最近、愛犬が太ってきた!前々から肥満気味で困っていた!という飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、低脂肪ドッグフードのおすすめ2選、選んだ基準、注意点についてまとめました。
目次
低脂肪ドッグフードのメリットは?

体重管理が必要なときに活躍
低脂肪のドッグフードは、肥満や体重管理が必要な犬に適しています。脂肪は高いカロリーを含んでいるため、脂肪摂取を制限することでカロリー摂取量を減らすことができます。
これにより犬の体重を管理し、健康な体重を維持することができます。
心臓の健康に配慮?
高脂肪の食事は、犬の心臓に負担をかける可能性があります。一部の犬種は心臓病に対して特にリスクが高いため、低脂肪のドッグフードは心臓の健康をサポートするのに役立ちます。
消化トラブルの軽減に期待
高脂肪の食事は一部の犬に消化トラブルを引き起こす可能性があります。脂肪の量を制限することで、消化器系への負担を軽減し、犬の消化をサポートすることができます。
おすすめの低脂肪ドッグフード1. ポンポンデリ

得点 | 100点 |
---|---|
メイン食材 | 鶏肉 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
穀物 | 大麦、玄米、赤米、黒米 |
賞味期限 | 開封後1ヶ月以内 |
内容量 | 1.6kg |
通常価格 | 4,830円(税込) |
定期価格 | 初回2,970円(税込) |
ポンポンデリは、小型犬の腸内環境を整えるサポートをしてくれるドッグフードで、脂質は9.2%以上と低脂肪。
高脂肪で高タンパク、添加物が多いごはんは、消化の負担になるリスクがあり注意が必要です。わんちゃんの負担にならず低脂肪なレシピは、栄養を十分に摂取するためにも有効ですね。
ポンポンデリには乳酸菌であるフェカリス菌、食物繊維であるイヌリンやムラサキ芋が配合されており、健康と密接に関係する腸内を整えてくれます。
保存料や着色料、酸化防止剤、香料を使わず、愛犬の負担を軽減しています。低脂肪で腸活ができるポンポンデリをチェックしてみてください。
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おすすめの低脂肪ドッグフード2. アランズナチュラル

得点 | 79点 |
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メイン食材 | イギリス産 生ラム肉 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
穀物 | 全粒大麦 |
賞味期限 | 開封後1ヶ月以内 |
内容量 | 2.0kg |
通常価格 | 4276円(税込) |
定期価格 | 3564円(税抜) |
アランズナチュラルはカナガンで有名なレティシアン社が販売するプレミアムドッグフードで、粗脂肪量は12.5%と控えめです。
主原料として使われている「ラム肉」は、動物性タンパク質が豊富でありながら、低脂肪でヘルシー。アレルギーになりにくい食材でもあることから、最近注目されています。
ラム肉の赤身は体内に吸収されやすく、とくに健康を守るビタミンAや活力のある体作りをサポートするビタミンB1、体のリズムを整える鉄分が豊富に含まれています。
このラム肉が全体の55%も含まれており、犬が本来必要とする動物性タンパク質や栄養をバランスよく摂ることができるのは高く評価したいポイントです。
脂肪分としては「亜麻仁油」が使われており、体内でつくることのできない必須脂肪酸「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」がバランスよく含まれています。
低脂肪とはいえ、犬が必要とする脂肪分はしっかり摂ることはとても大切ですよ。
その他、酸化防止剤、保存料、人工の香料と言った添加物が一切使用されていない点も安心できます。
ただし、犬が消化しにくくアレルギーを引き起こしやすい玄米、全粒オーツ麦や全粒大麦といった穀物が使用されているので、アレルギー持ちの愛犬には与えないようにしてくださいね。
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おすすめの低脂肪ドッグフード3. フィッシュ4ドッグ

得点 | 95点 |
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メイン食材 | オーシャンホワイトフィッシュ |
酸化防止剤 | サンフラワーオイル |
人工添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用 |
内容量 | 1.5kg |
購入価格 | 3326円(税込) |
フィッシュ4ドッグはタラやスズキ、ニシンなどの白身魚を主原料に使用した魚肉由来のドッグフードで粗脂肪量は12%と低めです。
魚肉はタンパク質が豊富でありながら、獣肉に比べて低カロリーで消化吸収に長けています。そのため最低限の栄養素で愛犬の発育に十分な栄養素を補うことができるフードとなっています。
魚由来なので必須脂肪酸「オメガ3脂肪酸」や「オメガ6脂肪酸」がバランス良くたっぷりと摂取することができ、皮膚や被毛の健康をサポートする働きも期待できます。
消化しにくい穀物も一切使用されていないので、穀物アレルギーを持った愛犬や下痢をしやすい愛犬にも安心して与えられるのも評価のポイントです。子犬から食べられるのも嬉しいですね。
チキンやビーフなどのアレルギー持ちの犬にもぜひ試してみてくださいね。
フィッシュ4ドッグの詳細は下記記事をチェック
→フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
どんな低脂肪ドッグフードがおすすめなの?

肉食動物である犬には、高タンパク・低カロリーなドッグフードがおすすめです。
タンパク質は、筋肉・被毛・皮膚などの体の組織づくりや免疫力の強化のために不可欠な成分なので、含有量が22.5%を超えているものを選ぶようにしてください。
粗脂肪分は、8.5~15%に抑えられたものがおすすめです。少なすぎると嗜好性が悪くなり、多すぎると消化器官に悪影響があります。
低脂肪ドッグフードを選ぶ基準は?

低脂肪ドッグフードを選ぶ基準
- 1. 穀物不使用
- 2. 合成添加物不使用
- 3. 最低基準を下回らない
低脂肪ドッグフードを選ぶ基準は「穀物不使用」「合成添加物不使用」の2点です。
犬の体に適さない穀物と合成添加物を使用した低脂肪フードを与えたことで、「体重は減ったけれど、毛並みが悪くなった、便が固くなった、元気がなくなった」などという飼い主さんも多いので気をつけてくださいね。
基準1:穀物不使用
穀類にはタンパク質だけでなく食物繊維も含まれているので一見良さそうに思えますが、犬の体には害になってしまいます。犬によってはアレルギー反応を起こす場合もあるので注意が必要ですよ。
穀物は「表示カロリー」を落とすことを目的として使われるので、愛犬の健康を考えていない粗悪品だということができます。
基準2:合成添加物不使用
保存料・酸化防止剤・着色剤などの合成添加物は、犬の健康に害を及ぼす成分が多く含まれています。
着色料はウェットフードやビーフジャーキーなどに「お肉っぽさ」を演出するために使われることが多いですが、代表的な着色料の一つである「亜硝酸ナトリウム」にはアレルギー症状や発がん性があることが分かっています。
基準3. 最低基準を下回らない
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
米国飼料検査官協会(Association of American Feed Control Official、AAFCO)の定める脂肪の最低水準を下回るドッグフードは、あまり望ましくはありません。
これは犬の生育に最低限必要な脂肪の量を示すもので、この基準に満たない場合は犬の成長に支障をきたしてしまう可能性があります。
低脂肪ドッグフードの注意点

低脂肪ドッグフードがおすすめできない状況
- 1. 成長期の子犬が太ってきた
- 2. 病気やけがの影響で運動できず、太ってきた
「成長期の子犬が少し太ってきた」「病気やけがの影響で運動できず、太ってきた」場合には、低脂肪ドッグフードはおすすめできません。
1. 成長ざかりの子犬が少し太ってきた
成長期の子犬は、運動量を多くとる必要があるため摂取カロリーよりも消費カロリーが多くなります。
多少肥満気味になったからといって低脂肪ドッグフードに切り替えると栄養不足になってしまい、健康的な成犬の体に成長できない恐れがあります。0~1歳の子犬には「子犬用」と表記されているドッグフードを選ぶようにしてくださいね。
運動量をしっかり確保することで肥満を回避できるケースが多いです。
2. 病気やケガで運動できず、肥満になってしまった
肥満の原因が食べすぎではなく、病気やケガによって運動できなかったのであれば、食事療法よりも運動が大切です。
療養中は、愛犬にいつも通りのドッグフードを与え治療に専念することをおすすめします。元気になってから運動をはじめ、それでも肥満が続く場合は低脂肪ドッグフードに切り替える検討をするといいです。
パッケージを隅々までチェック!

パッケージのみで「低脂肪」と判断するのは危険です。
商品表記を見て、穀物が入っていないか、合成添加物は使用されていないかをしっかり確認して選ぶようにしてくださいね。
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