最近、オーガニックという単語を耳にすることが増えてきましたが、あまりよく知らないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、オーガニックドッグフードについて、無添加との違いなどについてまとめています。
おすすめのオーガニックドッグフード3選!
ソルビダ グレインフリー チキン
ソルビダのおすすめポイント
おすすめポイント
- ヒューマングレードの食材使用
- 原材料の70%以上がオーガニック
- グレインフリー
ペットフードの原材料は、日本よりも厳しいオーガニックの基準を設けているアメリカやカナダから調達しています。複数の機関がオーガニックだと認めないとオーガニックを名乗ることができないため、非常に認定基準が厳しいです。
そんな厳しい基準をクリアした食材で作るソルビダは、安心・安全だといえるおすすめできるドッグフードです。
また、輸入されたソルビダは日本国内での厳しい品質チェック・検品を行った後、日本人スタッフによって、1つ1つ丁寧にドッグフードを袋詰めしています。
本フードは穀物が使われていないグレインフリーであり、穀物をはじめ食品添加物や農薬などを避けたい飼い主さんにはおすすめです。
認証機関について
アメリカのオーガニック認証機関オレゴンティルスは、1974年に誕生した機関です。
米農務省が定めるオーガニックプログラム公認を受けており、アメリカのオーガニック認定機関の中でも非常に基準が厳しいと言われています。
YARRAH ヤラー オーガニックドッグフードチキン
ヤラーのおすすめポイント
おすすめポイント
- 3か国からオーガニック認証を取得
- オーガニック原材料の割合が9割
- 全犬種対応のロングセラー
ヤラーのオーガニックドッグフードは、ビタミン類やミネラル類などを除くほとんどの原材料がオーガニック認証率96.9%となっています。
原材料がオーガニックと認めたもらうためには、化学肥料や化学農薬を過去3年以上使っていない土地で育てなければなりません。原材料の徹底だけでなく、環境を一緒に守っているという点は魅力的。
ヤラーのオーガニックドッグフードは、人工的に作られた着色料・香料・保存料が一切使用されていません。
これらの添加物が決して悪いものとは断言できないものの、長期摂取はどんな影響があるかわかりません。できれば避けたいと考えている方にとっては、安心できる特徴と言えます。
認証機関について
ヤラーはオーガニックにこだわったペットフードです。EUのEUロゴ、オランダのSKLA、フランスのAB、ドイツのBIOといった団体から4つのオーガニック認証を取得しています。
どれも厳しい審査をクリアしなければ取得できないため、いかにヤラーのペットフードが安全なのかを表しています。
3位. ZIWI エアドライドッグフード ラム
ヤラーのおすすめポイント
おすすめポイント
- 生肉・内臓・魚介類の割合が96%
- 抗生物質、成長ホルモン不使用
- 緑イ貝が関節の健康維持に配慮
ジウィピークには、新鮮な肉や魚介類、内臓、骨、スーパーフードが使われています。これらの材料を混ぜ合わせ、時間をかけ丁寧にエアドライ製法でドッグフードにしていきます。
高温で加熱したり冷凍したりすることなく、ゆっくり低温で加熱して乾燥させることで原材料の栄養を閉じ込めています。
原材料が本来持っている栄養を活かしたごはんは、生肉食に近い栄養を摂取できるのがジウィピークの魅力です。
ニュージーランド産の天然素材を使用。ニュージーランドは農業先進国で、温暖で降水量が多い環境が整っています。牧草に恵まれており、国土の約4割は農地になっているほど。牧草が豊富なので牛や羊を飼育するための舎が必要ありません。
そんな広大な土地で放牧している家畜には抗生物質やホルモン剤は使用していないため、ジウィピークには天然素材が使われています。
高価なドッグフードですが、愛犬に与えるドッグフードは安全性や品質重視!という飼い主さんにおすすめと言えます。
オーガニックドッグフードとは?無添加とは違う?
オーガニックフードとは、化学肥料や農薬を使用せずに有機的な方法だけで栽培された材料のみを使ったフードのことを指します。
過去3年間にわたって「肥料を使用していない農地で栽培していること」や「遺伝子組み換えの原料が使われていないこと」などの厳しい審査をクリアしたものだけがオーガニックフードと表記することができます。
ただ、オーガニック認定を受けてる原材料を一部・または全部使用しているという意味であり、ペットフードそのものがオーガニック認定されているわけではない点には注意が必要です。
オーガニックと無添加の意味の違いは?
オーガニックとは、有機農法や無農薬栽培で作られた原料を使用していることを指しますが、無添加は着色料や防腐剤などの合成化合物が不使用であることを意味します。
原材料が作られているときに科学的な薬品が使われていないものがオーガニック、製造段階で添加物が含まれていないものが無添加と覚えておくといいかもしれません。
オーガニックドッグフードを選ぶおすすめの基準は?
オーガニックフードの中でも特におすすめな条件
- 1. 穀類不使用
- 2. 合成添加物不使用
- 3. たんぱく質含有率22.5%以上
- 4. 粗脂肪8.5%以上
オーガニックフードの中でも特におすすめといえるドッグフードの条件は、「穀類不使用」「合成添加物不使用」「タンパク質含有量22.5%以上」「粗脂肪8.5%以上」の4つです。
基準1:穀類を使用していない
犬は、「小麦」「トウモロコシ」「大豆」などの穀類の消化を苦手としています。
穀類はアレルギーを引き起こす原因にもなりますし、穀物に農薬が残っていた場合には有毒な成分が体内に蓄積し心臓や肝臓に悪影響を及ぼす危険もあります。
基準2:合成添加物を使用していない
合成添加物とは人工的に作成した添加物のことで、発がん性を持っていたり体に害のある恐れがあるものもあります。
ペットフード安全法で添加物の使用は規制されていますが、人間と比べると規制が緩いので飼い主さんが見極めて与えることが大切です。
基準3:タンパク質を22.5%以上含む
原材料等の表示に関する基準や栄養基準を公表しているアメリカの団体「米国飼料検査官協会(AAFCO)」では、ドッグフードに含まれるタンパク質の基準値を22.5%以上としています。
タンパク質は体の重要な器官や組織の最も主要な構成要素なので、欠乏すると成長不良や体重減少・食欲不振・脱毛・貧血になるなど影響が出ます。
栄養学的に理に適っている22.5%を超えているフードがおすすめですよ。
基準4:粗脂肪を8.5%以上含む
原材料等の表示に関する基準や栄養基準を公表しているアメリカの団体「米国飼料検査官協会(AAFCO)」では、ドッグフードに含まれる粗脂肪の基準値を8.5%以上と発表しています。
過剰に摂取すると栄養バランスが偏るので、粗脂肪8.5~20%以内におさまっているフードが特におすすめです。
「オーガニック」表示に惑わされないで!
オーガニックと表示されていても、原材料が完全に無農薬とは限らないので必ずしも安心・安全とは限りません。
「オーガニック」や「無添加」という表記に特別(高級)感を感じるかもしれませんが、しっかりと商品表示の細部まで確認することが大切です。
一生健康で過ごしてもらうためにも、愛犬に合ったフードなのかを検討するように心がけてくださいね。
ドッグフードの添加物について詳しくはこちらの記事です。