ハリネズミは野生下において水浴びをする事はなく、軽い汚れなどは舐めて綺麗にしています。
ただ、ハリネズミの体にはノミやダニが付きやすく皮膚病などの原因になる事もあるので、飼育下では飼い主さんがハリネズミを清潔に保ってあげなければなりません。
この記事ではハリネズミのお風呂の入れ方についてまとめました。
ハリネズミをお風呂に入れるメリットは?
お風呂に入れるメリット
- ノミやダニ退治
- 皮膚トラブルの防止
ハリネズミをお風呂に入れるメリットは、「ノミやダニ退治」と「皮膚トラブルの防止」です。
ペットのハリネズミにはノミやダニが寄生している事も多く、体の痒みやストレスの原因にもなります。
お風呂は体に付着しているノミやダニ退治だけでなく、皮膚トラブルの防止にもなるので無理のない範囲で挑戦してみてくださいね。
ハリネズミのお風呂に入れるために用意するグッズ
お風呂の前に用意するグッズ
- 洗面器
- 動物用シャンプー
- ブラシ
- タオル
ハリネズミをお風呂に入れる場合は、「洗面器」「シャンプー」「柔らかいブラシ」「清潔なタオル」を用意します。
ある程度の汚れはお湯で落ちるので必ずしもシャンプーは必要ではないですが、汚れがひどい時のために用意しておいたほうがいいですよ。
動物用シャンプーを使う場合は直接ハリネズミの体に付けるのではなく、柔らかめのブラシにつけてから洗うようにして下さいね。
ハリネズミをお風呂に入れる方法は?
注意点 | 温度は人肌程度のぬるま湯 |
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後足からお湯につける | |
お風呂の頻度 | 汚れが気になる場合のみ |
お風呂に入れる時の注意点
ハリネズミをお風呂に入れる場合は、人肌程度のぬるま湯を用意し、びっくりさせないように後ろ足からゆっくりとお湯につけます。
その後、お腹を手で持ち、顔にお湯がかからないように注意しながらお湯をすくってかけてあげてくださいね。
お風呂に入れる頻度
1ヶ月以上の間隔を開けながら、汚れが気になった場合のみお風呂に入れるようにします。
ハリネズミのお風呂の後の注意点
お風呂の後の注意点
- しっかりと水分を拭き取る
お風呂の後は、体が冷えないように素早く水分を拭き取ります。
また、水分が残っていると皮膚トラブルの原因になるので、針と針の隙間もしっかりと拭き取るようにしてくださいね。
その際、ドライヤーは使用しないでください。熱風によるやけどの恐れがあります。
ハリネズミのお風呂がどうしても難しい場合
お風呂が難しい場合
- 蒸らした温かいタオルで拭う
- 砂浴びをさせる
ハリネズミをお風呂に入れるのがどうしても難しい場合は、無理にお風呂に入れる必要はありません。
ひどい汚れであっても、温かいタオルで軽く蒸らしてから拭うと取る事が出来ますよ。また、野生下のハリネズミ同様に「砂浴び」でも体を清潔に保つことはできます。
ただ、砂浴びをさせる場合には、砂が毛穴に詰まったり目に入ったりしないように適切な砂のサイズを選んであげてくださいね。
清潔を保つ事が大切!
本来、ハリネズミは水浴びが嫌いで濡れることにストレスを感じる動物です。
しかし、皮膚病などのトラブルの原因にもなる汚れやノミダニなどを放置しておくわけにはいきませんよね。
出来る限りストレスを与えないようにしながら、清潔を保ってあげてくださいね。