人間と共に生活をしてきた5000年に及ぶ長い歴史の中で、さまざまな種類の馬が登場しました。
乗用や運搬、農耕などの使役用としてだけでなく、時には戦争に駆り出されることもありましたよ。
この記事では馬の種類、27種と特徴をまとめました。
馬の種類は大きく分けて5種類?

馬の種類
- 軽種
- 中間種
- 重種
- ポニー種
- 日本在来種
軽種
特徴 | スマートな体型・素早い動きとスピード |
---|---|
利用法 | 競走馬・乗用馬 |
軽種は、競走馬や乗用馬として利用されます。
400~500kgほどのスマートな体型と軽くて素早い動き・スピードが特徴的ですよ。
中間種
特徴 | 温厚な性格・軽快さ |
---|---|
利用法 | 競技用・馬車 |
軽種と重種の中間で、軽快さを特徴としています。軽馬よりも温厚な性格をしていますよ。
スピードは軽馬より劣りますが、競技用や馬車など様々な場面で使われる種類です。
重種
特徴 | 大人しい性格 |
---|---|
力持ち | |
利用法 | ばんえい競馬・重い荷馬車の運搬 |
主に農耕や重量物の運搬のために改良された品種で、スピードよりもパワーが重視されます。
体重は800kg~1tもあり、重い荷馬車を引く馬として使われますよ。
ポニー種
特徴 | 温厚な性格 |
---|---|
耐久性 | |
利用法 | 乗馬・セラピーホース |
成長しても体高が147㎝以下の馬をポニー種といいます。
温厚な性質と耐久性に優れており、日本在来種もポニー種に含まれますよ。
日本在来種
特徴 | 外来種と交配していない在来馬 |
---|---|
利用法 | 乗馬・観光馬・セラピーホース |
外来の馬種とほとんど交雑することなく残ってきた日本固有の馬を指します。
8種が指定されていますが、数が減りつつあり絶滅が危惧されていますよ。
馬の種類、軽種にあてはまるのは?

軽種にあてはまる馬
- アハルテケ
- アラブ
- アングロアラブ
- アンダルシアン
- サラブレッド
- トラケナー
- リピッツァナー
アハルテケ
特徴 | 光沢のある毛並み |
---|---|
原産地 | トルクメニスタン |
アハルテケは、トルクメニスタン原産の馬種です。
光沢のある毛並みが特徴的で「黄金の馬」と呼ばれることもありますよ。体高147~163㎝で、毛色は月毛(クリーム色)や河原毛(黄色っぽい茶色)などですね。
スリムで美しい馬ですが、砂漠にも適応できる丈夫な体をしています。
アラブ
特徴 | 耐久性と耐候性 |
---|---|
原産地 | アラビア半島 |
アラブは、アラブの遊牧民が2000年かけて品種改良を続けてきたアラビア半島原産の馬です。
世界で初めて改良された馬種であり、その後に登場する改良種たちの元にもなりました。
従順で温厚な性質と丈夫な体が特徴的で、体高140~150cm・体重400kgほどですよ。日本では「純血アラブ」と呼ばれます。
アングロアラブ
特徴 | 抜群の跳躍力 |
---|---|
頑丈さ・温厚な性格・スピードを併せ持つ | |
原産地 | イギリス |
アングロアラブは、イギリスでサラブレッドとアラブ種を改良してつくられた品種です。
サラブレッドの弱点である気性が荒く体が弱いことを、アラブ種と掛け合わせることで克服しました。跳躍力に優れているので、乗馬の障害飛越競技にも使われていますよ。
日本でアラブとういと、アングロアラブを指すことがあるので注意が必要です。
アンダルシアン
特徴 | 豊かなしっぽの毛とウェーブがかったたてがみ |
---|---|
従順な性格 | |
原産地 | スペイン |
アンダルシアンは、700年代に作り出されたスペイン原産の馬種です。
イベリア半島の在来馬・北ヨーロッパ原産の大型馬・北アフリカ原産のバルブ種が元になっており、豊かなしっぽの毛とウェーブのかかったたてがみが特徴的ですよ。
また、従順な性格をしているだけでなく強靭な脚・柔軟な関節を持っており軽やかな歩き方や様々な動き方ができることから、高等演技でも活躍しています。
サラブレッド
特徴 | 引き締まった筋肉とスマートな体型 |
---|---|
原地国 | イギリス |
18世紀初頭のイギリスで、速く走ることを目的としてアラブ種やハンターという種類から品種改良されて生み出されました。
体高160~170㎝・体重450~500kgで、毛色は鹿毛(こげ茶色)・栗毛(黄色っぽい茶色)・芦毛(灰色)など多彩ですよ。
引き締まった筋肉やスマートな体型は、人類が生み出した最高芸術と評されるほどの美しさです。
トラケナー
特徴 | 十分な持久力とスピード |
---|---|
原産地 | プロイセン王国※1 |
18世紀のプロイセン王国で、リピッツァナーに対抗するためにシュヴァイゲン種とアラブ種を改良して生み出されました。日本ではトラケーネンと呼ばれることもあります。
軍馬として作られたので、持久力とスピードを兼ね備えていますよ。
リピッツァナー
特徴 | 忍耐強い性格と丈夫な体 |
---|---|
原産地 | オーストリア |
16世紀のオーストリアで、馬術用の馬として品種改良されました。
忍耐強い性質と丈夫な体が特徴的で、体高150~160㎝・芦毛の個体が多いですね。
馬の種類、中間種にあてはまるのは?

中間種にあてはまる馬
- クォーターホース
- スタンダードブレッド
- セルフランセ
- ハクニー
- ハンター
- フリージアン
クォーターホース
特徴 | 温厚な性格 |
---|---|
たくましい体型 | |
原産国 | アメリカ |
世界で最も登録頭数が多いアメリカのバージニア州原産の馬種で、カウボーイが乗る馬としても有名ですね。
飼育頭数が多いのは、他の馬種にできることは大抵のことならできてしまう有能さにありますよ。
温厚な性質とたくましい体型が特徴的で、体高143~160㎝・体重400kgほどです。
スタンダードブレッド
特徴 | 温厚な性格 |
---|---|
丈夫な体とガッチリした体格 | |
やや短めの足 | |
高い心肺機能 | |
原産地 | 北アメリカ |
19世紀の北アメリカで速歩が得意な馬を作るために、サラブレッド・アラブ種・バルブ種・トロッター・モルガンなどを改良して作られました。
温厚な性格をしており、丈夫な体とガッチリした体型・やや短めの足・高い心肺機能が特徴的です。体高160㎝・体重450kgほどで、毛色は鹿毛や栗毛などですよ。
「アメリカントロッター」とも呼ばれます。
セルフランセ
特徴 | 温厚な性格 |
---|---|
長い首とたくましい体型 | |
原産地 | フランス |
20世紀半ばのフランスで、アングロノルマン・サラブレッド・ノーフォークトロッターなどを掛け合わせて作られました。
温厚な性格・長い頸とたくましい体型が特徴的で、体高152~163cm・毛色は鹿毛や栗毛です。
競技用の馬としての能力が高く、オリンピックなどでも優秀な成績を出していますよ。
ハクニー
特徴 | 小さい頭 |
---|---|
大きな目 | |
美しい毛並み | |
高い位置にあるしっぽ | |
優れた持久力 | |
原産地 | イギリス |
ノーフォークトロッターなどを改良して作られたイギリス原産の品種です。
小さい頭・大きな目・美しい毛並み・高い位置についているしっぽが特徴的で、体高140~153㎝・毛色は鹿毛や栗毛です。
丈夫な体と持久力を持つことから、今では馬車競技用として活躍していますよ。「ハクニー歩様」という、足を高く上げて歩く優雅な仕草も有名ですね。
ハンター
特徴 | 豊富な体型 |
---|---|
原産地 | イギリス |
イギリスが原産のハンターは、品種名ではなく狩猟用に使われた馬のことを意味します。
様々な障害を確実に飛越できる馬を能力本位に創造した馬なので、優れた障害馬としても知られていますよ。
主にサラブレッドやポニーを交配して作出されますが、配合に一定のルールはないので、体型などは個体差があります。
フリージアン
特徴 | 豊かなたてがみ |
---|---|
豊かなしっぽ | |
原産地 | オランダ |
オランダ北部のフリースラント原産で、ヨーロッパの森林馬・アンダルシアン・アラブ種・バルブ種などを改良して作られました。
豊かなたてがみとしっぽが特徴的で、体高150cm・毛色は青毛(漆黒)のみですよ。
馬車用・乗用・農耕用など様々な場面で活躍を見せる能力の高さから、他の馬の品種改良に使われることもありますね。
馬の種類、重種にあてはまるのは?

重種にあてはまる馬
- クライズデール
- シャイヤー
- ブルトン
- ベルジアン
- ペルシュロン
クライズデール
特徴 | 従順な性格 |
---|---|
長い首・たくましい背中・豊かな距毛(足の先のほうの毛) | |
原産地 | イギリスのスコットランド地方 |
19世紀にイギリスのスコットランド地方で、スコットランドの在来馬とフランダースを掛け合わせて作られました。
従順な性格をしており、長い首・たくましい背中・豊かな距毛(足の先のほうの毛)が特徴的です。体高163~183㎝・体重820~910kgで毛色は主に鹿毛ですよ。
以前は重種の中では小柄でしたが、20世紀になり体高の大きい馬を選定基準としたので、今では大きい体つきをしています。
シャイヤー
特徴 | おとなしい性格 |
---|---|
長い首 | |
たくましい腰 | |
長めの足 | |
白い胸元 | |
原産地 | イギリス中部 |
「オールド・イングリッシュ・ブラックホース」という馬種を基にして、イギリス中部で作出されました。
長い首・たくましい腰・長めの足・白い胸元が特徴的で、体高160~170cm・主な毛色は鹿毛ですよ。大人しい性格をしているので、荷物を引く馬や馬車用として活躍しています。
記録が残っている馬の中で最も大きい馬の種類がシャイヤーで、最高体高は216㎝、最高体重は1524kgにもなります。
ブルトン
特徴 | たくましい筋肉 |
---|---|
短い首 | |
太い胴体 | |
原産地 | フランスのブルターニュ地方 |
フランスのブルターニュ地方で、ブルターニュの在来馬・ペルシュロン・ブーロンネ・アルデンネを改良して作られました。
以前は4タイプいましたが、今では「ポスティエ・ブルトン」と「トレ・ブルトン」の2タイプのみです。
たくましい筋肉・短い首・太い胴体が特徴的で、体高150~160cm・毛色は栗毛や糟毛(灰色に白毛が少し混じる)ですよ。馬車馬や農耕馬として活躍しています。
ベルジアン
特徴 | 短い頭部 |
---|---|
太い頸 | |
短めの背中 | |
原産地 | ベルギー |
ベルギーのブラバンド地方で昔から飼われていた馬種で、「ブラバント」とも呼ばれます。
短い頭部・太い頸・短めの背中が特徴的で、前後躯はガッチリとした作りになっていますよ。体高160~170㎝・体重は900kgほどで、毛色は栗毛や糟毛です。
農耕用として活躍していますよ。
ペルシュロン
特徴 | おとなしい性格 |
---|---|
短い足 | |
太い胴体 | |
原産地 | フランス北西部のペルシュ地方 |
8世紀のフランス北西部ペルシュ地方で、フランス原産の重馬・アラブ種・東洋原産の馬などを改良して作られました。
おとなしい性格をしており、短い足・太い胴体が特徴的で、体高160~170cm・毛色は芦毛や青毛です。
馬の種類、ポニー種にあてはまるのは?

ポニー種にあてはまる馬
- ウェルシュマウンテン
- コネマラポニー
- シェトランドポニー
- ハフリンガー
- ハクニーポニー
- ファラベラ
- ミニチュアホース
ウェルシュマウンテン
特徴 | 短い背 |
---|---|
発達した筋肉 | |
原産地 | イギリスのウェールズ地方 |
ウェルシュポニー、ウェルシュポニー・オブ・コブタイプ、ウェルシュコブの祖先となった品種です。
イギリスのウェールズ地方のポニーと東洋の馬を掛け合わせて作られたとされていますよ。体高は122㎝以下で、ショーや乗馬用として使われています。
コネマラポニー
特徴 | 短い足 |
---|---|
原産地 | アイルランドのコナハト地方 |
アイルランドのコナハト地方原産の品種です。
体高は130~140㎝で、短い足が特徴です。乗馬用や農耕用として活躍していますよ。
シェトランドポニー
特徴 | 短い足 |
---|---|
厚い被毛 | |
原産地 | イギリスのシェトランド諸島 |
イギリスの北方にあるシェトランド諸島原産の品種です。
体高70~107cmとポニーの中でも小柄で、短い足と厚い被毛が特徴的ですよ。毛色は鹿毛・栗毛・青毛・芦毛・ブチ模様とさまざまですね。
子ども用の乗馬の他に、運搬用や農耕用としても活躍しています。
ハフリンガー
特徴 | たくましい体型 |
---|---|
美しい外見 | |
原産地 | イタリア・オーストリア・ドイツのバイエルン地方 |
イタリア・オーストリア・ドイツのバイエルン地方原産の品種です。
体高130㎝ほどで、幅の広い体とよく筋肉が発達した太い足を持っています。毛色は栗色のみで、たてがみとシッポは淡い色合いをしていますよ。
たくましい体型を生かして乗馬や農耕馬として活躍するだけでなく、美しい外見をしているので、乗馬クラブなどでは人気が高いですよ。
ハクニーポニー
特徴 | 長い頸 |
---|---|
よく発達した後躯 | |
原産地 | イギリス |
ハクニーにフェルポニーやウェルシュポニーを交配して誕生したのが、ハクニーポニーです。
イギリス原産で、体高130cm前後・長い頸とよく発達した後躯が特徴的ですよ。毛色は青鹿毛・青毛・鹿毛・栗毛などで、馬車用として使われています。
ファラベラ
特徴 | 艶のある毛並み |
---|---|
スリムな体つき | |
原産地 | アルゼンチン |
世界一小さい馬として知られている、体高70cmほどのアルゼンチン原産の品種です。
艶のある毛並みとスリムな体つきが特徴的で、ペットとして飼われていることが多いですね。毛色は鹿毛や青毛が一般的ですが、月毛(クリーム色)やぶち毛(体幹部に大きな白斑がある)の個体もいますよ。
ミニチュアホース
特徴 | 80cmほどの体高 |
---|---|
原産地 | アメリカ |
ファラベラを元に作られたアメリカ原産の品種です。
体高が80㎝ほどしかないため、乗馬向きではなくペットや盲導馬として飼われていることが多いですね。
馬の種類、日本在来種にあてはまるのは?

軽種にあてはまる馬
- 北海道和種
- 木曽馬
- 野間馬
- 対州馬
- 御崎馬
- トカラ馬
- 宮古馬
- 与那国馬
北海道和種
体高 | 125~135cm |
---|---|
特徴 | 温厚な性格 |
豊富な被毛色 | |
強靭な体力 | |
原産地 | 北海道 |
「道産子(どさんこ)」とも呼ばれる北海道の馬種で、日本在来馬の75%を占めています。
日本在来種の中では大きめで、体高125~135㎝・体重350~400kgほどです。毛色は鹿毛・河原毛・月毛など様々ですよ。
現在では、温厚な性格をしていることから乗馬用として使われることが多いですね。
木曽馬
体高 | 133~136cm |
---|---|
特徴 | ポッコリしたお腹 |
原産地 | 長野県の木曽・岐阜県の飛騨 |
長野県の木曽や岐阜県の飛騨が原産の馬種です。長野県では天然記念物に指定されていますよ。
体高133~136㎝・体重350~420kgほどで、ポッコリしたお腹が特徴ですね。
おとなしい性格をしているので乗馬用として活躍していますよ。
野間馬
体高 | 110~120cm |
---|---|
特徴 | 頑強 |
粗食に耐える | |
原産地 | 野間(愛媛県今治市) |
野間(今の愛媛県今治市)が原産の馬種で、今治市の天然記念物に指定されています。
体高110~120㎝と小柄で、毛色は鹿毛や栗毛です。以前は農耕用や運搬用でしたが、今はホースセラピーとして活躍していますよ。
対州馬
体高 | 110~130cm |
---|---|
特徴 | 温厚な性格 |
粗食に耐える | |
原産地 | 長崎県対馬市 |
長崎県対馬市が原産の馬種で、現在30頭ほどしか生息していません。
毛色は青毛・鹿毛・栗毛などで、体高は110~130cmほどです。農耕用や運搬用として使われていましたが、今では乗馬用として活躍していますよ。
御崎馬
体高 | 100~120cm |
---|---|
特徴 | がっちりした体型 |
細い足 | |
原産地 | 宮崎県串間市都井岬 |
宮崎県串間市の都井岬原産の馬種で、国の天然記念物に指定されています。「岬馬」と呼ばれることもありますよ。
体高100~120㎝・体重300kgほどで毛色は鹿毛や河原毛・ガッチリした体型に細い足という特徴があります。
昔は農耕用として使われることが多かったですが、今は野生馬として完全に自然の中で生活していますよ。
トカラ馬
体高 | 100~120cm |
---|---|
特徴 | 日本在来馬の中でも小柄 |
原産地 | 鹿児島県トカラ列島 |
鹿児島大学の林田重幸教授によって1952年に発見された、鹿児島県トカラ列島原産の馬種です。鹿児島県の天然記念物に指定されていますよ。
体高は100~120㎝と小柄で、毛色は主に鹿毛です。以前は農耕用や運搬用でしたが、今ではのんびりと放牧されていますよ。
宮古馬
体高 | 110~120cm |
---|---|
特徴 | 大人しく懐きやすい |
粗食や重労働に耐える | |
蹄が堅い | |
原産地 | 沖縄県宮古島 |
沖縄県宮古島原産の馬種で、沖縄県の天然記念物に指定されています。
体高110~120cm・人に懐きやすい特徴があるので、琉球競馬に使われたり琉球王朝の王様の公用馬として乗られていました。以前は農耕用でしたが、今では乗馬用として活躍していますよ。
与那国馬
体高 | 110~120cm |
---|---|
特徴 | 大人しく人懐こい性格 |
原産地 | 沖縄県与那国島 |
沖縄県与那国島原産の馬種で、与那国町の天然記念物に指定されています。
体高110~120cm・人に懐きやすい性格をしているので、宮古馬と同様に沖縄の伝統的な競技である琉球競馬に使われていましたよ。
以前は農耕用でしたが、今では乗馬用として活躍しています。
色々な馬に会いに行ってみよう!
ひとくちに馬と言っても、たくさんの種類があります。
動物園や乗馬クラブで見かける大きな馬もかっこいいですが、日本で見ることのできる日本在来種も小さくて可愛いいので機会があれば見に行ってみてくださいね。