「アニモンダ インテグラプロテクト」は、ドイツ最大のペットフード会社であるアニモンダが製造・販売している療法食です。
そんなアニモンダの療法食から腎臓ケアの原材料や成分、飼い主さんからの口コミ評判を紹介しています。
目次
アニモンダドッグフード 腎臓ケア療法食の商品概要

定価 | 550円(税込) ※Amazon価格参考 |
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内容量 | 150g |
カロリー | 157kcal/100g |
主原料 | 肉類(鶏、豚、牛) |
穀物 | グレインフリー |
生産国 | ドイツ |
販売元 | ジャーマンペット株式会社 |
アニモンダは厳しい基準をクリアしたヒューマングレードの原材料のみを使用した、ドイツのペットフードブランドです。
そんなアニモンダのインテグラプロテクトは、アニモンダと獣医師によって開発された療法食です。
本記事で紹介するのは慢性腎不全のわんちゃんのために開発されたウェットフード。タンパク質とリンの含有量を減らすことにより腎機能が支えられます。
アニモンダドッグフード 腎臓ケア療法食の飼い主さんからの口コミ評判は?

よく食べてくれます
腎臓食のドライフードを、なかなか食べてくれないときに、このウエットフードを与えたところ、がっついて食べてくれてます
Kindleユーザー
出典:Amazon「アニモンダ 療法食 インテグラプロテクト 腎臓ケア 豚 150g (犬用)」
食いつき間違い良すぎ!
腎臓サポート食として、獣医から鹿肉をすすめられ、毎食イヤイヤ食べてた愛犬が一変、これに替えてから催促する程喜んで食べてくれます。
飼主としては、嬉しさの反面、配合成分を疑う今日この頃です。
買い物はぜんぶAmazon
出典:Amazon「アニモンダ 療法食 インテグラプロテクト 腎臓ケア 豚 150g (犬用)」
食べてくれました!
14歳になり腎不全を患い、フードが療養食になりました。最初は食べてくれてたフードが最近食べなくなり困っていたところ、こちらを混ぜて与えたところ、きれいに完食してくれました。
これからも調子をみて、お世話になりたいと思っています。
K.M
出典:Amazon「アニモンダ 療法食 インテグラプロテクト 腎臓ケア 豚 150g (犬用)」
アニモンダ 療法食を高評価している口コミには、「腎臓ケアのドライフードを食べてくれないけどウェットなら食べてくれる」「催促するほど喜んで食べる」「トッピングするときれいに完食!」など、食いつきに関する口コミが目立ちました。
本フードは、慢性腎不全のわんちゃん(慢性腎臓病=CKD)に対処するために特別に開発された療法食。
病気でごはんが食べられなくなることは飼い主さんにとっても愛犬にとっても避けたいことで、できるだけ喜んで食べてもらえるものを…と考えている方も多いと思います。
豚肉がメインのウェットフードであるため、香りが立ち食欲をそそります。ドライの療法食を与えていたけど食いつきが落ちてきたときのトッピングとしても活躍してくれそうです。
批判的な意見は?
美味しそうでしたが…。
残念ながら食べませんでした。匂いは美味しそうな感じなのですが。
腎臓の悪い食べて欲しい子は食べず、勿体ないので他の元気な2匹の愛犬のご飯に少しづつ混ぜてあげたら夢中で食べてました。
ウチのわんちゃんは食べませんでしたが、好みの問題だと思うので、やはり試してみないと分からないですね。
ケロッピー
出典:Amazon「アニモンダ 療法食 インテグラプロテクト 腎臓ケア 豚 150g (犬用)」
批判的な意見には「においはおいしそうだけど、残念ながら食べてくれなかった」と、愛犬の好みではなかったとの意見が。
口コミにも書かれているように、やはり好みの問題があるため食べてくれない子もいるのは当然です。
本フードは豚肉をメインにしているため、鶏肉が好きな子には別のアニモンダを試してみるのが良いでしょう。
アニモンダ療法食 腎臓ケアのメリットデメリット
- ドイツの獣医師が開発
- 療法食らしくないおいしさ
- ヒューマングレードの原材料のみを使用
- 慢性腎不全(慢性腎臓病=CKD)に配慮
- グレインフリー
- 価格が高め
メリットとデメリットを比較した結果
アニモンダの療法食は、療法食らしくないおいしさを兼ね備えているのが特徴的。
私たち人間が食べられる品質(ヒューマングレード)のみを使用しており、食べられないような副産物は不使用です。
ウェットフードだからこそフードの香りが立ち、食いつきが悪いときのトッピングにも活用できます。もちろん、本フードだけでも問題ありません。
デメリットとして挙げるなら価格が高めなことくらいです。本フードのみで与える場合の給餌量は、1日あたり3-7㎏/125-250g、9-16㎏/300-450g。1個150gで500円と考えるとコスパは良いとはいえません。
ただ、病気を患っている愛犬が本フードのみで一生を過ごせるよう栄養バランスが考えられているため、慢性腎不全に悩む愛犬のごはんに選んでみてはいかがでしょうか。
アニモンダドッグフード 腎臓ケア療法食の詳しい原材料と成分一覧は?

アニモンダ インテグラプロテクトの原材料
主原料 | 肉類(鶏、豚、牛) |
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その他 原材料 |
油脂類、野菜(ポテト)、野菜副産物、ミネラル類、ビタミンD3※タンパク源:豚、鶏、牛 |
アニモンダ インテグラプロテクトの成分分析値
成分名 | 成分含有率 |
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タンパク質 | 6.6% |
脂肪 | 16% |
粗繊維 | 0.5% |
粗灰分 | 1.3% |
水分 | 73% |
カルシウム | 0.21% |
リン | 0.15% |
ナトリウム | 0.17% |
カリウム | 0.13% |
リノール酸 | 2% |
アニモンダドッグフード 腎臓ケア療法食の成犬用の評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「肉類(鶏、豚、牛)」を使用しています。
複数の肉類が使われていますが、風味は豚だと表記されています。
その他原料の評価
主原料以外の原材料について評価しています。
本フードの場合「野菜副産物」が使われているのが気になりましたが、公式サイトによると
“アニモンダ商品に含まれる「野菜副産物」「野菜抽出物」とは、ツル・茎・葉・根など、実以外の部分、またはその部分から抽出したものを指し、野菜に含まれている「イヌリン」「セルロース」という成分です。”
と記載されていました。
ヒューマングレードの原材料のみを使用していると明言されているので、安心できる原材料だといえます。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリー抽出物」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
アニモンダの療法食おすすめできる?
高評価している口コミにもあったように与えている療法食の食いつきが悪くなったときのトッピングや、ドライフードが食べにくくなった子の主食などに活用できます。
1個あたりの価格は高めですが、腎不全を患っている子のエネルギー源になると考えると適した価格かもしれません。
推奨使用期間というのが設けられており、最初に与える際は6ヵ月以内が目安です。6ヵ月以内にアニモンダに変更をしてから数値等の悪化などがないか、症状が改善されているかなどを検査してもらう必要があります。
まずは獣医師と相談するのがおすすめですが、アニモンダは慢性腎不全に悩む愛犬のごはんとして検討しても良いフードだといえます。