愛犬に手作りごはんを作る際に、食材の切り方は重要なポイントです。
この記事では、愛犬がきちんと消化吸収できるような食材の切り方やおすすめの道具を紹介します。
愛犬が食べやすい食材のサイズ
食材の大きさ
- ドッグフードの粒サイズが目安
愛犬が食べやすい食材のサイズは、いつもあげているドッグフードの粒のサイズを目安にしてください。
犬には立派な歯が生えていますが、食べ物はほとんど噛まずにそのまま飲み込んでいます。そのため食材が大きすぎると喉につかえてしまう危険性があるのです。
また、「にんじん」や「ごぼう」などの根菜類や噛みごたえのある食材は大きすぎると消化できず、そのままうんちとして出てくることがあります。
これは食材が大きすぎることが原因なので病気ではないですが、気になる場合はもう少し細く切ってあげてください。
食材の切り方のコツを紹介
食材は基本包丁、料理によってはキッチンバサミを使うと便利です。使いやすい道具であれば何でも構いません。
切り方に関しても特に指定はありません。ドッグフードくらいのサイズにさえなれば「みじん切り」「千切り」「短冊切り」など何でも構いません。
食材を「切る」以外の方法
切る以外の方法
- ほぐす
- 柔らかく煮込む
- フードプロセッサーを使う
もちろん包丁やキッチンバサミを使わずに食材を細かくしたり、消化吸収しやすいように調理したりする方法もあります。
ほぐす
茹でた鶏肉や柔らかく茹でた野菜であれば、手や箸でほぐして細かくすれば問題ありません。魚は特に茹でるとホロホロに崩れてくるので、手でも簡単にほぐせます。
手でほぐす場合は触れることができるくらいの温度まで食材を冷ますようにしてくださいね。
柔らかく煮込む
柔らかく煮込むことで、切らずとも食材はかさが減ってくれます。特に野菜のかさは減りやすく、水分をたくさん含むので飲み込みやすくなります。
食材を柔らかく煮込む料理は「おじや」や「ポトフ」が代表的ですね。
ただし煮込んだ際は、愛犬が食べるときの温度に気をつけてください。あまり熱すぎると火傷をしてしまうからです。
以下の記事では、手作りごはんの適切な温度について解説をしています。
フードプロセッサーを使う
「フードプロセッサー」を使うと手っ取り早く食材を細かくできます。細かくしたい食材を入れてスイッチを押すだけなので、短時間で調理したいときにおすすめです。
犬が穀類や野菜を消化できる理由
犬は「野菜を消化できない」というのは間違いです。
犬は肉以外の「穀類」や「野菜」なども消化吸収できるように体が進化しているからです。
実際に犬の先祖であるオオカミは人間と生活する歴史の中で、人間が食べている穀類や野菜を栄養素として消化吸収できるように約1万年かけ、「肉食動物」から「雑食動物」へと進化しています。
「消化できない」ではなく「肉と比べて消化しにくい」
犬は人間と同じ雑食動物なので、穀類や野菜からも問題なく栄養素を補給することができます。ただし、一番消化吸収しやすい食べ物は肉類です。
事実を整理すると、犬は穀類や野菜を「消化できない」のではなく、「消化は問題なくできるけど肉と比べて消化しにくい」というのが正しい理解です。
実際に、肉を一切食べずに穀類や野菜中心の食生活で元気に暮らしている犬も存在します。
ただし「肉だけ」「穀類だけ」「野菜だけ」のような偏った食生活はおすすめしません。あくまでいろんな食材からバランス良く栄養素を摂取できるよう育ててあげてくださいね。
それでも手作りごはんにハードルがある場合
いきなり自分で手作りごはんを作ることにハードルを感じる方は、プロが作った完成品を一度購入してみることがおすすめです。
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まとめ
食材を細かく切ることには「飲み込みやすいから」と「消化吸収しやすいから」の2つ理由があります。切り方は飼い主さんが一番楽な方法を採用してください。
犬が食事を噛まずに飲み込んでしまうのは「動物の習性」であり仕方がありません。思わぬ事故は飼い主さんが食材を細かく切ってあげることで防いであげてくださいね。
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