イギリス王ジョージ6世によって飼われたことで人気が高まり、今でも安定した人気を誇るウェルシュコーギーカーディガン。
ペンブロークに比べると知名度は低いですが、アジリティー・トライアルやシープドッグ・トライアルなどのドッグスポーツを一緒に楽しむことができますよ。
この記事では、ウェルシュコーギーカーディガンを飼い始めてからどの程度のお金がかかるのかを紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
ウェルシュコーギーカーディガンの販売価格と年間かかる餌代は?

子犬価格
- 20万円
年間の餌代
- 約8万円
ウェルシュコーギーカーディガンの子犬の販売価格は20万円前後です。両親がドッグショーでチャンピオンのタイトルを持っている場合などは30万円を超える値がつくこともありますよ。
日本ではまだ珍しい犬種のためペンブロークに比べると入手し難い犬といえます。購入を考えているのであればブリーダーさんを早めに探し、予約をしておくことをおすすめします。
年間の餌代
ウェルシュコーギーカーディガンにおすすめの「ニュートロ ナチュラルチョイス(15kg 9279円)」で計算すると、月6000円ほどかかります。しつけに使うおやつ代と合わせると月7000円ほどなので、年間で約8万円かかる計算ですね。
ウェルシュコーギーカーディガン、飼育環境を整えるのにかかる費用は?

飼育に必要なグッズ
- ケージ
- 床材
- 食器類
- 首輪・ハーネス
- ケア用品
- トイレ用品
ウェルシュコーギーペンブロークを飼育するために必要なものは「ケージ」「床材」「食器類」「首輪・ハーネス」「ケア用品」「トイレ用品」などです。総額で5万円ほどかかりますが、必要なものなので揃えてあげてくださいね。
ケージ
ケージは犬が安心できる場所になるので、必ず用意してあげてくださいね。トイレと寝床スペースが確保できる90×60cmサイズで十分ですよ。価格は1万円前後で購入できます。
床材
コーギーはヘルニアになりやすい犬種です。フローリングの床などで滑ったりしないように滑り止めのマットを敷いたり、ワックスを塗るなどの対策をしてあげてくださいね。
コルクマットは20畳用が4万円ほど、滑り止めのワックスは1万円ほどで購入できますよ。
食器類
ウェルシュコーギーカーディガンは牧畜犬だったこともあり噛み癖が残っていることがあります。壊れにくいステンレスタイプか陶器製の食器がおすすめです。
水入れはボウルタイプでも大丈夫ですが、倒してしまうことなどを考えると給水ボトルタイプがおすすめです。それぞれ1000円程度で購入できますよ。
首輪・ハーネス
飼い主さんがリーダーウォークをマスターしていればハーネスでも問題ないですが、きちんとできない場合は腰の負担がかかる場合もあるので首輪がおすすめです。
ハーネスを選ぶ場合は、ちょっとしたはずみで抜けないようにサイズをしっかりと選んであげてくださいね。
ケア用品
短毛ですがダブルコートの犬種なので、定期的なブラッシングを怠ると皮膚病に原因にもなります。
ピンブラシやスリッカーブラシ・コームを使った週1~2回のブラッシングと2週間に1回程度のシャンプーを欠かさないようにしてくださいね。
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トイレ用品
中型犬ですが、胴が長いのでトイレトレーは5000円前後で販売されているワイドサイズを2枚並べるタイプがおすすめです。トイレシートのワイドサイズは300枚入り6000円程度で購入できます。
ウェルシュコーギーカーディガンの飼育はどのくらいお金がかかる?

生涯かかる合計費用
- 約235万円
犬の飼育にかかる生涯費用は「初期費用」+「年間費用」✕「寿命」で計算することができます。
ウェルシュコーギーカーディガンの飼育にかかる初期費用は「子犬価格」「飼育環境」を合わせた25万円に加え、「餌代」「医療費」「ケア用品」「トイレ用品」を合わせた年間費用15万円程度かかります。
ウェルシュコーギーカーディガンの平均寿命は14年ほどなので、生涯費用は25万+15万×14年=235万円ほどになる計算ですよ。
「椎間板ヘルニア」や「股関節形成不全」を患いやすいので、医療費を抑えるためにもペット保険へ加入することも考えてあげてくださいね。
可愛いという気持ちだけでは飼えない!
ウェルシュコーギーカーディガンは賢く訓練性能もあるので、一緒に何かを楽しみたい人におすすめの犬です。
ただ、見た目のかわいさとは違ってしつけが難しい犬種ともいわれていますよ。資金面だけでなく、噛み癖や吠え癖もきちんとしつける覚悟を持って飼育するようにしてくださいね。