「スぺシフィックFCD」は、さまざまな病気に対応する食事療法食だけを提供しているデンマーク生まれのキャットフードです。
この記事では「スペシフィック 療法食 猫用 FCD(低pHメンテナンス)」を紹介しています。
猫用療法食の特徴、選び方は?飼い主さんの独断で選んではダメ?
この記事でまとめたこと
キャットフード「スペシフィックFCD」の基本情報は?
商品名 | スペシフィック 療法食 猫用 FCD(低pHメンテナンス) |
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分類 | 療法食 |
定価 | 3078円(税込) |
内容量 | 1.2kg |
カロリー | 446kcal/100g |
賞味期限 | 開封後:1ヵ月 |
生産国 | ベルギー |
販売元 | 株式会社インターベット |
対応年齢 | 成猫期(1歳)~ ※6ヶ月未満の子猫と授乳中・妊娠中の母猫は除く |
メイン食材 | トウモロコシ蛋白 |
キャットフード「スペシフィックFCD」の詳しい原材料と成分一覧は?
スペシフィックFCDの原材料
主原料 | トウモロコシ蛋白 |
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その他原材料 | トウモロコシ、卵、小麦、動物性油脂(豚)、魚粉、ジャガイモ蛋白、米、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Fe、Cu、Mn、Zn、I、Se)、ぶどう糖、塩化アンモニウム、ビタミン類(VA、VB1、VB2、VB6、VB12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、VC、VD3、VE、VK、コリン)、粉末セルロース、蛋白加水分解物(魚)、魚油、発酵ホエイ粉末、メチオニン、サイリウム種皮、タウリン、酸化防止剤:BHT、BHA、没食子酸プロピル |
スペシフィックFCDの成分分析値
成分名 | 成分含有率 |
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粗タンパク質 | 30.6g |
粗脂肪分 | 22g |
粗繊維 | 1.6g |
炭水化物 | 31.3g |
灰分 | 6g |
カルシウム | 0.7g |
リン | 0.59g |
マグネシウム | 0.05g |
ナトリウム | 0.39g |
カリウム | 1.1g |
鉄 | 13mg |
亜鉛 | 21.4mg |
銅 | 0.95mg |
セレン | 0.052mg |
タウリン | 120mg |
オメガ3脂肪酸 | 0.49g |
オメガ3:オメガ6 | 1:6 |
水分 | 8.5g |
キャットフード「スペシフィックFCD」の保管方法は?
キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
販売会社について
株式会社インターベットは大阪市中央区平野町に本社を構える企業で、MSD株式会社の100%子会社です。
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のアニマルヘルス事業として、日本における動物用医薬品等の研究、開発、製造、輸出入、及び販売を行っています。
スペシフィック®(犬猫用動物病院専用フード)のほか、「グリコフレックスEX Ⅲ」や「オメガ 3,6,9」などのサプリメントを取り扱っています。
編集部まとめ
スペシフィックFCDは、ストルバイトの成分であるリンとマグネシウムを制限することで低pH尿の産生を助ける療法食キャットフードです。
ストルバイトの成分であるリンとマグネシウムの含量を制限しているだけでなく、ミネラルを中心とした原材料を配合することでストルバイトが結晶化しにくい低pH尿(6.4未満)が産生されるように調整されています。
この商品は療法食なので、販売されているものを飼い主自身の知識で選ぶのは望ましくありません。獣医さんの診察と指示に基づいて処方された療法食を与えるようにしてください。
猫用療法食の特徴と選び方については、こちらの記事で詳しくまとめています。