HEKAグレインフリードッグフードは安全?ドッグフード4種の原材料を徹底評価!品質や栄養バランスもチェック

HEKAグレインフリードッグフードは、ペット先進国であるドイツ産のドッグフードです。

ドイツではペットフードに使われる食材の品質に関して法律が定められており、どれも私たちが食べる食品と同レベルの品質の素材のみが使われています。

品質や安全性の面では国産に負けないレベルだとも言えますね。そんなHEKAグレインフリードッグフードは、

穀物が苦手な愛犬に
苦手ではない動物性タンパク質源を選択できる
品質、安全性にも重点を置いてフードを選びたい方

上記のような場合にぴったり。

HEKAグレインフリードッグフードには4種類あり、「サーモン」「ラム」「ダック」「ターキー」それぞれ異なる動物性タンパク質源をメインに使用しています。使われている原材料や栄養成分など、徹底評価してみました。


HEKAグレインフリードッグフードのこだわりや特徴

ドッグフードを食べようとする犬の画像
HEKAのグレインフリードッグフードとは、「自然の力で愛犬を癒す人工添加物不使用のドッグフード」というキャットコピーがついている自然由来の素材で作られたドッグフードです。

ペット先進国であるドイツ生まれで、全年齢・全犬種に対応。ヒューマングレードの食材を使わなくてはいけないと法律で定められており、そのフードの安全性や品質は国産のものと大差はないと言えます。

穀物アレルギーに配慮したグレインフリー

犬の祖先はハイイロオオカミだと言われており、肉食でありながら野菜や穀物なども食べていたとされています。肉食寄りの雑食である犬にとって、穀物は食べられますが個体差によっては消化しにくくアレルギーを引き起こす原因となりかねません。

HEKAではアレルギーの可能性がある小麦をはじめとした、穀物類を一切使用していないグレインフリードッグフードです。

保存料・添加物を使わないレシピ

比較的安価なフードに含まれていることが多い保存料や着色料などの添加物。わんちゃんには必要ではないもので、HEKAでは人工的な添加物ではなく同じ働きをする天然由来の素材を研究し採用しています。

採用されたのは、ハーブとフルーツを配合したレシピ。化学物質を使わずに食いつきが良くなるよう、無添加フードでもおいしいと感じてくれるようなレシピを実現しています。

子犬からシニア犬まで対応

体の基礎を作る成長段階でも、HEKAグレインフリードッグフードは適しているそう。HEKAグレインフリードッグフードは全年齢対象なので、年齢によってフードを変える必要がなく生涯通して与えられます。

多頭飼いで、異なる年齢のわんちゃんと一緒に暮らしている飼い主さんにもぴったりですね。

タンパク質量や脂質など、各ドッグフードの項目で成分量をまとめていますのでチェックしてみてください。

HEKAはペット先進国であるドイツ産

ドイツはペット先進国とも言われ、ペットフードにも人間と同じ食材を使わなければならないということが法律で定められているほどです。

そんなヒューマングレードの工場は、いくつかの国際基準や認証を取得しておりその安全性は折り紙つき。安全性と品質の良さが満たされている安心安全なドッグフードだと言えます。

取得している認証一覧

・ISO 9001:2000.DIN EN ISO 9001 国際標準化機構、環境専門家協会認証取得
・HACCP食品危害分析重要管理監視認証取得
・IFSインターナショナルスタンダード認証取得

【サーモン】HEKAグレインフリードッグフードの基本情報

商品名 HEKA グレインフリードッグフード(サーモン、マス、エンドウ豆)
分類 総合栄養食
通常価格 2,680円(税込)
内容量 1.8kg
カロリー 342kcal/100g
賞味期限 パッケージに記載
生産国 ドイツ
販売元 25 Holdings Japan合同会社
対応年齢 全年齢
メイン食材 トラウト(マス)
穀物 不使用
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用

HEKAドッグフードのラインナップの一つ、サーモンをメインに使っているドッグフードです。

生魚を使っているため嗜好性がとても高く、穀類(米・大麦・小麦・トウモロコシ)が一切含まれており穀物アレルギーに配慮されています。

低アレルゲンで健康に配慮した、嗜好性の高いグレインフリードッグフードになっています。

【サーモン】HEKAグレインフリードッグフード原材料と栄養成分

原材料 トラウト(マス)(冷凍 25%)、サツマイモ、サーモンミール(14%)、ジャガイモデンプン、乾燥ビートパルプ、エンドウ豆(乾燥)、ジャガイモ粉、加水分解タンパク質、トラウトミール(マス)(1%)、フィッシュオイル、ハーブ(乾燥、 イラクサ、ブラックベリーの葉、ヤロウ、フェンネル、キャラウェイ、カモミールの花、ヤドリギ、リンドウ根、セントーリー)、ベータグルカン、チコリ(乾燥)、ユッカ(乾燥)

HEKA サーモンの成分分析値

成分名 成分含有率
エネルギー 342kcal/100g
粗タンパク質 23%
脂質 8.5%
粗繊維 3%
粗灰 8.8%

低アレルゲンの食材を使い、穀物は不使用。アレルギーに配慮されたレシピのドッグフードです。サーモン由来の関節ケアをしてくれるオメガ3脂肪酸が含まれており、関節の健康維持に期待できます。

保存料や着色料などの人工添加物(ビタミン類や酸化防止剤)は一切使っておりません。その代わり、それらと同じ役割を持ったハーブやフルーツを配合し、人工添加物と同じ機能を補っております。

【サーモン】HEKAグレインフリードッグフードの1日当たりの給与量

成犬(去勢・避妊済み)の1日の給与量

体重 目安給餌量
1kg 33g
1.5kg 44g
2kg 55g
2.5kg 66g
3kg 75g
3.5kg 84g
4kg 93g
4.5kg 101g
5kg 110g

【ラム】HEKAグレインフリードッグフードの基本情報

商品名 HEKA グレインフリードッグフード(ラム、ポテト、エンドウ豆)
分類 総合栄養食
通常価格 2,680円(税込)
内容量 1.8kg
カロリー 342kcal/100g
賞味期限 パッケージに記載
生産国 ドイツ
販売元 25 Holdings Japan合同会社
対応年齢 全年齢
メイン食材 ラム肉(冷凍20%)
穀物 不使用
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用

HEKAドッグフードのラインナップ2つ目は、ラム肉をメインに使っているドッグフードです。

アレルゲンになりにくいラム肉はタンパク質量も豊富で、被毛や皮膚の健康維持をサポートしてくれます。

低カロリー・低脂質フードでヘルシー。健康に配慮された嗜好性の高い、グレインフリードッグフードになっています。

【ラム】HEKAグレインフリードッグフードの原材料と栄養成分

原材料 ラム肉(冷凍 20%)、ジャガイモ粉、ラムタンパク質(乾燥 16%)、ジャガイモデンプン、ジャガイモタンパク質、エンドウ豆(乾燥)、サツマイモ(乾燥)、乾燥ビートパルプ、鶏油、タピオカ(乾燥)、加水分解タンパク質、ハーブ(乾燥、イラクサ、ブラックベリーの葉、ヤロウ、フェンネル、キャラウェイ、カモミールの花、ヤドリギ、リンドウ根、セントーリー)、トマトペースト(乾燥)、クランベリー(乾燥)、ブルーベリー(乾燥)、酵母(乾燥)、チコリ (乾燥)、ユッカ(乾燥)

ラムの成分分析値

成分名 成分含有率
エネルギー 365kcal/100g
粗タンパク質 24%
脂質 12%
粗繊維 2.5%
水分 10.0%以下

ラム肉はチキンと並ぶ、わんちゃんにとって必要な必須アミノ酸10種類をバランス良く含んでいまし。L-カルニチンも多く含むほか、鉄分や肌の健康に必要な亜鉛などのミネラルも豊富。

動物性タンパク質源をラムのみに絞っているので、チキンやビーフが苦手なわんちゃんに適しています。

【ラム】HEKAグレインフリードッグフードの1日当たりの給与量

成犬(去勢・避妊済み)の1日の給与量

体重 目安給餌量
1kg 31g
1.5kg 42g
2kg 52g
2.5kg 61g
3kg 70g
3.5kg 79g
4kg 87g
4.5kg 95g
5kg 103g

【ダック】HEKAグレインフリードッグフードの基本情報

HEKAグレインフリードッグフードダックの商品画像
商品名 HEKA グレインフリードッグフード(ダック、ポテト、エンドウ豆)
分類 総合栄養食
通常価格 2,680円(税込)
内容量 1.8kg
カロリー 394.6kcal/100g
賞味期限 パッケージに記載
生産国 ドイツ
販売元 25 Holdings Japan合同会社
対応年齢 全年齢
メイン食材 アヒル(冷凍65%)
穀物 不使用
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用

HEKAドッグフードのラインナップ3つ目は、アヒルをメインに使っているドッグフードです。

ダックには全身に酸素を送る赤血球の生成を助ける働きを持っているビタミンB群が豊富。疲労回復に役立つビタミンB1や皮膚や粘膜の機能維持、成長を補うビタミンB2など、バランス良くビタミンB群が含まれています。

人工添加物は不使用。その代わりに同じ役割を持ったハーブを使ったこだわりレシピです。

【ダック】HEKAグレインフリードッグフードの原材料と栄養成分

原材料 アヒル(冷凍 65%)、ジャガイモデンプン、ジャガイモタンパク質、アヒルタンパク質(乾燥 2.5%)、加水分解タンパク質(アヒル)、エンドウ豆(乾燥)、リン酸一カルシウム、シーバックソーン(乾燥)、フィッシュオイル、セルロース、酵母(乾燥)、ハーブ(乾燥、イラクサ、ブラックベリーの葉、ヤロウ、フェンネル、キャラウェイ、カモミールの花、ヤドリギ、リンドウの根、セントーリー)

ダックの成分分析値

成分名 成分含有率
エネルギー 394.6kcal/100g
タンパク質 26%
脂質 16.5%
粗繊維 2%
灰分 6.8%

アヒルはほど良く脂が乗っていて肉質もよく、ビタミンやミネラルなどの栄養バランスに優れたお肉です。

体内でDHAに変わるα-リノレン酸を多く含んでおり、コレステロール値にも関係しています。体重管理のために食事制限が必要なわんちゃんにも適しているでしょう。

【ダック】HEKAグレインフリードッグフードの1日当たりの給与量

成犬(去勢・避妊済み)の1日の給与量

体重 目安給餌量
1kg 31g
1.5kg 38g
2kg 48g
2.5kg 56g
3kg 65g
3.5kg 84g
4kg 93g
4.5kg 101g
5kg 110g

【ターキー】HEKAグレインフリードッグフードの基本情報

HEKAドッグフードターキーの商品画像
商品名 HEKAグレインフリードッグフード(ターキー、ポテト)
分類 総合栄養食
通常価格 2,680円(税込)
内容量 1.8kg
カロリー 366.5kcal/100g
賞味期限 パッケージに記載
生産国 ドイツ
販売元 25 Holdings Japan合同会社
対応年齢 全年齢
メイン食材 七面鳥(冷凍35%)
穀物 不使用
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用

HEKAドッグフードのラインナップ4つ目は、ターキーをメインに使っているドッグフードです。

鶏肉・ビーフ・魚などにアレルギーを持っているわんちゃんに安心して与えられますね。

【ターキー】HEKAグレインフリードッグフードの原材料と栄養成分

原材料 七面鳥(冷凍 35%)、サツマイモ(乾燥 21.5%)、七面鳥タンパク質(乾燥10%)、エンドウ豆(乾燥)、タピオカ(乾燥)、リンゴ(乾燥)、亜麻仁、乾燥ビートパルプ、加水分解タンパク質、リン酸二カルシウム、ハーブ(乾燥、イラクサ、フェンネル、キャラウェイ、ヤロウ、ブラックベリーの葉、ヤドリギ、カモミールの花、リンドウの根、セントーリー)、チコリ(乾燥)、クランベリー(乾燥)、ブルーベリー(乾燥)、酵母(乾燥)、ユッカ(乾燥)、コンドロイチン硫酸、グルコサミン

ターキーの成分分析値

成分名 成分含有率
エネルギー 366.5kcal/100g
タンパク質 23%
脂質 12.5%
繊維質 7.1%
灰分 3%

ターキーは高タンパクで低脂肪。さらに消化吸収に優れた食材です。

鶏肉よりもミネラルやビタミンB群が多く含まれており、鉄分や亜鉛、銅、ビタミンB2、B6が豊富。消化吸収に優れており、うんちの状態があまり良くないわんちゃんのごはんとしても適しています。

【ターキー】HEKAグレインフリードッグフードの1日当たりの給与量

成犬(去勢・避妊済み)の1日の給与量

体重 目安給餌量
1kg 31g
1.5kg 41g
2kg 51g
2.5kg 61g
3kg 70g
3.5kg 78g
4kg 86g
4.5kg 94g
5kg 102g

HEKAグレインフリードッグフードの評価まとめ

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、それぞれ主原料に動物性タンパク質源である「サーモン」「ラム」「ダック」「ターキー」を使用しています。

その他原料の評価

わんちゃんの体質によっては合わない場合がある原材料を使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合穀物は使っておらず、穀物アレルギーのあるわんちゃんに配慮されたグレインフリーです。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの添加物は使用されていません。

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、4種類のタンパク質量は23%~26%となっており、子犬・成犬どちらの基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上
  • 成犬:5.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合、4種類の脂質量は8.5%~16.5%となっており、子犬・成犬どちらの基準も満たしています。

出典:AAFCOの養分基準 阿部又信 解説

HEKAグレインフリードッグフードの賞味期限と保存方法

フードボウルを咥える犬の画像

賞味期限

  • 開封前:パッケージに記載
  • 開封後:1ヶ月以内

HEKAグレインフリードッグフードの賞味期限について公式サイトでは「パッケージに記載」としか表記がなく、製造日から1年のようなおおよその期間は不明です。

ただ、開封後はなるべく早く使い切るようにしましょう。およそ1ヶ月以内が目安です。

封の状態に関わらず直射日光を避け、涼しい場所で保管しましょう。

HEKAグレインフリードッグフードのサンプルは?店頭で買える?

HEKAグレインフリードッグフードは公式サイトでのみ購入することができます。Amazonや楽天では購入できません。

また、お近くのスーパーやホームセンターでも取り扱っていないので注意してください。

サンプルは?

公式サイトで「お試しサイズ150g」が販売されています。初めてグレインフリーのフードを与えたい方など、まずはお試しサイズを購入してみてはいかがでしょうか。

HEKAはどんなわんちゃん・飼い主さんにおすすめ?

HEKAグレインフリードッグフードは、ペット先進国であるドイツ産で品質や安全性は高いと言えます。

穀物アレルギーに配慮されているだけでなく、4種のラインナップがあり特定の動物性タンパク質源にアレルギーを持つわんちゃんにもぴったりです。

穀物が苦手な愛犬に
苦手ではない動物性タンパク質源を選択できる
品質、安全性にも重点を置いてフードを選びたい方

上記のような場合におすすめできるドッグフードです。

お試しサイズである150gから販売されているので、フードを切り替えるハードルが低いのが良いですね。気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。