慣れるとよくなつくので、初心者でも飼いやすく人気のあるモルモット。ただ臭いが気になり、飼うことをためらう方も多いのではないでしょうか。実は、モルモットには体臭がほとんどないといわれています。臭いの原因を知り、しっかり対策をすることで、臭いは減らすことができるのです。この記事では、モルモットの臭いの原因と対策、掃除の方法をまとめました。
モルモットはオスの方が臭う?発情期が原因?
発情期による臭い
- オス:一年中
- メス:15〜17日で一週期
モルモットには発情期があります。発情期には、独特の臭いを発するといわれています。メスには周期があり15〜17日で1週期、オスは周期がなく一年中発情しています。これがオスの方が臭いがするといわれている理由です。
哺乳動物にとって、臭いは異性を引き付ける大切な役目を果たしてもいるのです。
モルモットの臭い、牧草も原因?
牧草の臭い対策
- 床材の牧草をこまめに変える
- 糞尿による雑菌を繁殖させない
モルモットは草食性の動物です。代表的な餌には牧草がありますが、この牧草が臭いの原因になることもあります。
牧草は、食べる以外にも床材としてケージに敷き詰めるのにも使えて便利です。ただ、敷き詰めた牧草は糞尿を吸収すると雑菌が発生し、臭いを発するのです。こまめに変えてあげる必要があります。餌用と敷く用の牧草はしっかりと分けて、汚れてしまった牧草を食べさせないように注意してあげてください。
モルモットの糞尿対策はどうすればいい?
糞尿対策
- 床材のこまめな変更
- 尿吸収用、トイレ砂の使用
モルモットは体の大きさの割にはよく食べるため、排泄物の量も多いです。
草食動物なので、糞も草が主な成分となっており、乾燥すれば臭いはさほどきつくありません。ただ、肛門の近くにある皮脂腺という器官から分泌物を出しており、それが尿と混ざると臭いを発します。
糞尿の臭いは、床材をこまめに変えることで軽減できます。また、糞尿がモルモットの毛につかないように、気をつけることも大切ですよ。ついてしまった場合は、濡らしたタオルを固く絞って、優しく拭いてあげてくださいね。
モルモットの飲み水に「bee mee nee」
「bee mee nee」は、天然の珪砂にイオン化した銀などを吹き付けて熱燃焼させたセラミックスの改水触媒です。
水道水に6時間浸けるだけで水の中に溶け込んでいる溶存酸素が分子状酸素へと変化、クラスターを小さくし活性化させる分子状酸素の働きで水道水が浸透力・溶解力・分解力・抗菌力・還元性のある水へと変化します。
bee mee neeの成分の1つである銀イオンが体臭悪化のサポートをしてくれるので、体臭や糞尿臭が気になりにくくなりますよ。1つの触媒で1日1リットル、約半年間の使用が可能なので1日あたりのコストは20円とコストパフォーマンスも抜群です。
モルモットのケージ、掃除の方法は?
お手入れの頻度
- 排泄物や食事の掃除:1日1回
- ケージの掃除:1ヶ月月1,2回
モルモットはきれい好きです。元気で健康に過ごせるよう、一日一回はお掃除をしてあげるのが理想です。毎日と聞くと大変に思うかもしれませんが、日々の掃除は排泄物や食べ残しを片付け、大きな汚れを落とす程度で問題ありません。掃除をする際に、糞の色や形をチェックしてあげると、モルモットの健康状態をいち早くつかむことができます。いつもと違う場合は、早めに病院へ連れていってくださいね。
餌とお水は、朝晩の二回取り替えてあげてください。ケージ全体は、月に1〜2回を目安に洗います。中性洗剤を薄めて使い、汚れを落とします。頑固な汚れには、殺菌・消臭作用を併せ持つお酢がおすすめですよ。
梅雨から夏にかけては、湿度が高く雑菌が繁殖しやすい時期です。臭いも発生しやすいので、マメにケージの状況を確認してあげることが大切ですよ。
モルモットの臭いは、毎日、少しだけ気にかけてあげることで減らせます。かわいいモルモットと、健康で楽しい日々を過ごすために、実践してみてくださいね。