ミネット(旧:キャトリート)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「ミネット(旧:キャトリート)」は、スマック社が製造販売しているスーパーやホームセンターなどでも買い求めやすいキャットフードです。

以前は「キャトリート」という商品名でしたが、2021年秋に「ミネット」としてリニューアルされました。

この記事では「ミネット かつお節添え 220g」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。

 

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キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」の口コミは?

口コミのまとめ

口コミからは、「食い付きが良い」「一番人気のカリカリ」「これは食べる」といった声がみられ、良い印象の内容が多く見られました。

本フードだと食べてくれる子や、お気に入りといった様子がみられます。

近くのペットショップやスーパーでも購入できるようですが、お店によっては置いていない場合もあるようです。なかなか見つけられず、苦戦されている方もいました。

口コミでは悪い評価が見られなかったので、フードの食い付きに悩んでいる方などは試してみてください。

 

キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」の評価の内訳は?

猫 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源ではない「穀類(とうもろこし、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール等)」を使用しています。

 

その他原料の評価

粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、フィッシュパウダー)」「肉類(ミートミール、チキンミール、ポークミール)」「動物性油脂」「大豆(脱脂大豆等)」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ミネット(旧:キャトリート)の詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

 

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

 

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、「pH調整剤」が使用されています。

 

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子猫:30.0%以上
  • 成猫:26.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「33.3%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子猫:9.0%以上
  • 成猫:9.0%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「13.3%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」の基本情報は?

猫 素材
赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

商品名 ミネット かつお節添え 220g
分類 総合栄養食
定価 308円(税込)※楽天価格
内容量 220g
カロリー 350kcal/100g
賞味期限 開封後:1ヶ月
生産国 日本
販売元 株式会社スマック
対応年齢 全成長段階用
メイン食材 穀類(とうもろこし小麦粉パン粉コーングルテンミール等)
穀物 とうもろこし小麦粉パン粉コーングルテンミール等
酸化防止剤 不使用
人工添加物 pH調整剤
粒の大きさ 6mm~8mm
問合せ先 052-603-7887

 

キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」の詳しい原材料と成分一覧は?

猫 素材

キャトリートの原材料

赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

主原料 穀類(とうもろこし、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール等)
その他原材料 魚介類(フィッシュミールフィッシュエキス、かつお節、フィッシュパウダー)、肉類(ミートミールチキンミールポークミールチキンレバーパウダー)、動物性油脂、ビール酵母、豆類(脱脂大豆等)、セルロース粉末(食物繊維源として)、アルファルファミール、酵母細胞壁、植物発酵抽出エキス、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B6、葉酸、コリン)、pH調整剤、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)

 

ミネット(旧:キャトリート)の成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 30.0%以上 33.3%以上
粗脂肪分 12.0%以上 13.3%以上
粗繊維 3.0%以下 3.3%以上
粗灰分 9.0%以下 10.0%以上
水分 10.0%以下
乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

粗脂肪量は12%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。

 

キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」のオススメの猫と飼い主は?

オススメの猫と飼い主

  • 穀物アレルギーのない猫
  • 腸内環境を整えたい猫
  • 運動量が少ない猫
  • フードが定まらない方
  • 店舗でも購入できるフードを探している方
  • 原材料の品質を気にしない方

 
主原料が「穀物」であるため、消化の苦手な子や穀物アレルギーの子は注意が必要です。必ず原材料を確認してから与えましょう。「ビール酵母」「植物発酵抽出エキス」が含まれており、これは腸内環境の改善に期待できます。気になる子は利用してみてもいいかもしれません。

本フードのカロリーが350kcalとやや低めなので、運動量が少ない子でも与えやすいでしょう。とはいえ与えすぎると肥満のリスクとなりますので、与える量はしっかり調整しましょう。

不安な点としては、原材料に曖昧なものが使用されている点や、詳しい産地やグレードの情報がないため、原材料の品質が不安であることです。
製造工場での取り組みは公式サイトに公開されており、安全性を高めようとする姿勢は伝わります。原材料の情報も同じくらい開示して欲しいと感じました。

総合栄養食ですが量が少ないため、他のフードに混ぜてみたり、トッピングとして利用する方が費用を抑えらえるかもしれませんね。
口コミを見る限りでは、食い付きが良い印象です。種類も豊富なので、食いつきに悩んでいる方は一度試してみてくださいね。

 

キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」の賞味期限は?

猫 素材

賞味期限

  • 開封後:1ヶ月

キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

 

キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」の保管方法は?

猫 素材

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

猫 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 24g 34円
2kg 40g 57円
3kg 55g 77円
4kg 68g 95円
5kg 80g 112円
6kg 92g 129円
7kg 103g 145円
8kg 114g 160円
9kg 125g 175円
10kg 135g 189円
15kg 183g 256円
20kg 227g 318円
30kg 308g 431円
40kg 382g 534円
50kg 451g 632円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

 

キャットフード「ミネット(旧:キャトリート)」の購入方法は?


「公式サイト」や「Amazon」での取り扱いは無く、「楽天市場」では購入ができるようです。

1袋が少量のフードなので、ネット通販で1つだけ購入となると送料の方が高くなる可能性も。

まとめて購入する場合を除いて、直接お店で購入する方が安く済むでしょう。

公式サイトでは、お客様相談窓口から販売店や取り扱いサイトなどを紹介してもらえるので、事前に知りたいという方は問い合わせてみて下さいね。

 

編集部まとめ

猫と人間

「主原料に穀物を使用している」「肉類の品質が不透明である」「無栄養の繊維質が多く含まれる」ことからミネット(旧:キャトリート)はおすすめできないキャットフードです

穀類は猫が吸収できないタンパク質です。本フードのように穀類主体のキャットフードとなると、タンパク質のほとんどが吸収されずにウンチとして排泄されてしまうのです。

愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。

pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。

動物性タンパク質である肉類も含まれてはいますが、「フィッシュミール」「フィッシュパウダー」「チキンミール」など純粋な肉のみの原材料は一切使用していません。ミールやパウダーには低品質な副産物も一緒に混ぜられていることが多く、品質が不透明です。

「豆類(脱脂大豆等)」「セルロース粉末」はほぼ無栄養の繊維質です。猫の発育にとっては不要な成分であり、フードをカサ増ししてグラムあたりの値段を下げることが目的である可能性が高いです。

少量であれば便秘解消に役立ちますが、穀類も含まれているので便が固くなりすぎることも予想されますよ。

以上の理由からおすすめすることができません。

ミネット(旧:キャトリート)以外の国産のキャットフードはこちらの記事から確認できます。