ペットとしてモモンガを飼う人が増えています。モモンガを飼っている人も、これから飼おうと考えている人も体が小さいモモンガの寿命がどのくらいか気になりますよね。実は、意外と長いことをご存知ですか?
この記事では、モモンガの寿命や飼い方のコツなどをまとめました。
この記事でまとめたこと
モモンガの寿命は?

モモンガの寿命は約10年といわれています。小動物の中でも比較的長い寿命ですが、誤った飼育方法や不注意により寿命の半分ほどしか飼育できない方も多くいます。モモンガの飼育はそれほど簡単ではないので、できるだけ長く一緒にいるために、飼い方のポイントを押さえておいてくださいね。
モモンガの飼い方のコツ1. 室内には危険がいっぱい

ケージから出してモモンガを遊ばせるときは、たとえ室内でも気をつけましょう。例えば、他のペットからモモンガが攻撃されることが多くあります。モモンガは樹上性のため、地上性の天敵の存在を知りません。犬や猫に襲われるとは思っていないため、回避が遅れると致命傷となってしまう場合もあります。
モモンガの飼い方のコツ2. 身の回りの水に注意

モモンガを飼育する上で、水による事故にも注意が必要です。少しの水でもモモンガは溺れてしまいます。また、モモンガは毛が密集しているので、一度濡れると、なかなか乾燥しません。濡れたことで体温が低下し体調を崩すこともあります。キッチンやトイレ、お風呂といった水が溜まっている場所は特に注意が必要ですよ。
モモンガの飼い方のコツ3. 主食は野菜

間違った餌によりモモンガが命を落とす例もあります。たとえば、モモンガの主食をひまわりの種やクルミにするのは間違いです。見た目がリスに近いため、勘違いしている方が多いのですが、モモンガの主食は野菜や果物です。おやつにクルミなどを与えるのは良いですが、主食とするのは避けてくださいね。
モモンガの飼い方のコツ4. 砂糖や添加物を与えない

一緒に生活をしているとつい人用のお菓子などを与えてしまうことがあります。たとえおいしそうに食べていても、モモンガには有害です。砂糖や添加物、防腐剤がモモンガに悪影響を与えてしまいます。野菜や果物は大丈夫ですが、お菓子などの人工物は与えることを避けましょう。
ペットとしてのモモンガの理解を深めよう

モモンガとなるべく長く一緒にいるためには、積極的にモモンガに関する知識を増やすことが求められます。特に、モモンガの自然での暮らし方を学べば、防げる事故や間違いが多く存在します。まずはモモンガの生活を知り、それに近づけることで可愛いモモンガを長生きさせてあげましょう。