「フィッシュ4ドッグ」は、その名の通りタンパク質の補給源として魚を使用したドッグフードです。スズキやタラを使用しており、ビーフやチキンにアレルギーがある愛犬のためにも選ばれています。
実際に与えている飼い主さんの意見を見てみると、アレルギーの症状が緩和していると好評です。ただ魚の香りが強く、飼い主さんによっては苦手な方がいらっしゃるかもしれません。
そんな「フィッシュ4ドッグ オーシャンホワイトフィッシュ」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。
目次
- 1 フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの基本情報は?
- 2 フィッシュ4ドッグ オーシャンホワイトフィッシュの評判は?
- 3 フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの詳しい原材料と成分一覧は?
- 4 フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュのこだわりは?
- 5 フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの評価の内訳は?
- 6 フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの賞味期限は?
- 7 フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの保管方法は?
- 8 フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
- 9 編集部まとめ
フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの基本情報は?

商品名 | フィッシュ4ドッグ オーシャンホワイトフィッシュ |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 3,388円(税込) |
内容量 | 小粒1.5kg |
カロリー | 347cal/100g |
賞味期限 | 製造日から18ヶ月 |
生産国 | イギリス |
販売元 | 株式会社グッドスマイルインターナショナル |
対応年齢 | 全年齢 |
メイン食材 | フレッシュチキン |
穀物 | 大麦・玄米・オーツ麦・黍 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 1cm×2cm |
フィッシュ4ドッグのオーシャンホワイトフィッシュは、栄養価が高く消化吸収に優れたオーシャンホワイトフィッシュ(スズキ、タラ)を主原料としています。成犬からシニア犬まで、オールステージに対応しているドッグフードです。
タンパク質源として新鮮な魚を使用していることで、魚が持っているオメガ3およびオメガ6をバランスよく豊富に摂取することができます。穀物アレルギーに配慮して、ポテトとエンドウを使用しています。
フィッシュ4ドッグ オーシャンホワイトフィッシュの評判は?
薬の効果もあるけど搔きむしらなくなってきました!
魚の香りが強く食いつきばっちり!
いくつかの投稿を見てみると、魚好きの愛犬のためにというよりもビーフやチキン、穀物などの食物アレルギーに配慮して選択しているようです。
フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの詳しい原材料と成分一覧は?

フィッシュ4ドッグの原材料
主原料 | オーシャンホワイトフィッシュ:27.25% |
---|---|
その他原材料 | ポテト22.7%,エンドウ20.76%,サーモンミール12.37%,サーモンオイル8.65%,ビートファイバー3.91%,ビール酵母2.16%,サンフラワーオイル1.3%,ビタミン&ミネラル0.9% |
オーシャンホワイトフィッシュは白身魚が使われているというのを指していますが、スズキとタラを使用しているとフィッシュ4ドッグの商品ページに記載されています。
フィッシュ4ドッグの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 26% | 28.3% |
粗脂肪分 | 12% | 13.0% |
粗繊維 | 2.5% | 2.7% |
粗灰分 | 7.5% | 8.2% |
水分 | 8% | – |
粗脂肪量が13.0%と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュのこだわりは?

栄養価が高く消化吸収に優れたスズキ、タラを使用
フィッシュ4ドッグのオーシャンホワイトフィッシュには、栄養価が高く消化吸収に優れているスズキとタラをタンパク質源として使用しています。
高タンパクでありながら低脂質なのが特徴です。特にタラは白身魚の中でも脂質が少なく、ヘルシーなので胃腸の弱い愛犬のごはんに選ばれることも。
体内で作られず食事から摂取する必要がある、オメガ3とオメガ6、2種の必須脂肪酸が豊富に含まれています。
理想的なバランスの良いエネルギー吸収
炭水化物が血糖値に与える影響を計る、GIの数値にも注目してレシピが作られています。
高GI値の炭水化物の場合、吸収が早く運動後のエネルギー補給などに役立ちます。反対に低GI値の場合、エネルギーがゆっくり吸収されていくので、満腹感が長く続くというメリットも。
この2つのGI値を持つ食材を組み合わせることで、効率良くエネルギーを吸収することができます。
フィッシュ4ドッグには高GIのポテト、低GIのエンドウ豆を使用。エネルギーを効率良く吸収できるのはもちろん、穀物不使用で穀物アレルギーのわんちゃんにも与えられます。
低GI値の炭水化物を配合するメリット
おすすめポイント
- インスリンへの体の反応を良くする
- 糖尿病管理を改善
- 心臓病リスクを軽減
- 血中コレステロール値を改善
- スタミナを長くします
フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「オーシャンホワイトフィッシュ」を使用しています。
フィッシュ(魚肉)は獣肉に比べて低カロリーで、消化吸収効率が高いという特徴があります。オメガ3脂肪酸が含まれているため、皮膚や被毛の健康をサポートする働きもありますよ。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「ビートファイバー」を使用しています。
ビートファイバーはビートパルプとも呼ばれ、甜菜やサトウキビから食用として糖分を絞り取ったあとに残る繊維質のことを指します。
ビートパルプは必要以上に便を固くしてしまう性質を持つため、便秘を引き起こしてしまう可能性があります。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「フィッシュ4ドッグの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、酸化防止作用を持つ天然の「サンフラワーオイル」が使用されています。
人口添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「28.3%」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。本フードの場合、「13.0%」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの賞味期限は?

賞味期限
- 製造日から18ヶ月
フィッシュ4ドッグの公式サイトでは、高温多湿を避け涼しい場所で保存すれば、パッケージに記載されている製造日から18ヶ月保存することができます。
人工的な防腐剤は使われておらず、魚が本来持っている自然なものだけなので安全です。
フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
フィッシュ4ドッグ ファイネスト オーシャンホワイトフィッシュの体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 32g | 72円 |
2kg | 54g | 121円 |
3kg | 74g | 164円 |
4kg | 91g | 203円 |
5kg | 108g | 240円 |
6kg | 124g | 275円 |
7kg | 139g | 308円 |
8kg | 154g | 341円 |
9kg | 168g | 372円 |
10kg | 182g | 403円 |
15kg | 246g | 546円 |
20kg | 305g | 677円 |
30kg | 414g | 918円 |
40kg | 513g | 1139円 |
50kg | 607g | 1346円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ
肥満気味の愛犬、獣肉にアレルギーをお持ちの愛犬におすすめしたいドッグフードです。
「フィッシュ4ドッグ」の名前の通り魚を主原料としているため、低脂肪・低カロリーなドッグフードに仕上がっています。肥満気味でダイエット中の犬におすすめです。
また、「チキン」「ビーフ」「ポーク」など代表的な獣肉にアレルギーを持つ愛犬でも食べられるのでこちらもおすすめです。
さらに「フィッシュ4ドッグ」は穀物と合成添加物を全く使用していない「グレインフリー」かつ「無添加」の商品です。
グレインフリーについてはこちら、無添加についてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。
気になる点は?
ポテトやエンドウといった炭水化物が40%以上も使用していることが「すこし多いかな」と言う印象です。犬の食事において炭水化物はそこまで必要ではなく、むしろ「動物性タンパク質」がもっとあっても良いという感想をもちました。
全体的にみれば特に悪いところのない良質なドッグフードですよ。
もっと動物性タンパク質の含まれたドッグフードをお探しの方はこちらを確認してみてくださいね。