愛犬には毎食同じフードを食べさせていますか。それともローテーションをしていますか。習性的には、同じフードを食べさせ続けても、精神的にストレスを感じることはありません。
しかし、犬を飼っていると毎日同じフードばかりでよいのかと疑問に思うこともありますよね。
この記事では愛犬のドッグフードを変えるメリットやデメリットなど食事についてまとめています。
愛犬のドッグフードは毎日変えるべき?ローテーションのメリット
メリット
- アレルギーになりにくい
デメリット
- 食べなくなることがある
小まめなフード変更は「アレルギーになりにくい」というメリットがあります。アレルギーは同じ食品(主にタンパク質)を取り続けることで発症する場合が多いので、同じ食品を与え続けているとアレルギーになる可能性が高まります。
フードの変更を考えているのであれば、異なる主食品への変更がおすすめです。最近のフードはチキン・ビーフ・魚など様々な食材をベースにしたものが販売されています。
普段、手作り食を与えている場合でも、同じように主食材を変えてみることがポイントです。また、同じ食事ばかり与えていると飽きて食べなくなる犬に対しても定期的なフードの変更はおすすめです。
総合的な栄養バランスがアップ
異なるブランドやフレーバーのドッグフードをローテーションすることで、犬に異なる栄養素や成分を提供することができます。これにより、総合的な栄養バランスを向上させることができます。
好みやアレルギーの対応
犬が特定のドッグフードに好みやアレルギー反応を示す場合、ローテーションを行うことで、別のドッグフードに切り替えることができます。これにより犬の食事の選択肢を広げ、健康や食欲の維持に役立てることができます。
デメリット
フードが突然変わると食べなくなったり、下痢や軟便になる子がいます。新しい食べ物への抵抗感や、突然のフード変更により消化器系が対応できない事が主な原因として考えられています。
フードを変更する場合は、いきなり替えるのではなく約10日かけて変更するようにしてください。
以前のフードに新しいフード少しずつ混ぜ徐々に量を減らし新しいフードに移行する方法がおすすめです。
フードの変更はメリット・デメリットの両方がありますが、犬の健康を一番に考えるのであればデメリットの方が大きいといえます。
アレルギーに対しては定期的な変更でも対応できますが、頻繁な変更は消化器系へのデメリットの負担の方が大きくなってしまうからです。フードの変更を考えているのであれば、定期的な変更がおすすめです。
愛犬のドッグフードを変える、ローテーションは?
愛犬に合うドッグフードをみつけ、同じフードを継続して食べさせることが一番おすすめです。
無理に変更して食への反抗心を持たせる必要はありません。フードを変更するかどうかは、食べる勢いや残す量など普段との些細な違いに気を配り判断するようにしてくださいね。
注意点として、もし愛犬の体に異常(アレルギーや軟便・下痢など)が見られる場合は別のフードを探してあげる必要があります。時間をかけて最適なフードをみつけてあげてください。
年齢に応じたフードの変更はおすすめ
全てのライフステージに合わせたカロリーをまかなえるフードは稀です。普通、幼犬期は高カロリーの食事が必要ですが食べれる量は多くはありませんので、一粒当たりの栄養価が高いフードを選んであげる必要があります。
また、老犬期には多くのカロリーは必要としませんが食べれる量が少なくなる傾向がありますので、食べれる量で必要なカロリーをとれるように配慮してあげなければなりません。
犬も人と同じようにライフステージによって必要カロリーが違うので、年齢に応じてフードを変えてあげることが大切だといえますね。
ドッグフードの食事バランスはいい?
総合栄養食
- 成長に必要な栄養素が全てまかなえる食事
総合栄養食は、このフードと水だけで成長段階で必要な栄養素がまかなえる主食タイプの製品のことです。
ペットフード公正取引協議会により定められた基準を満たした基準を満たしたフードのみが「総合栄養食」と表示することができます。
愛犬の食事バランスを考えた最高の食事であるといっても過言ではありません。
最適なフードを与え続けよう!
愛犬の事を思うと、フード1つで迷ってしまうことも少なくありません。
健康を守るためには、飼い主自身が愛犬の生態や必要な食べ物について理解し適切にフードを与えることが大切です。フードを変えるメリットもデメリットも承知した上で、愛犬にあった食事を選んであげてくださいね。