イノシシ狩りの猟犬として名を馳せる紀州犬。
日本犬としては柴犬の次いで飼育数が多く、最近では家庭犬としても愛されています。
この記事では紀州犬の販売価格やおすすめドッグフード、食事代などの生涯費用をまとめました。
紀州犬の飼育にかかる初期費用:迎え入れ費用

紀州犬の迎え入れにかかる費用は、およそ15万円です。
ペットショップで販売されることはなく、ブリーダーか里親で迎え入れることになります。
血統や両親のドッグショーでの成績によっては30万円を超えることも珍しくありません。
紀州犬の飼育にかかる費用:食事代

年間および生涯の食事代
1年間の食事代
- 約20万円
生涯の食事代
- 約280万円
紀州犬におすすめのモグワン(1.8kg 税込4356円)で計算すると、月に1万7000円(体重20kgと仮定)ほど、年間で20万円かかる計算です。
紀州犬の寿命は約14年なので、生涯かかる食事代は約280万円と試算できます。
ドッグフードを選ぶポイント
ドッグフードを選ぶポイント
- 動物性タンパク質が豊富
- 穀物や人口添加物不使用
運動量の多い犬なので、体づくりに欠かせない動物性たんぱく質が豊富なドッグフードを選ぶようにします。
アトピーやアレルギーなどの皮膚病にもなりやすい面もあるので、穀物や人工添加物を使っていないフードを選んであげることも忘れないでくださいね。
おすすめドッグフード

モグワンはチキン生肉や生サーモンなどを全原材料のうち50%以上も使用したドッグフードで、良質な動物性タンパク質が効率的に摂取することができます。
その一方、脂肪分は12%とプレミアムドッグフードの中では低めに抑えられているのも嬉しいですね。
紀州犬の飼育にかかる初期費用:飼育グッズ費用

飼育グッズ費用
- 約6万円
紀州犬を飼育するために必要なものは「クレート」「食器類」「首輪・ハーネス」「ケア用品」などです。
総額で6万円ほどなので揃えてあげてくださいね。
クレート
紀州犬は運動能力に優れているので、屋根のあるクレートがおすすめです。
中にベッドとトイレを設置しても十分な広さが確保できるほどの大きさが最適で、3万円ほどで購入可能です。

食器類
食器は衛生的で壊れにくいステンレス製がおすすめです。
直径20cmほどの大きさのものを選ぶといいですよ。

水飲みは、ボウルタイプだとイタズラで倒されてしまうこともあるので給水ボトルタイプがおすすめです。食器は2000円程度、給水ボトルは1000円程度で購入できます。

首輪

首輪・ハーネスのどちらでも大丈夫ですが、愛犬の引っ張り癖などに合わせて最適なものを選んであげてくださいね。
3000~5000円で様々な素材のものが販売されているので、最適なものを選んであげてくださいね。
ブラシ
ダブルコートで抜け毛が多いので、ブラッシング不足は皮膚病の原因にもなります。
ピンブラシとコームはそれぞれ1500円程度で揃えられますよ。
紀州犬の飼育に月々かかる費用:その他費用

費用の合計
- 年間約6万5000円
トイレシート
トイレトレーとその中に敷くトイレシーツを揃えてもいいですが、洗って繰り返し使えるおしっこパッドがおすすめです。年間5000円にはおさまるはずです。

シャンプー・リンス
シャンプー・リンスなどのケア用品も用意しておきます。年間1万円ほどになります。
医療費
中型犬の場合、1年間にかかる医療費はおよそ5万円になります。
寿命がおよそ14年なので、70万円前後を見積もっておくといいですよ。
紀州犬の飼育に生涯かかる費用を計算

生涯かかる合計費用
- 約399万円
犬の飼育にかかる生涯費用は
「初期費用」+「年間費用」✕「平均寿命」
で計算することができます。
初期費用は「迎え入れ費用約15万円」と「飼育グッズ費用6万円」を足して、約21万円ほどかかります。
年間費用は「食事代20万円」と「その他費用6万5000円」を足して、約27万円ほどと概算できます。
紀州犬の平均寿命は約14年なので、生涯費用を計算すると21万+27万×14年=399万円ほどになる計算です。
まとめ

純血種である紀州犬は病気になりにくい犬種ですが、一度発症すると生涯付き合っていかなければならない病気も多いです。
いざという時に困らないように、必ず医療費は多めに見積もっておくようにしてくださいね。
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