全ての行動が、愛猫中心になっていくのです。

 

人生で辛いことがあっても大丈夫

仕事や友人関係などで嫌なことがあっても、お家に帰ると愛しい愛猫が待っていてくれると思うと、どんな辛いことも乗り越えられる気がします。

不思議なもので、飼い主さんが落ち込んでいると、普段は素っ気ない愛猫がそっとそばに寄り添ってきてくれることがあります。そんな愛猫の温もりに、冷えた心が温められるのです。

 

一瞬席を外すと椅子が取られている

一瞬席を立って戻ると、さっきまで座っていた場所に愛猫が陣取っているということはありませんか。

飼い主さんの温もりが心地良いのか、その確率は相当のものです。

 

こたつの中で伸びている

童謡に「猫はこたつで丸くなる」という歌詞の歌がありますが、実際、猫はこたつの中で全身で暖かさを感じようと、全力で伸びをしています。こたつに限らず、ヒータの前や電気カーペットの上でも然りです。

これは、猫と一緒に暮らさないとわからないことかもしれませんね。

 

あくび中の口に指を入れたくなる

「ふわぁ〜」と、あくびをしている愛猫の口の中に指を入れたくなることはありませんか。口を閉じた時にびっくりする愛猫の顔を見たくてついついやってしまいますよね。ただ、やり過ぎると嫌われてしまいかねないので、やり過ぎには注意です。

 

可愛い猫がたくさん出てくるおすすめの『検索キーワード』

 

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ネットで猫の可愛い姿を見ることのできる「検索キーワード」をまとめてみました。ぜひ、お気に入りを見つけてくださいね。

おすすめ検索ワード

  • 直立不動
  • 手乗り猫
  • 覗き見
  • 猫一列
  • ごめん寝
  • おやじ猫
  • 障子

 

直立不動

猫は基本4本の脚で歩行をしますが、たまに後ろ脚2本ですくっと立つ猫がいます。甘えておやつやご飯をねだる時や、なにか興味があるものを見つけた時によく見られる姿です。

2本脚でひょこっと立っている姿は、可愛い以外のなにものでもありません。

 

手乗り猫

体の小さい生後2ヶ月ぐらいまでの子猫にのみ許されている、反則技です。人の手のひらの中にすっぽり収まってしまっているその姿は、まさに「反則」の可愛さです。

 

覗き見

半開きの扉の隙間から、カーテンの隙間から、柱の影からとあらゆる隙間からひょっこり顔を覗かせるあの仕草。小首を傾げていたりしたら、その可愛さは倍増です。

 

猫 一列

複数匹の猫が、一列に並んで食事や睡眠をとっている姿を見られるのが「猫一列」です。全員がきちっと並んで同じ方向を向いて食べたり寝たりしている姿は、驚くやら可愛いやら。

 

ごめん寝

香箱座りの変形バージョンといわれるごめん寝ポーズ。伸ばした前脚の上におでこを乗っける姿が土下座をしているように見えます。

こんなに可愛くお詫びをされたら、多少のいたずらは簡単に許してしまいますよね。

実際には、まぶしくて顔を伏せているという説もあります。

 

おやじ猫

お目目くりくりでふわふわな猫は文句なしに可愛いく、その姿や仕草に癒されますよね。

そんな正統派とはジャンル違いの可愛さを持つのが、ちょっとぽっちゃり気味でお腹がチャームポイントの、貫禄あるおやじ然とした姿が魅力の「おやじ猫」です。

ついクスッと笑ってしまう、愛らしさがあります。

 

障子

今でこそ障子のあるお家は少なくなりましたが、以前は頻繁に見られた光景が猫による障子破りです。わざわざ障子を破って通り道を作らなくても、戸は開いているのに、なぜか穴を開けたがります。

その自ら破いた障子の隙間から、やってやった感満載の顔を覗かせる姿が見られます。

 

可愛い猫がたくさん見られる『Instagramのハッシュタグ』

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可愛い猫の姿は、インスタグラム上でもたくさんアップされています。中でも可愛い猫の姿が見られるハッシュタグをピックアップしてみました。「映え」ている猫を探してみてください。

おすすめハッシュタグ

  • #風呂猫
  • #ガーリック星人の憂鬱
  • #のらねこストーカー
  • #僕らの居場所は言わにゃいで
  • #箱猫

 

#風呂猫

基本、お風呂に入るのを嫌がることの多い猫ですが、そんな猫たちの入浴シーンや、風呂桶にすっぽりハマっている姿、お風呂上がりにタオルに包まれている姿などが見られます。

 

#ガーリック星人の憂鬱

果物など柔らかい物が包まれていることの多いアミアミのネットを猫に被せてみたら、という飼い主さんのいたずら心から生まれた、なんとも可愛らしいアミアミ猫の姿が見られるハッシュタグです。

 

#のらねこストーカー

外で生活をしている猫たちの自然な姿を見ることができます。室内で飼われている猫とはまた違った表情が見られるのが魅力です。

 

#僕らの居場所は言わにゃいで

インスタ上で可愛い猫の画像を見つけたら、実際に会いたくなることもありますよね。でも、外で生きている猫たちの生活を乱すようなことはしてはいけません。

そんな想いから作られたハッシュタグです。

SNS上に写真や動画をアップする時は、特徴的な建物や場所を特定できるような看板は写っていないか、細心の注意を払うことが大切です。

 

#箱猫

その名の通り、箱の中に入った猫の写真を見られるハッシュタグです。

小さな箱に丸まって収まっている姿などは、最高に可愛いですよね。猫×箱の最強コラボレーションです。

 

適度な距離感を守って「可愛い」を楽しむことが大切

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猫は私たちに、日々癒しや安らぎを与えてくれます。

辛いことや悲しいことがあった時でも、愛猫がそばにいてくれるだけで元気になれます。今や猫は、ストレス社会に生きる私たちには、なくてはならない存在にもなっています。

また、住環境の問題や家族の中にアレルギーの人がいて、残念ながら猫を飼えない場合でも、可愛い猫の画像をみるだけでも幸せな気分になりますよね。

ただ、猫は比較的自由気ままに生きることを好む動物です。可愛いからと、必要以上にかまったり、追いかけ回したりするとストレスを与えてしまうことにもなりかねないので、その点は配慮することが大切です。