市販されているキャットタワーではなく、愛猫のために手作りしてみたい!という、愛情に溢れた飼い主さんもいらっしゃると思います。本格的な日曜大工で大規模なキャットタワーを手作りするのは初心者には難しいですが、簡単に作れるものもありますよ。
この記事では、キャットタワーを手作りする方法や注意点をまとめました。
この記事でまとめたこと
キャットタワーを手作りする前に押さえておきたいポイント
![クエスチョン はてな](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2015/02/shutterstock_130652717-e1483714649688.jpg)
キャットタワーの種類はさまざまで、サイズが大きくなったり、材質にこだわったりする場合、市販品だと10万円を超えるような値段にもなります。手作りすることで部屋の雰囲気を壊さないイメージ通りのものを、安く設置することができますよ。
市販のキャットタワーに飽きてしまった、前に使っていたキャットタワーが猫に合わなくなったなど、自作したい理由は色々あると思います。自作する際にデザインなどにこだわったとしても、猫が安全に使用できて快適に過ごせることが何より大切です。そのポイントだけは外さないようにしてくださいね。
ダンボールでキャットタワーを手作り
![ダンボール カップル](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2015/02/525832615897cf53fb714487257451eb-e1483714933354.jpg)
入手しやすく、かつ安価なキャットタワーの材料は「ダンボール」です。可能であれば、おしゃれなデザインで、同じ形状の物をいくつか用意しましょう。そのダンボールに猫が出入りする穴をあけて、階段式に積み並べて固定するだけで完成です。汚れたり破れたりした時に、同じダンボールに取り替えることで見栄えも綺麗に保てますよ。階段で上下運動ができ、箱の中でお昼寝もできるため、猫が好む遊び場になります。
あまりたくさん積み上げると、猫の体重に負けて崩れてくる可能性がありますので、ご注意ください。各段の箱の上に板を置くと強度が上がり、崩れにくくなります。使用するダンボールの強度に合わせて取り入れてくださいね。
キャットタワーにキャットウォークを取り付ける
![猫_伸び](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2015/02/61dea6775b3aee008636571668546818-e1483667621577.jpg)
まず、突っ張り金具を取り付けた柱に麻縄を巻き、猫が登りやすくした市販のキャットタワーを壁際に設置します。そこから壁に取り付けた幅20センチ程度の板へと移動できるように橋をかけてあげます。部屋を一周するように板を取り付けてあげると、猫が空中散歩できるキャットウォークが完成しますよ。
賃貸の方だと壁際に板を取り付けるのはハードルが高いですが、最近ではホッチキスの針をつかって壁面にフックや板を取り付けることもできるので、猫のためにキャットウォークを設置したい飼い主さんは検討してみてはいかがでしょう?
家具にステップを取り付けることでキャットタワーを手作り
![猫 キャットタワー 横たわる](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2015/02/c7cb81dd0f3ca2d84105592b2f207d1e-e1483584567573.jpg)
すでに完成している家具に、猫が登れるようなステップを設置することで、手軽にスペースを取らないキャットタワーを手作りできますよ。本棚などの背が高くて、ねじ穴が開いても惜しくない家具を選びましょう。
100円ショップやホームセンターで、ガーデニング用ウッドデッキのパネルを必要数買ってきます。ステップを取り付ける家具の横に、L字金具で互い違いに取り付けていきます。あまり小さいと大きな猫は登れませんが、そんなときはパネルのサイズで調整しましょう。家具に穴が開いてしまいますが、見た目はスッキリとシンプルなキャットタワーが完成します。
手作りだと耐荷重がはっきりわからないため、日頃から猫が上り下りするときにネジが緩んでいないかなど、安全面に気を配りましょう。