夏といえばプールの時期ですよね。最近では愛犬のために、プールを購入する方も増えてきました。
本記事では、犬と一緒にプールで遊ぶのに必要な道具や遊び方、注意点についてまとめました。
犬と遊ぶプール、選ぶポイントは?
プールは愛犬の体のサイズに合わせて用意します。犬専用のものは割高で数も少ないため、犬専用のものにこだわる必要はありません。選ぶポイントは、強度と材質です。空気を入れて膨らませるタイプのものは、噛んで穴を開けてしまうことが多いためおすすめできません。
組み立て式のフレームが付いたプールが用意できれば、丈夫で収納に場所も取らず理想的ですよ。
おすすめのプールは?
手軽に購入できるプールとして、INTEX(インテックス)社のフレームプールは丈夫で掃除がしやすく、組み立ても簡単なことから愛犬家の人気を得ています。
水浴びを行う程度の小さめのものと、人間が一緒に入れる特大サイズの2種類があります。小さいものは5,000円程度、大きいものでも2万円程で購入できますよ。
INTEX(インテックス)ミニフレームプール ブルー 122×122×30cm
小さい子供でも遊べるサイズのプールです。およそ4,000円程度で購入できます。底面にクッション性が無いので、芝生の上などで使う場合は問題ありませんが、コンクリートの上で利用する場合は充分に注意してください。
INTEX(インテックス) レクタングラフレームプール 300×200×75cm
小学生であれば3人が充分に遊べる程度のサイズです。およそ2万円程度で購入できます。このサイズであれば、大型犬を入れても、飼い主も一緒になってプールに入れますよ。
角型タライ ジャンボ
小型犬の場合は大きめのたらいやトロ舟、ため池などで代用することもできます。プールに比べて折りたためない分、収納に場所は取りますが、フレームプールより安価に済みますよ。
おすすめのグッズは?
プールで遊ぶのに、おすすめのグッズをご紹介します。無くても楽しく遊べますが、あると便利だったり、安心して遊ばせたりできますよ。
プラネット・ドッグ 「アメフト」 オービータフ・スポーツ
プールで遊ぶときは、水に浮く素材のおもちゃがあるとより楽しめます。犬は噛むことが多いのでプールと同じく空気を入れるタイプのものは避けた方が良いですね。
犬 フローティングベスト Sサイズ 小型犬
足腰に不安のある犬や老犬、泳ぎに馴れていない犬をプールで遊ばせる場合にはライフジャケットを用意しておくと安心ですよ。
犬と一緒にプールで遊ぶ方法は?
水浴びやプール遊びが初めての場合、犬を水に馴れさせるところからスタートします。最初から足のつかない深さの水に入れると恐怖感を与えてしまうので、最初は少なめの水量から始め、体をプールの水で濡らしながら馴らしていきます。時々ご褒美をあげて、水浴びによいイメージを持たせると良いですよ。
水に浸かることに馴れてきたら徐々にプールの水量を増やし、泳ぎに馴れさせてください。まだ犬かきに馴れていない犬の場合、水の中でもがくことで下半身が沈みやすくなります。はじめは下半身を下から軽く支えてやりながら、犬かきを覚えさせてあげてください。泳ぎに馴れてきたらボールなどを投げ入れてやると喜んでくれますよ。
犬とのプール遊びの注意点は?
ラブラドールレトリーバーやニューファンドランドなどの犬種は水が好きですが、日本犬は水を怖がることがあるので、時間をかけてゆっくり馴れさせてあげてください。コーギーやダックスフントの場合、足が短く、犬かきも苦手な傾向にあるため、水の量を少なめにしてあげた方が良いですね。
妊娠中の犬や、手術直後の犬、心臓などに持病のある犬は興奮すると容態悪化につながるので、軽く水浴びをさせる程度にします。足がつかない深さまで水を入れて遊ばせている場合、万が一の事故防止のために目を離さないようにしてくださいね。
水遊びは人間や犬の自覚以上に体力を消費します。特に長毛種の場合、毛が水を含むとかなりの重量となってより疲れやすくなります。犬の年齢や体力を考慮して、遊ぶ時間を加減するようにしてください。
遊んだあとは体が冷えないよう、大きめのタオルやドライヤーでしっかり水気を切ってください。水中に飛び込むのが好きな犬の場合は耳の中に水がたまっていることがあるので、中まで拭いてあげてくださいね。
犬の体調を考慮しながらプールを楽しもう
愛犬とのプール遊びはとても楽しいですが、長時間は体によくありません。
夏の初めや終わりにプール遊びをする場合、夕方になって気温が下がるまでプール遊びをしていると体が冷えて、風邪の原因にもなります。
犬の健康を第一に考えて、気温が下がる前には切り上げるようにしてあげてくださいね。