大譲渡会ブレーメンパーク「トークセッション」の全内容。SEKAI NO OWARIがブレーメンにかける思いとは。

この記事では2017年11月19日に幕張メッセで開催された大譲渡会「ブレーメンパーク」内のイベントにて、SEKAI NO OWARIの皆さんとピースウィンズ・ジャパンの大西純子さんがトークした30分間全ての内容をまとめています。

「ブレーメンパーク 2017」を取材!セカオワの想いが込められた、国内最大級の大譲渡会

 

トークセッション開始前

進行役の女性

本日はブレーメンパークにご来場いただき有難うございます。只今よりブレーメンパークトークセッションを開始いたします。

このトークセッションでは「SEKAI NO OWARI」のみなさんとブレーメンパーク実行委員会である「ピースウィンズ・ジャパン」の大西純子さんに、動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」についてお話して頂きます。

殺処分の現状、活動の詳細、そしてブレーメンパーク開催の経緯などをお聞かせいただければと思っています。皆様最後までお楽しみください。

それでは大西さんよろしくお願いします。

 

―会場拍手

 

大西純子さんからのご挨拶

大西さん

皆様、改めましてこんにちは!ようこそお越しくださいました。

これからの時間はわたしたちピースウィンズ・ジャパンとSEKAI NO OWARIで立ち上げた「ブレーメン」プロジェクトについてお話したいと思います。

それでは早速メンバーをお呼びしたいと思います。

SEKAI NO OWARIの皆さんよろしくお願いします!!

 

―会場 拍手と歓声

 

トークセッション開始

ブレーメンパーク1
左からNakajinさん、Fukaseさん、Saoriさん、DJ LOVEさん

大西さん

それではまずは皆さんから一言ずつご挨拶をよろしくお願いします。

 

Nakajinさん

ああ凄い本当にたくさんの方が来てくれていて、すごくうれしいです。短い時間ではございますがどうぞ宜しくお願いします!

 

Fukaseさん

こんなにも多くの方にお会い出来て僕もすごくうれしいです。本日はよろしくお願いします^^

 

Saoriさん

今日は寒い中来ていただいて有難うございます。

どうか最後までお楽しみください!よろしくお願いします!

 

DJ LOVEさん

本当にすごいいっぱい来ていただいていて。嬉しいです!よろしくお願いします!

 

プロジェクトをはじめたきっかけとは

ブレーメンパーク

―Nakajinさん、足元の異変に気づきリアクション

 

大西さん

今Nakajinさんが気付かれたんですけど、ステージの上に毛がいっぱい落ちていますね(笑)

先程まで「ブレーメンパーク総選挙」という、各団体イチオシのペットを紹介するステージをやってたんです。

ブレーメンパークならではのステージですよね。普段皆さんのステージにはこういうものは落ちていないと思うんですが。

 

―会場 笑い

 

さて今日のブレーメンパーク。集まってくれたワンちゃんと猫ちゃんは、何頭くらいいるとと思います?

 

Saoriさん

団体さんが36団体だから・・・1匹ずつだとしたら36頭でしょ?

 

他メンバー

うーんでも遠方からの方もいらっしゃいますからね。何頭なんでしょう。

「100頭」はいるんじゃないかって感じですかね。

 

大西さん

なるほどなるほど。

実はこの会場には、「340頭」も集まっているんです。

 

―SEKAI NO OWARIメンバー 驚き

 

大西さん

しかもみんな保護された犬猫たちなんですよね。この「ブレーメンパーク」を行うきっかけになったのは、SEKAI NO OWARIとわたしたちで立ち上げた「ブレーメン」プロジェクト。殺処分ゼロを目指すプロジェクトです。

残念ながらまだこの日本には、2016年にもおよそ6万頭の犬猫たちが殺処分されている現状がある。それを知ってSEKAI NO OWARIのみなさんが「何かできることはないか」と立ち上げられたんですよね。

ではまずはFakaseさんにお伺いします。

ブレーメンを立ち上げたきっかけ、殺処分のことを知ったきっかけについてを教えてください。

 

Fukaseさん

動物殺処分のことは、ニュースで見たり、友達がFacebookで書いていたりするのを見て知りましたね。

僕は小さい頃から、そういう影響のあることが何かやりたいと思っていて。「いつかはそういうプロジェクトに関わることができたらなあ」とすごく思っていました。

もしバンドをはじめたばっかりの僕に「今こんなことしてるよ」って言っても、(当時の僕は)全然不思議に思わないはずです。どっちかっていうと「そんなに時間かかったんだ」って思うんじゃないかな。

ここまで大規模なことは、デビュー当時にやろうと思ってもできないんですよね。

 

Nakajinさん

今こうやって「他のことを支えてあげられるような力」をようやくつけてこれたかなと思うので、そろそろできることはあるんじゃないかってね。

 

Fukaseさん

それはありましたね。自分たちのことで精一杯だった自分たちから、手を差し伸べられる自分たちになってからこういう大きなことはしたいとずっと思っていました。

そういう意味ではきっかけというのは本当になくて、自分の心のなかにあった思いがやっと実現できたという感情が大きいです。

 

ブレーメンパーク4

大西さん

実際に「ブレーメン」プロジェクトに携わってみて、何か心の変化や感じたことは有りますか?

SaoriさんやLOVEさんはいかがでしょう?

 

Saoriさん

友達であったり親戚のみなさんがメールをくれて。

「今までこんな現状知らなかったけど、(ブレーメンプロジェクトを通じて)知れてよかった」とたくさんの方からいって頂いたことはすごく嬉しかったです。

 

DJ LOVEさん

僕も親戚でペットを飼っている方に「凄い良いことやってるね」って言ってもらえました。

あとはプロジェクトを開始してから自分も、SNSでの里親募集ツイートがより目に入ってくるようになりましたね。

 

大西さん

まずはSEKAI NO OWARIの皆さんから発信していただくことによって、大勢の方に現状を「知ってもらう」ことができる。

私達活動している側からしても「広めたいんだけどなかなか広がらなかった!」ということは多いんです。

皆さんの力を借りて大きくなっていけたなということは、すごく実感しているところです。

 

メンバー全員

有難うございます。

 

チャリティーソング「Hey Ho」について

再生ボタンを押すと曲が流れます

 

大西さん

「ブレーメン」プロジェクトを始めたのが去年の秋。まずはブレーメンのチャリティープロジェクトとして「Hey Ho」を作って頂きました。

今日もずっと会場の中で流れているのがとっても心地よくって!

この曲への思いというか、プロジェクトとの組み合わせってどのように考えているのでしょう。

 

DJ LOVEさん

今もずっと流れているから、作ってたときのことを思い出してたんですけど、やっぱりブレーメンのプロジェクトがずっと長く続いて、よりたくさんの人に曲だけでも覚えてもらえたらいいなって。

曲と紐付いてブレーメンの活動内容についても考えてもらえる機会にしてもらいたかったです。そのために楽曲は完成前にすごく色んな人に聞いてもらいましたし。長く楽しんでもらえるようになったらいいなと思っています。

 

大西さん

実は私は昨日の準備からここに入っていて。準備の段階でもずっと流れているんですね。

 

Nakajinさん

もう鬱陶しくなっちゃったりして(笑)

 

大西さん

そんなことありませんよ!!

おそらくもう何百回リピートくらい私の頭にはぐるぐると回っていると思うんですね。でも自然に入ってくるんです。

皆さんはどうですか?朝早くから来ていただいていて、ずーと「Hey Ho」がリピートで会場にかかっていたと思うのですが、「(耳に)心地よく入ってきた」という方どのくらいいますか?

 

―会場大きな拍手

 

大西さん

ほらやっぱり!

 

メンバー

嬉しいですけど、そうはいっても(鬱陶しくなってる人も)いると思いますよ。(笑)

 

―会場 爆笑

 

ブレーメン「パーク」の名前の由来とは

Nakajinさん

でも本当にこうして「ダイレクト」に、ワンちゃん猫ちゃんもいて色んな団体さんもいて、来てくれる方々もいるという一同に介した場で、自分たちの音楽がなってるというのは本当に感慨深いなって。「ついに」ココまでこれたなって。

 

大西さん

うん、たしかに感慨深い!「ついに」といっても、本当に昨年から1年ちょっとでブレーメンパークが実現できて。

(1年前に)実際にブレーメンプロジェクトでチャリティを募り、皆さんから沢山の寄付金をお預かりしました。

「何をやろうか」とみんなで一生懸命考えて、あーでもないこーでもないって話をして、結論「譲渡会をやりたい!」という私達の提案を聞いたときには、どう感じましたか?

 

Fukaseさん

僕らからすると「譲渡会」は馴染みのないもので、やったこともないものでした。どういうことが成功であって、どういうことが失敗なのかもわからなくて。

本当に最初は1から考える作業でしたね。

それで「譲渡会」の名前をつけてほしいと頼まれて、結局自分がつけることになったんですけどもみんなの「ふれあいの場所」になってほしいと思いました。「パーク」みたいなそういう場所、みなさんが集まれる場所になりたいなと。

すごく色んな意味も込めて「パーク」という名前をつけました。

 

Saoriさん

私が「譲渡会」と聞いて最初にイメージしたのは、多くても10頭いるかいないかの譲渡会。まさかこんな開けた場所でやるってイメージが持てなくて。どのくらいの犬猫が来れるんだろうと思ってたんですけど、300頭以上も集まっていて。

そうすると入りにくさもあるのかなと心配もあったんです。本当に「迷っている段階で見ても良いのかな」とか「興味があるだけで覗いても良いのかな」って思うのかなと。

でも実際にやってみて、すごく意味があるなと思ってます。「興味あるから行ってみよう」「家族で見てみよう」とか、そんなことができる場になったんではないかなと思います。

 

大西さん

確かにFukaseさんが仰ったように「パーク」という名前をつけることによって、ブレーメンパークはたくさんの方が集まってくれる場所になった。

そういう意味では成功といえるのではないでしょうかね。

 

Nakajinさん

いやー本当にそう思います。

開催にあたり一緒に手伝ってくれたいろんな団体さんを含め、すべての方が色んな意味で集まれる場所が作れたかなと思っています。

皆さん有難うございます。

 

―会場 拍手

 

チャリティライブについて

大西さん

このブレーメンパークを開催する直前に(SEKAI NO OWARIの)皆さんにお会いしたのが、ブレーメンの「チャリティーライブ」の会場でした。

ブレーメンプロジェクトのお話をしたりブレーメンパークのことをアピールをしたりさせて頂いたのですが、あのライブって、普段のライブと少し違った思考でいらっしゃいましたよね?

観に行けなかった方もいるかと思いますので、そのお話を是非みなさんに!

 

Nakajinさん

あのライブは、僕らからしたら、めちゃくちゃ「つらい」んだよね。(笑)

 

Saoriさん

アコースティックで「機械の音無し」でやったので、アレンジを全曲を変えて演奏していたんです。

と言うのは、大きな機材をたくさん持ち込んでしまうとそれだけ経費がかかってしまうので、なるべくアコースティックでできるスタイルで演奏しようと全曲みんなで工夫したんです。

 

Fukaseさん

機材で言うと、LOVEさんの機材が思いのほか高いらしいんですよね。

 

Nakajinさん

だからDJ LOVEさんの「DJ」部分がかなり高いという。(笑)

 

DJ LOVEさん

(ペコリ)

 

Nakajinさん

だからこの間のライブでは「パーカッションLOVEさん」でやってもらってたもんね。

 

Fukaseさん

そうですね。(笑)

とにかく全曲1からやったんです。

機材の値段の高さもこれまで気にしたことなかったですが、必要経費はプロジェクトのために最低限に抑えたかったんですね。

なのでLOVEさんはDJですらなくなってしまうという。

 

Saoriさん

でもああやって、いつもとは違う形で披露する場があるというのは、毎年ブレーメンのことを思い出せる機会になって良いかなと。

また来年やりたいと思っていますし、みなさんもライブをきっかけに思い出してもらえればいいなと思うので、是非定期的にできたら良いかなって思ってます

 

大西さん

今、「定期的に」って言葉、私逃さずキャッチしました!!皆さんも聴きましたよね!?「定期的に」って仰ってくださいました!!(笑)

 

―会場 拍手

 

メンバーの皆さん

はい、でも本当に定期的にやっていきたいですよ!

 

大西さん

今回は鳥取県の米子市、それから佐賀県、横浜で2日間と計4日間のライブだったんですけど、これからはどんな地域でやってみたいとか、そういう計画ってすでにあったりするんですか?

 

Saoriさん

今回はSEKAI NO OWARIとして「ライブをしたことがない場所へいってみよう」ということでいったので、次もまた行ったことないところにいこうかなと。まだ結構あるよね?

 

Nakajinさん

かなりありますよ。この前日本地図を調べてみたらたくさんあるし。沖縄いったことないし。

 

Fukaseさん

でもさ、変な話ですけど、会場を大きくできるかどうかはぼくらの「アコースティックレベル演奏」にもよりますよね…

僕らのレベルに合わせて会場も大きくしていかないと、後ろの人が聞こえなくて寝ちゃうかもしれないし。(笑)

 

Nakajinさん

日々の鍛錬ですね。

 

Fukaseさん

そうですね。まあでも会場候補の場所はまだまだ多そうです。

 

Nakajinさん

しかもアコースティックなら機材が少ないので、身軽にどこにでもいきやすいっていう!

 

Saoriさん

普段のライブはトラック40台とかで移動しているので運ぶだけで大移動なんですね。なかなか沖縄とかには気軽く飛べない。

ブレーメン(今回のライブ)だったらいけるね。

 

Fukaseさん

ブレーメンはトラック何台だったっけ?

 

Nakajinさん

1台とか2台じゃなかったっけ?

 

大西さん

ええーーそうなんですか!

 

Saori

はい。あとは私達もやっぱり「楽しんで」ブレーメンをやっていけたらなと!

 

大西さん

みなさんが身軽に動けて、さらにチャリティにもつながり、さらにこのパークがまた開ける。

普段のライブと比べてブレーメンのライブは、きてくれる方々の思いや気持ちが違ったりと感じられることはありましたか?

あるいはこのブレーメンプロジェクトを立ち上げて、ファンの方からこんな声を聞いたとかありますか?

 

Fukaseさん

そうですね。もちろん色んな所で声をかけていただきます。

実際嬉しいのは、ライブが終わった後ご飯を食べているときに「今日のライブを見て、うちの家族に新しくワンちゃんを迎え入れようと思いました」とTwitterでメッセージを頂いたことがありました。

(僕達の活動が)現実にみのっているということでもあるので、すごく「やってよかったなあ」と。

 

また今回トークセッションをさせていただいたんですが、去年のライブでは一切やらなかったんです。

今回は前と比べて「主旨」を全面に出してメッセージ性をもたせたライブに仕上げたんですが、今年の方が反響が多くありました。

やってよかったなと思ってます。どうですか?

 

Nakajinさん

それもあるし、もしかしたら去年僕らがブレーメンを始めたことを知り、この1年かけていろんなことを整理して譲渡会に今年参加してくれたという方もいたと思うんです。

やっぱり新たにペットの受け入れ体制を整えることって、長い時間がかかるじゃないですか。

 

大西さん

確かにそうですね。

 

Nakajinさん

なんかそう考えると、1年かけてちらほら目に見える結果が出てきているということは嬉しいことですね。トークセッションをライブに入れたのもすごく良かったのかなと。

ただ1年経ってしまうとどうしても皆さんの中で記憶が薄まってしまうと思うんです。毎年やることでずっと思い出してもらうことができる。この繰り返しで新しい結果をどんどん生み出せたらなと思っています。

 

活動を通して感じる反響について

ブレーメンパーク5

Fukaseさん

それこそこの前、道を歩いていたらブレーメンパークのポスターを張ってくれているお店がありました。

 

Nakajinさん

へー!たまたまみつけたの?

 

Fukaseさん

そうそう。こんなところにも張ってあるんだと思って「おおーー!」ってなりましたね。

 

大西さん

皆さんに教えていただいたんですが、ラジオの方にリスナーさんから「ボランティアにいってきましたー」っていう話もありましたよね。

 

メンバー全員

そうですね!ありましたありました。

そういう方が実際に行動するきっかけになれたというのも嬉しいことですよね。

 

大西さん

ホント、そうだと思います。

私も佐賀でのライブの帰りに佐賀駅で電車を待っていたらですね、ブレーメンのチャリティーTシャツをきていたファンの皆さんにホームでぐるっと囲んでいただいて。「あの!さっきのひとですよね!?」って。笑

そこで色んな保護活動のことだとか「ボランティアに参加したいのだけどもどうしたらいいの」とか、直接駅のホームでしちゃいました。福岡までの間もずーっと。

 

メンバー全員

おおおー!!

 

大西さん

すごいこれは私にとっても嬉しいことでした。

 

今後ブレーメンでやってみたいこと

大西さん

さあ(SEKAI NO OWARIの)皆さん、去年の秋からブレーメンプロジェクトを始めてようやく「1つ目」の企画がなんとか達成できたわけですが。

もちろんこれで終わりではなくて「次に次に」ってみなさんと一緒に続けていけたら良いなと思っているのですけど、これからこの「ブレーメン」プロジェクトでやってみたいこと、目指すことってどんなことを想像していますか?

 

Fukaseさん

うーん。すごいたくさんあるのでもしかしたら抽象的な表現になってしまったら申し訳ないです。

僕は、みんなで「協力していけたらな」と思っていて。

ブレーメンは、誰かを否定する団体にはなりたくはない。彼らはああだからダメだとか、そういう否定から生まれるものではなくて、自分たちはすべての人の背中を押せる団体になりたいなと思っています。

ブレーメン「パーク」(集う場所)という名前にしたのもそういう意味を込めています。

もちろんこの先続けていかなければならないことではありますけれども、立ち止まることなく先に進んでいきたいなというのが僕の気持ちです。

 

Saoriさん

やっぱり「カタチ」にできることをどんどんやっていきたいなって今思います。

例えば譲渡会ができるスペースを建設するとか「みんなの力でこんなものが完成したんだ」といえるものが、この先どんどん増やしていけたら良いなと思います。

 

Nakajinさん

本当にそうですね。「百聞は一見にしかず」というように、やっぱり目に見えるものの説得力は他のものとは格が違うかなと思うので大切にしていきたいです。

僕もやっぱり「残るもの」が良いと思っていて。

このブレーメンパークはダイレクトに色んな人が集う場所としてはとてもステキだと思うんですけど、それがずっと残ってくれれば尚良いのかなって。

この幕張メッセはブレーメンパークが終わってしまえば幕張メッセに戻ってしまうわけで。

ブレーメンパークが「残る場所」が何かしらあるとすごくいいのかなって思いますし、そこに常にいつでもだれでも集まれる場所があるってそんなのが良いと思います。

 

DJ LOVEさん

今日来てくださった方に多いと思うんですけど、こういう場で知ったことを家族に話してもらって忘れずにいてもらえたらいいなと。

そのために僕達もつづけていかなくてはなりませんね。

 

大西さん

皆さん共通していたのは「継続して」「何か残るものを作る」ということ。

私達活動している側も、なんとか知恵を絞って、いいものができるように頑張っていきたいと思います。

 

では、いつまでもずっと話していたいなというところではあるのですが、そろそろ時間も来ていることです。

最後に今日来ていただいた方の「心に残る一言」を皆さんからいただけますか?すごいプレッシャーかもしれませんが。(笑)

 

Fukaseさん

えええ!!(笑)

すっごく難しいんですけど!でもこれでこのトークはおしまいということですもんね。

本当に今日は集まって頂いて有難うございます。主役は僕らではなく皆さんであり、ブースを開いてくれている団体さんたちです。

このまま引き続きブレーメンパークを楽しんでもらえたらなと思います!今日は本当に有難うございました!

 

大西さん

ブレーメンプロジェクトのパートナーであるSEKAI NO OWARIの皆さんでした!
最後に大きな拍手をお願いいたします!

 

―会場 拍手

 

トークセッション終了後

大西さん

皆さん有難うございました。

SEKAI NO OWARIと私達で立ち上げたブレーメンプロジェクトの一番最初のイベントとしてこの「ブレーメンパーク」という大譲渡会を開かせていただきました。

本当にたくさんの方にご来場いただきまして有難うございます。この後も是非お楽しみください!

 

―会場 拍手

 

編集部後記

ブレーメンパーク集合写真②

36の団体、340頭の犬猫が一堂に会した大譲渡会ブレーメンパーク。中でもトークセッションは大きな盛りあがりをみせました。

 

トークセッションをすべて聴き終わり、もっとも印象に残ったのはNakajinさんの「残るものが作りたい」という言葉です。

ブレーメンパークはこれまでに類を見ない規模で行われた素晴らしい譲渡会でした。参加団体の方々も「普段譲渡会に参加したことがない層にもたくさん足を運んで頂けた」と口を揃えます。

SEKAI NO OWARIさんとピースウィンズ・ジャパン大西さんの殺処分に対する思いは、これ以上ない形で参加者に伝わったのではないでしょうか。

???

しかし、ひとたびブレーメンパークが終われば参加者はいつもの日常に戻ってしまう。11月20日以降の幕張メッセ第4ホールには、ブレーメンパークの残り香すら残らない。

1年も経てば、参加者が感じたブレーメンの「熱狂」をそのまま覚えている人はどれだけいるでしょうか。

 

???

大切なのはブレーメンパークでSEKAI NO OWARIの皆さんや大西さんが発信した情報を「残す」こと。これは私たち情報メディアの役割だと感じました。

殺処分ゼロを目指して

今後もpepyはブレーメンプロジェクトを応援し続けます。