シーズーは、チベット起源の「獅子狗(シーズークヮ)」と呼ばれた犬をライオンに似せるべく中国で改良が重ねられ、その結果誕生しました。全身が長い毛で覆われた豪華なシーズーは、さまざまなトリミングカットやヘアスタイル方法がありますよ。
この記事ではシーズーのトリミングカット方法やヘアスタイルをまとめました。
シーズーのトリミングカット、お店がおすすめ?

飼い主さんでもトリミングカットを行えないことはないですが、理想的な仕上げという観点から考えるとお店でカットしてもらうことをおすすめします。
お店であればイメージ写真に忠実に再現してもらえますし、口頭で微細なイメージを伝えながら微調整することも可能ですよ。
シーズーのトリミングカット、人気の髪型・ヘアスタイル3選!

サマーカット
頭部以外の部分の被毛を、バリカンを使って短く調整したスタイルのことです。
夏場のイメージが強いかもしれませんが、ほかの犬種に比べて鼻が低く体温調節を苦手としていることから、最近では年間を通してサマーカットをしているシーズーも多いですよ。
丸刈り
意外に思うかもしれませんが、丸刈りもシーズーの定番カットの1つです。
胴体の部分をバリカンを使って3mmほどの長さにしたあとハサミを使って整えていきます。お腹や足の部分を少し長めに残したり、尻尾をライオン風にするなど様々なアレンジもできますよ。
フルコート
シーズーの魅力を最大限に活かしたカットスタイルが、フルコートです。
毛玉やもつれを防ぐためのブラッシングと被毛を紙で包んで保護するラッピングなどの毎日の手入れが欠かせませんが、床につくほど長く伸びた艶のある被毛は気品に溢れとても美しいですよ。
シーズーのトリミングカット、自宅で行うポイントは?

ペット用のバリカンを使ったサマーカットであれば、飼い主さんでも行うことができます。
バリカンを持っていない手でバリカンの進行方向と逆向きに皮膚を伸ばし、刃を寝かせて軽く押すように毛に平行に刈っていくことがポイントです。
1~1ヶ月半に1回の割合で定期的なカットが必要になる犬種なので、トリミング費用の捻出が大変だという飼い主さんは挑戦してみてくださいね。
シーズーのトリミングカット、顔周りの注意点は?

顔周りは、眼球を傷つけないように先が丸くなった爪切りバサミやスキバサミを使って慎重に行うようにします
嫌がっているのに無理やりカットしたりすると怪我をする恐れもあるので、嫌がったら止めるを繰り返しながら行うことが大切ですよ。
シーズーには継続的なお手入れを

シーズーの魅力はなんといっても美しい長毛です。
アレンジの幅が広く、楽しめるメリットは大きいですよね。実際に、シーズーを飼っている方のなかには、スタイリングを楽しんでいる飼い主の方も多くいます。
ただ逆にいえば日々の被毛の手入れが欠かせない犬種ともいえます。
生活前に「継続的にお手入れができるか」「ペットサロンにかかる費用負担が可能か」を検討した上で購入してくださいね。
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