最近ペットとしての人気急上昇中のフクロウ。飼育を検討されている方が増えていますが、フクロウは種類ごとに値段が大きく異なります。
この記事では、フクロウの種類ごとの値段、体重や性格などの特徴、寿命をまとめました。
この記事でまとめたこと
モリフクロウの値段、体重、性格は?寿命はどれくらい?
販売価格
- 20~40万円
概要
- 体重:400~600g
- 全長:36~45cm
- 寿命:15~20年
人懐っこく、透き通った黒い目が特徴的なモリフクロウ。価格は20~40万円程度で、フクロウの価格帯としては平均的だといえます。色はグレー系とブラウン系の二種類がありますが、カラーによって価格は変わらないのでお好みのカラーを選んでくださいね。
モリフクロウの体重は400〜600g程度、全長は36〜45cm程度です。性格はおっとりしていて飼いやすいといわれていますよ。ただ、繁殖期などは攻撃的になることもあるので、注意してくださいね。モリフクロウの寿命は15〜20年程度といわれています。
メンフクロウの値段、体重、性格は?寿命はどれくらい?
販売価格
- 10~20万円
概要
- 体重:200~480g
- 全長:23~44cm
- 寿命:15~20年
お面のような顔立ちをしており、世界中に広く分布しているフクロウです。
環境適応能力が高く、繁殖例も多いため、価格は10万円〜20万円前後と中型のフクロウとしては安い部類に入ります。メンフクロウの体重は200〜480g、全長は23〜44cm程度です。
比較的飼いやすい性格をしていて、飛翔能力が高いのでフライト訓練も楽しむことができます。メンフクロウの寿命は15〜20年程度です。
ハリーポッターで大人気!シロフクロウの値段、体重、特徴は?寿命はどれくらい?
販売価格
- 30~40万円
概要
- 体重:700~2950g
- 全長:38~46cm
- 寿命:26年前後
最も人気のあるフクロウと言っても過言ではないのが「シロフクロウ」。ハリーポッターに登場したことで一躍有名になった種類です。
体長38~46cm、体重700~2950gほどの大型種で、固い羽を持ち飛翔能力に優れているのが特徴的です。シロフクロウという名前ですが、真っ白の羽色を持つのは成長したオスのみで、若鶏やメスには褐色や黒の縞模様が入ります。販売価格はフクロウとしては高額の30~40万円前後で取引されることが多いですね。
寿命は26年前後とされていますが、暑さに弱いので飼育するときは夏場の暑さ対策を忘れないことが大切ですよ。
羽角が立派なアフリカワシミミズク!値段、体重、特徴は?寿命はどれくらい?
販売価格
- 30万円前後
概要
- 体重:550g前後
- 全長:45cm前後
- 寿命:17年前後
羽角(耳のような羽)のあるフクロウの中で最も人気があるのが、「アフリカワシミミズク」。
ワシミミズクとしては小柄ですが、フクロウとしては中型でオスが体重550g前後、メスが650~850g前後、体長45cm前後です。販売価格はフクロウとしては平均価格帯の30万円前後、寿命は17年前後ですよ。
小柄なコキンメフクロウ、値段、体重、性格は?寿命はどれくらい?
販売価格
- 不明
概要
- 体重:180g前後
- 全長:22cm前後
- 寿命:13年前後
小柄なボディで活発に動き回る姿が可愛らしい「コキンメフクロウ」。
体長22cm前後、体重は180g前後と小柄ですが、攻撃的な一面も持ち合わせているので複数飼育をするときはケンカにならないように気をつけてあげてくださいね。寿命は13年前後です。
スピックコノハズク、値段、体重、特徴は?寿命はどれくらい?
販売価格
- 25万円前後
概要
- 体重:100~150g前後
- 全長:22cm前後
- 寿命:9年前後
近年人気が急上昇しているのが、コノハズクの中でも小型種に分類される「スピックコノハズク」。
体長22cm前後、体重100~150g前後であり、性格も人懐っこいことから猛禽類を初めて飼う人にもおすすめできる種類ですよ。販売価格は25万円程度で、中型のフクロウと同じくらいです。
寿命は他のフクロウと比べて短命の9年前後です。
フクロウの豆知識:性別を見分ける方法
フクロウの性別不明に見えるフクロウですが、しっかりと性別があります。
フクロウの種類によって異なりますが、外見だけで判別することは難しいので、現在最も正しい判別方法がDNA鑑定になっています。
フクロウは飼う前に、飼い続けられるかの確認を!
フクロウは一般的に大型になるほど値段が高い傾向にあり、小柄なほど値段は下がっていきます。小型のフクロウであれば犬や猫と同じくらいの個体価格で飼い始めることができますよ。
ただし、フクロウを飼育しようと考えているのであれば「最後まで看取る覚悟はあるか」「エサのこと」についてしっかりと考えなければなりません。寿命は短命と言われる種類でも8年前後と長いですし、ワームやウズラ、ラットなどをエサとして食べます。
検討をした上でフクロウの飼育を始める決意ができたら、フクロウと素晴らしいペットライフを送ってくださいね。
フクロウの飼い方について詳細をさらに確認したい方は、関連記事をご確認ください。