キャネディドッグフード全年齢犬用は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「キャネディ」は、「明日をより長く生きるために今日をより健康に!」がキャッチコピーの高品質ドッグフードです。

この記事では「キャネディ オールライフステージ マルチプロテイン 全年齢犬用」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。

飼い主さんからの口コミ評判も合わせて紹介しています。

ドッグフード「キャネディ」の商品概要

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商品名 キャネディ オールライフステージ マルチプロテイン 全年齢犬用
分類 総合栄養食
定価 18,800円(税込)
内容量 20kg
カロリー 3425kcal/kg
生産国 アメリカ
販売元 キャネディジャパン
対応年齢 全年齢
メイン食材 チキンミール
穀物 玄米、白米、米糠、オートミール、大麦粉、きび
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用

キャネディの特徴とこだわり

ボウルのドッグフードと犬の画像
アメリカのペットフード会社であり、地球とペットのために持続可能な環境を作るミッションを掲げています。

再生農業(気候変動を抑制するための環境再生型農業)に取り組んでいる農家と提携し、ペットへの健康だけでなく地球環境にも配慮した活動を行っているようです。

パッケージに対しても、リサイクル素材を使用しているようです。フードに関しては以下の情報がわかりました。

  • すべての犬のニーズを満たせるよう獣医が考案
  • テキサス州に自社工場を持ち、品質管理の徹底に努めている
  • とうもろこし、小麦、大豆、動物の副産物は不使用

基準を満たしているとの記載はありますが、具体的な生産地や加工方法などの記載がありませんでした。

もう少し、明確な情報が欲しいところです。

ドッグフード「キャネディ」の口コミは?

素材

良い口コミ

合っている様です。
大型犬なのでフードの減る量が多い為、比較的早く無くなりますので20㎏あると安心です。
色々と試しましたが、このドッグフードが合っている様です。
これからもよろしくお願い致します。
購入者さん
出典:楽天市場「キャネディ オールライフステージ マルチプロテイン 全年齢犬用 20㎏」
食いつきも良いです。
全年齢犬用で助かります。
食いつきも良いです。
購入者さん
出典:楽天市場「キャネディ オールライフステージ マルチプロテイン 全年齢犬用 20㎏」
ずっと購入しています
幼犬の頃から海外でこのシリーズの牛肉なしのを食べており、他は下痢をするので、日本で購入できて助かっています。定番として販売していただいて本当によかったです。
購入者さん
出典:楽天市場「キャネディ オールライフステージ マルチプロテイン 全年齢犬用 20㎏」

口コミのまとめ

商品に対する悪い口コミはなく、総合的に良い口コミが多かったです。

他の口コミでも「食いつきがいい」「下痢をしなくなった」などの声が見られました。量が20㎏ということもあり、多頭飼いや大型犬を飼っている方などの声が比較的多い印象でした。

愛犬の食事量を気にされている方は、利用してみてもいいかもしれません。

おすすめの犬と飼い主

  • 運動量の多い犬
  • とうもろこし、小麦、大豆にアレルギーがない犬
  • 多頭飼いや大型犬を飼っている人
  • たくさんのフードが必要な人

ドッグフード「キャネディ」の詳しい原材料と成分一覧は?

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キャネディの原材料

主原料 チキンミール
その他原材料 ターキーミール、玄米、エンドウ豆、オートミール、大麦、モロコシ、レンズ豆、乾燥アルファルファミール、チキン脂肪、亜麻仁、白米、ラムミール、サーモンオイル、天然香料、塩、トレオニン、塩化カリウム、タウリン、塩化コリン、混合トコフェロール、トリプトファン、硫酸亜鉛、DL-メチオニン、ビタミンE、硫酸鉄(I)、ナイアシン、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、硫酸銅、ビタミンA、亜セレン酸ナトリウム、リボフラビン、チアミン硝酸塩、ビオチン、ビタミンB12、亜鉛タンパク質化合物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵物、塩酸ピリドキシン、エチレンジアミン二水素ヨウ化物、ビタミンD3、葉酸、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵物、乾燥乳酸桿菌属プランタラム発酵物

キャネディの成分分析値

成分名 成分含有率
粗タンパク質 24%以上
粗脂肪分 10%以上
粗繊維 4.5%以下
水分 10%以下

粗脂肪量が10%以上と控えめなドッグフードです。

おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。

乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

ドッグフード「キャネディ」の評価の内訳は?

犬 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「チキンミール」を使用していますが、品質面に不安があります。

その他原料の評価

粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「ターキーミール」「ラムミール」「玄米」「白米」「米糠」「オートミール」「大麦粉」「きび」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「キャネディの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリーエキス」「アスコルビン酸」「ビタミンE」が使われています。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合「26.7%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上
  • 成犬:5.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「16.1%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

ドッグフード「キャネディ」の保管方法は?

ドッグフードのパッケージの画像
ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

フードの賞味期限としては、開封後3か月以内に使用するよう公式に記載がありました。

愛犬の健康のためにも、期限を守って使用しましょう。

ドッグフード「キャネディ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

犬 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 31g 25円
2kg 52g 43円
3kg 71g 57円
4kg 88g 71円
5kg 104g 85円
6kg 119g 97円
7kg 134g 109円
8kg 148g 120円
9kg 162g 132円
10kg 175g 142円
15kg 237g 193円
20kg 294g 239円
30kg 399g 324円
40kg 495g 403円
50kg 585g 475円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

ドッグフード「キャネディ」の購入方法は?

ドッグフードと犬の画像
現在、Amazonと楽天で取り扱いがあります。

ただ、価格の高騰や世界情勢の影響を受けており、輸入をしている業者が少なくなっています。

愛犬にキャネディを与えているという飼い主さんは、ほかのドッグフードに移行するのが良いかもしれません。

また、新しくキャネディを試したいという場合は、継続的に入手しづらくなる可能性を考えておくのが良いでしょう。

編集部まとめ

素材

キャネディは合成酸化物を使用していない「無添加」という点は評価できます。

無添加についてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。

しかし、キャネディの主原料(第1原料)、第2・第3原料には「ミール」が使われています。

ミールには肉だけでなく、「毛」や「内臓」などの副産物も一緒に混ぜられている可能性があるため、良質であると断定できない原材料です。

また穀類も使用されているので、アレルギーを持っている子や、消化器官が弱い愛犬にキャネディは向きません。与えるとしても、「下痢」「嘔吐」「皮膚炎」などの症状が現れた時点でフードを変更することをおすすめします。

1袋あたり「20㎏」と、大容量であることも特徴的ですので、保存管理には気を使ってあげてくださいね。