「ロータス」は、原材料すべてがヒューマングレードで品質の良いカナダ産のペットフードブランドです。
栄養を損なわないオーブンベイク製法や腸内環境に配慮したプロバイオティクス配合など、ねこちゃんの健康維持をサポートするこだわりがいくつもあります。
この記事ではそんなロータスから「ロータス キャットアダルト チキンレシピ」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。
目次
全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証!
愛猫にあったキャットフードの選び方、探し方を以下の記事でご紹介しています!
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ロータス キャットアダルト チキンレシピの基本情報は?

商品名 | ロータス・キャットアダルト・チキンレシピ |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 950円(税別) |
内容量 | 300g |
カロリー | 382.5kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造から1年 開封後:1ヶ月 |
生産国 | カナダ |
販売元 | ロータスジャパン |
対応年齢 | 1~7歳 |
メイン食材 | チキン |
穀物 | 挽き割り玄米、挽き割り大麦 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 6mm |
ロータスペットフードのこだわりは製法にあり?

原材料はすべてヒューマングレード
ロータスキャットフードに使われている原材料は、どれも私たち人間が食べられる品質であるヒューマングレードです。
フードの主原料にもなる肉類には、育てられる際に用いられることがある成長ホルモン剤などは使われていないものを選んでいます。
治療に用いられることがあるホルモン剤も不使用で、自然のおいしさや栄養をそのままに活かしたレシピが特徴です。
また、食物アレルギーに配慮されており合成保存料不使用、「小麦」「大豆」「とうもろこし」などアレルゲンになりやすい食材も不使用となっています。
栄養を凝縮させるオーブンベイク製法採用
ヒューマングレードの食材を活かすため、ロータスではオーブンベイク製法を採用しています。
一般的な製法だと高圧、高温で調理されることで、キャットフードとして完成する段階で大きく栄養素や風味が失われてしまうことがあります。
このような栄養素が失われるリスクを軽減するため、大きなオーブンでじっくり調理するオーブンベイク製法を採用。食材が持つ栄養素やおいしさが凝縮され、オイルコーティングなどする必要がないキャットフードが完成します。
ロータス キャットアダルト チキンレシピの詳しい原材料と成分一覧は?

ロータスの原材料
主原料 | チキン |
---|---|
その他 原材料 |
チキンミール、挽き割り玄米、挽き割り大麦、鶏レバー、エンドウ豆繊維、鶏脂(酸化防止剤としてミックストコフェロール<天然ビタミンE>、クエン酸)、乾燥ビール酵母、天然チキンフレーバー、乾燥全卵、オイルブレンド(大豆オイル、オリーブオイル、サーモンオイル、酸化防止剤としてミックストコフェロール<天然ビタミンE>、クエン酸)、かぼちゃ、りんご、さつまいも、人参、ほうれん草、ブルーベリー、乾燥クランベリー、はまぐり、挽き割りフラックスシード、炭酸カルシウム、海塩、塩化カリウム、タウリン、緑イ貝、チコリ根、ユッカエキス、乾燥ケルプ(海草)、ビタミンC、ビタミンE、硫酸鉄、DL-メチオニン、プロピオン酸亜鉛、酸化亜鉛、マンガンアミノ酸キレート、ナイアシン、銅アミノ酸キレート、葉酸、ビタミンB12、硫酸銅、マンガン酸化物、ビタミンA、ナトリウム亜セレン酸塩、チアミンモノニトレイト(ビタミンB1)、カルシウムパントテン酸塩、リボフラビン(ビタミンB2)、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビオチン、ビタミンD3、カルシウムヨウ素酸塩、アシドフィルス菌、ラクティス菌、カセイ菌、ローズマリーエキス |
ロータス キャットアダルト チキンレシピの原材料は上記の通りです。
主原料にはチキン、そのほかチキンミールや玄米、大麦、鶏レバーなどが使われています。チキンミールについて、ロータスでは「副産物を使用していない」と記載されており、本来食用にしないような部分を使っているわけではありません。
チキンを乾燥させ粉末状にしたチキンミールは、風味やタンパク質が凝縮され、キャットフードのタンパク質源として使用するのは問題ないと言えます。
合成酸化防止剤など合成添加物は使用しておらず、ヒューマングレードの食材を活かしたナチュラルなキャットフードです。
ロータスの成分分析値
成分名 | 成分含有率 |
---|---|
粗タンパク質 | 35.00%以上 |
粗脂肪分 | 19.00%以上以上 |
粗繊維 | 3.50%以下 |
水分 | 10.00%以下 |
粗灰分 | 7.00%以下 |
タウリン | 0.20%以下 |
オメガ3脂肪酸 | 0.35%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 2.50%以上 |
カルシウム | 1.61% |
リン | 1.25% |
マグネシウム | 0.13% |
ナトリウム | 0.41%/td> |
ビタミンE | 250IU/㎏以上 |
アスコルビン酸(ビタミンC) | 200㎎/㎏以上 |
ロータス キャットアダルト チキンレシピの評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「チキン」を使用しています。
その他原料の評価
粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。
本フードの場合、ねこちゃんにとっては合わない場合がある「挽き割り玄米」「挽き割り大麦」が使われています。
愛猫が苦手な食材が使われていないか、与える前にしっかり確認しておきましょう。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ミックストコフェロール」「クエン酸」「ローズマリーエキス」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「38.9%」と子猫・成猫の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定める粗脂肪の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合、「21.1%」と子猫・成猫の各基準を満たしています。
ロータス キャットアダルト チキンレシピの賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:製造から1年
- 開封後:1ヶ月
キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ロータス キャットアダルト チキンレシピの保管方法は?

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ロータス キャットアダルト チキンレシピの体重ごとの目安給餌量は?
体重 | 目安給餌量 |
---|---|
~1.5kg | ~25g |
1.5~2.5kg | 25~30g |
2.5~3.5kg | 30~55g |
3.5~4.5kg | 55~75g |
4.5~5.5kg | 75~85g |
5.5~6.5kg | 85~110g |
上記がロータス キャットアダルト チキンレシピの1日あたりの目安給与量です。
あくまで目安になる給与量なため、愛猫の運動量や生活環境を考慮して量を調整してください。
編集部まとめ

ロータスはヒューマングレードの原材料にこだわり、「愛猫には私たちが食べているものと同じ品質のごはんをあげたい」と考えている飼い主さんにおすすめです。
栄養素やおいしさを凝縮する製法で作られており、チキンが持つ栄養素を十分に活かしたキャットフードとも言えます。
ただチキンはアレルゲンになりやすいとも言われているため、チキンが苦手ではないことが分かっている愛猫に与えるのが良いでしょう。