「キャトリート」は、スマック社が製造販売しているスーパーやホームセンターなどでも買い求めやすいキャットフードです。
この記事では「プチ贅沢ごはんキャトリート 国産かつお節添え 210g」」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
編集部おすすめキャットフード

買いやすさ | コスト |
---|---|
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125円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成猫」を想定して計算しました。
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キャットフード「キャトリート」の評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源ではない「穀類(とうもろこし、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール等)」を使用しています。
その他原料の評価
粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「フィッシュミール」「フィッシュエキス」「フィッシュパウダー」「ミートミール」「チキンミール」「ポークミール」「動物性油脂」「脱脂大豆」「粉末セルロース」を使用しています。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「キャトリートの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、「ph調整剤」「着色料(赤色102号、黄色4号、青色1号)」が使用されています。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「33.3%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「13.3%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。
キャットフード「キャトリート」の基本情報は?
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | プチ贅沢ごはんキャトリート 国産かつお節添え 210g |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 509円(税込) |
内容量 | 210g |
カロリー | 350kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:18ヶ月 開封後:1ヶ月 |
生産国 | 日本 |
販売元 | 株式会社スマック |
対応年齢 | 離乳食を終えた子猫(約1歳)~ |
メイン食材 | 穀類(とうもろこし・小麦粉・パン粉・コーングルテンミール等) |
穀物 | とうもろこし・小麦粉・パン粉・コーングルテンミール等 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | ph調整剤・着色料(赤色102号・黄色4号・青色1号) |
粒の大きさ | 6mm~8mm |
問合せ先 | 052-603-7887 |
配達までの期間 | 1週間前後(Amazon) |
キャットフード「キャトリート」の詳しい原材料と成分一覧は?

キャトリートの原材料
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
主原料 | 穀類(とうもろこし、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール等) |
---|---|
その他原材料 | 魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、熟成かつお、フィッシュパウダー)、肉類(ミートミール、チキンミール、ポークミール)、動物性油脂、豆類(脱脂大豆 等)、ビール酵母、粉末セルロース、たんぱく加水分解物、酵母細胞壁、植物発酵抽出エキス、ミネラル類(カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B6、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、ph調整剤、着色料(赤色102号、黄色4号、青色1号) |
キャトリートの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 30.0%以上 | 33.3%以上 |
粗脂肪分 | 12.0%以上 | 13.3%以上 |
粗繊維 | 3.0%以下 | 3.3%以上 |
粗灰分 | 9.0%以下 | 10.0%以上 |
水分 | 10.0%以下 | – |
粗脂肪量は12%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。
キャットフード「キャトリート」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:18ヶ月
- 開封後:1ヶ月
キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
キャットフード「キャトリート」の保管方法は?

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
キャットフード「キャトリート」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 28g | 68円 |
2kg | 47g | 115円 |
3kg | 64g | 155円 |
4kg | 79g | 192円 |
5kg | 94g | 227円 |
6kg | 107g | 261円 |
7kg | 120g | 293円 |
8kg | 133g | 323円 |
9kg | 145g | 353円 |
10kg | 157g | 382円 |
15kg | 213g | 518円 |
20kg | 265g | 642円 |
30kg | 359g | 870円 |
40kg | 445g | 1080円 |
50kg | 526g | 1277円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

「主原料に穀物を使用している」「肉類の品質が不透明である」「無栄養の繊維質が多く含まれる」ことからキャトリートはおすすめできないキャットフードです。
穀類は猫が吸収できないタンパク質です。本フードのように穀類主体のキャットフードとなると、タンパク質のほとんどが吸収されずにウンチとして排泄されてしまうのです。
愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。
pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。
動物性タンパク質である肉類も含まれてはいますが、「フィッシュミール」「フィッシュパウダー」「チキンミール」など純粋な肉のみの原材料は一切使用していません。ミールやパウダーには低品質な副産物も一緒に混ぜられていることが多く、品質が不透明です。
「脱脂大豆」「粉末セルロース」はほぼ無栄養の繊維質です。猫の発育にとっては不要な成分であり、フードをカサ増ししてグラムあたりの値段を下げることが目的である可能性が高いです。
少量であれば便秘解消に役立ちますが、穀類も含まれているので便が固くなりすぎることも予想されますよ。
以上の理由からおすすめすることができません。
キャトリート以外の国産のキャットフードはこちらの記事から確認できます。