ロイヤルカナン ヘアー＆スキンは安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

「ロイヤルカナン ヘアー＆スキン」は、愛猫の健康な皮膚と美しく輝く被毛を保つために考えられたキャットフードです。

健康で美しい皮膚・被毛を保ちたい猫専用フードとしており、各種ビタミンやアミノ酸、オメガ3・6系不飽和脂肪酸源が配合されているのがポイント。

この記事ではそんな「ロイヤルカナン ヘアー&スキンケア」を、含まれる原材料や成分から徹底評価。実際に購入した飼い主さんの口コミも併せて紹介しています。

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ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの基本情報は？

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの評判は？Amazonの口コミをチェック

ロイヤルカナン ヘアー&スキンを高評価する口コミを3件引用しました。

どれも食いつきが良いと高評価で、バクバク食べてくれているようです。また、ヘアー&スキンという商品名通り毛並みや皮膚の症状に配慮されており「毛艶が出てきた」「ハゲが大きくならない」と愛猫の悩みにアプローチしてくれています。

ネガティブな口コミは…

ロイヤルカナンヘアー&スキンのネガティブな口コミを引用しました。

Amazonレビューの上位にあった口コミ(2018年12月19日投稿)には「酸化防止剤に発がん性があるBHAを使用しているから与えるのを止めた」とありました。

2022年現在、本商品の酸化防止剤には天然由来の「ローズマリーエキス」や「ミックストコフェロール」が使われているため、BHAは使われていません。

BHAは発がん性があって危険なの？

BHAについて発がん性があるとされていますが、それは使用基準値の500倍を摂取した場合のみです。

1982年にラットに対して行われた「どれくらい投与したら健康被害が起きるのか」という実験で、使用基準値よりも極端に大量投与した場合にのみ発がん性があることが分かりました。

現在、ペットフード安全法で定められている値は非常に低く設定されています。現在の基準値の100倍摂取したとしても、病理的変化は認められません。

そんな基準値のBHAを含むフードを毎日食べたとしても影響はなく、尿や便として体外に排出されるため体に蓄積されることもないため安全です。

酸化防止剤のBHAは発がん性があって危険だ！というのは、実験結果の「発がん性がある」ということだけが一人歩きして広まった結果でしょう。繰り返しになりますが、ペットフード安全法で定められたBHAを摂取しても健康に影響は及ぼしません！

21日間与え続けることで変化？ロイヤルカナン ヘアー&スキンケアの特徴

皮膚の細胞は新陳代謝によって常に入れ替わるため、多くの栄養素を必要とします。バランスが良い栄養素を含んだ食事は、皮膚の新陳代謝に重要な役割を担っており皮膚と被毛の健康をサポートします。

皮膚のバリア機能をサポートするために、各種ビタミンB群やアミノ酸などを配合。これらのアミノ酸とビタミンBを含む、独自のバランスで配合された栄養素の組み合わせが皮膚のバリア機能をサポートしてくれます。

また、皮膚・被毛の健康を維持するために、大豆油と魚油が使われておりオメガ3&6不飽和脂肪酸を摂取することができます。

ロイヤルカナン2006年の調査では「ヘアー&スキンを21日間使い続けることにより、輝きのある被毛や健康な皮膚の維持を実感できます」と紹介していることから、愛猫の皮膚や被毛、抜け毛などの症状緩和に適したフードかもしれません。

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの詳しい原材料と成分一覧は？

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの原材料

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

ロイヤルカナン ヘアー&スキンに使われている原材料は上記の通りです。

皮膚のバリア機能をサポートする各種各種ビタミンB群やアミノ酸、オメガ3&6不飽和脂肪酸を含む大豆油や魚油など、ねこちゃんの皮膚や被毛の健康をサポートしてくれる食材、成分が配合されています。

ただ、とうもろこしや小麦、米など穀類が使われていることから、穀類によるアレルギーで抜け毛などがあるねこちゃんには与えないように注意してください。

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの保証分析値

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの評価の内訳は？

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「肉類（鶏、七面鳥）」を使用しています。

その他原料の評価

ねこちゃんの体質によっては合わない場合がある原材料を使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、「米」「とうもろこし」「小麦」「とうもろこし粉」「コーングルテン」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表はキャットフード「ロイヤルカナン ヘアー＆スキン」の詳しい原材料と成分一覧は？」にてまとめています。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。

タンパク質

AAFCOが定めるタンパク質の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「31.0%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCOが定める粗脂肪の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「20.0%以上」と、成猫の各基準を満たしていますが、脂質の値は高いため愛猫に適した給与量を守るのがポイントになりそうです。

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの賞味期限は？

キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの保管方法は？

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンの体重ごとの目安給餌量は？

標準体型の場合

太り気味の場合

標準体型の場合、太り気味の場合、二通りの目安給与量があります。

愛猫の体型はもちろん、生活環境や運動量を考慮して適した量に調整して与えてください。

愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

ロイヤルカナン ヘアー＆スキンはおすすめ？編集部まとめ

ロイヤルカナン ヘアー&スキンは商品名の通り、皮膚と被毛の健康をサポートしてくれる原材料・成分が配合されており、毛並みや抜け毛、皮膚の悩みにアプローチしてくれます。

ただし、米やとうもろこし、小麦が使われているため、これらの食材が影響しているアレルギー症状には適していないため、注意してください。アレルギーに注意さえすればおすすめできるキャットフードです。

引用した口コミにありましたが本商品には酸化防止剤であるBHAは現在使われておらず、天然由来の「ローズマリーエキス」や「ミックストコフェロール」が使われているため心配はいりません。

健康で美しい皮膚・被毛を保ちたいねこちゃんの主食に検討してみてはいかがでしょうか。