「ドクターズチョイス」はすべての犬種に対してバランスよく栄養分を配合したドッグフードです。
この記事では「ドクターズチョイス 成犬用 ラム&玄米」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
目次
ドッグフード選びで悩んだらこれで間違いなし!
おすすめ10選をご紹介
132種類のドッグフードを徹底分析!その中でもpepy編集部がおすすめする安全で安心なドッグフード10選を詳しく紹介しています。
他にもドッグフードの選び方や与え方などの情報も公開中!
ドッグフード「ドクターズチョイス」の特徴は?
- ✓乳酸菌や納豆菌などから抽出した国産発酵エキスを使用
- ✓関節をサポートしてくれるサメ軟骨成分の配合
- ✓主原料のラムミールは副産物(頭や毛など)を含まない
- ✓原産地は規制が厳しいオーストラリア産
- ✓オメガ3、オメガ6脂肪酸がバランスよく配合
- ✓合成着色料、合成香料ともに無添加
国産の発酵エキスを体内に取り込むことで、体臭や便臭の臭いが軽減されるようです。
納豆菌や乳酸菌と聞くと、腸内環境を整えるイメージがありますが、その効果によって臭いが軽減されるのかもしれませんね。
また、オメガ3・オメガ6脂肪酸(全身の細胞膜を作るのに欠かせない必須脂肪酸)が含まれており、取り入れることで皮膚や毛並みを綺麗にしたり、コレステロールを減らしたりという効果があるそうですよ。
愛犬の健康に寄り添って開発されたフードという印象があります。
次からより詳しく見ていきましょう。
ドッグフード「ドクターズチョイス」の評価の内訳は?
主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「ラムミール」を使用しています。
ここで使用される「ラムミール」には、羊の副産物(頭や毛など)を含まないと明記されています。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「米」「スチームオート麦」「玄米」「とうもろこし」「コーングルテンミール」「動物性脂肪」「チキンミール」「チキンダイジェスト」を使用しています。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ドクターズチョイスの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリー抽出物」「ビタミンE」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合「25.6%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「14.4%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
ドッグフード「ドクターズチョイス」の基本情報は?
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ドクターズチョイス 成犬用 ラム&玄米 |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 1925円(税込) |
内容量 | 1kg |
カロリー | 340kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造から1年 開封後:1ヶ月 |
生産国 | オーストラリア |
販売元 | 株式会社オフィスピースワン |
対応年齢 | 成犬用1~6歳 |
メイン食材 | ラムミール |
穀物 | 米、スチームオート麦、玄米、とうもろこし、コーングルテンミール |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 1cm |
問合せ先 | 06-6608-7911 |
ドッグフード「ドクターズチョイス」の詳しい原材料と成分一覧は?
ドクターズチョイスの原材料
主原料 | ラムミール |
---|---|
その他原材料 | 米、スチームオート麦、玄米、とうもろこし、グリーンフィールド豆、コーングルテンミール、動物性脂肪、チキンミール、チキンダイジェスト、オメガ3&6ブレンド(キャノーラ油、ひまわり油、亜麻種油、魚油)、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、硫酸銅、銅キレート、硫酸亜鉛、亜鉛キレート、マンガン酸化物、マンガンキレート、硫酸鉄、鉄キレート、セレン、ヨウ素、カルシウム、国産発酵パウダー、サメ軟骨、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物) |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
ドクターズチョイスの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 23.0%以上 | 25.6%以上 |
粗脂肪分 | 13.0%以上 | 14.4%以上 |
粗繊維 | 4.5%以下 | 5.0%以下 |
粗灰分 | 7.0%以下 | 7.8%以下 |
水分 | 10.0%以下 | – |
粗脂肪量が14.4%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「ドクターズチョイス」の口コミは?
良い口コミ
ペットショップにいてる時から食べてたフードで、フードを変えた時に 体をかゆがるようになったので やはりこのフードじゃないといけないと こちらのフードに戻しました。
先住犬の方はお腹が弱く 合わないフードだと すぐうんちが緩くなるのですが このフードは合うらしく うんちの調子もよく カリカリのフードでも食いつきがいいです。
はるはる123456789
出典:楽天市場「ドクターズチョイス 成犬用 ラム&玄米 6㎏ レビュー」
口コミのまとめ
悪い口コミは見られず、良い口コミが多くみられました。
「うんちの調子がいい」「毛艶がいい」「食いつきがいい」などの口コミが多数ありました。
良い口コミが多いとはいえ、犬によっては合う合わないもあると思います。
公式では10日間かけてフードを切り替える方法が記載されていますので、初めて利用される方はこの方法で切り替えてみてください。
ドッグフード「ドクターズチョイス」のおすすめな犬は?
主原料である「ラムミール」に副産物が含まれていないと明記されていますが、「動物性脂肪」や「チキンミール」などの詳しい情報はありません。
この「チキン」の割合はわかりませんが、鶏にアレルギーを持っている犬などは気を付けた方がいいかもしれません。
また、「玄米」や「とうもろこし」はアレルゲンとなりやすい点や、消化の苦手な子もいますので、注意したいところです。
以上からおすすな犬をまとめてみました。
- ✓穀物アレルギー、鶏アレルギーがない犬
- ✓お腹の調子を整えたい犬
- ✓毛艶が良くない犬
- ✓体臭や便臭が気になる犬
表記名を過信せずに、原材料までしっかり目を通してから使用することをおすすめします。
ドッグフード「ドクターズチョイス」の賞味期限は?
賞味期限
- 開封前:製造から1年
- 開封後:1ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「ドクターズチョイス」の保管方法は?
ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「ドクターズチョイス」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 33g | 66円 |
2kg | 55g | 106円 |
3kg | 75g | 144円 |
4kg | 93g | 179円 |
5kg | 110g | 212円 |
6kg | 126g | 243円 |
7kg | 142g | 273円 |
8kg | 157g | 302円 |
9kg | 171g | 329円 |
10kg | 185g | 356円 |
15kg | 251g | 483円 |
20kg | 312g | 601円 |
30kg | 422g | 812円 |
40kg | 524g | 1009円 |
50kg | 619g | 1192円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ
主原料の「ラムミール」は副産物を使用していませんが、他の原材料にある「チキンミール」は情報がありませんでした。
愛犬の健康に対する情熱を感じられただけに、細かいところまで正確な情報がない点は残念です。
また、穀類が使用されているため、グレインフリーのドッグフードではありません。
合成添加物を使用していない点はかなり評価できます。原材料の品質が不明確であることから、購入の際は事前に確認することをおすすめします。
完璧な栄養バランスと最高クオリティの原材料のみを使用した「プレミアムドッグフード」を与えることがおすすめですよ。詳しくはこちらにまとめています。
商品購入ページへ
- ドッグフードの作り方
- おすすめの選び方
- 安全なドッグフード
- グレインフリーのドッグフード
- 無添加のドッグフード
- オーガニックのドッグフード
- 国産のドッグフード
- ダイエット用ドッグフード
- 犬の大きさで選ぶ
- 小型犬用のドッグフード
- 大型犬用のドッグフード
- 犬の年齢で選ぶ
- パピー用のドッグフード
- シニア用のドッグフード
- 犬の症状で選ぶ
- アレルギー向けのドッグフード
- 尿路結石向けのドッグフード
- 原材料で選ぶ
- 鹿肉のドッグフード
- サーモンのドッグフード
- 低脂肪のドッグフード
- 形状で選ぶ
- ドライフードのドッグフード
- セミモイストのドッグフード
- 缶詰のドッグフード
- キャンペーンで選ぶ
- 返金保証付きドッグフード
- 高コスパのドッグフード
- サンプルがあるドッグフード
- 市販でおすすめのドッグフード