ドッグフードが安心安全だと判断する材料の1つに「無添加」があります。
人工の添加物や保存料が使われていないものを「無添加」と表現します。しかしこの無添加という言葉は、意外と曖昧に使われることが多く注意が必要です。
この記事では数あるドッグフードの中でも安心安全といえる無添加でおすすめなドッグフード5種を紹介し、無添加ドッグフードの特徴を徹底解説します。
目次
無添加の定義は?注意したい落とし穴
ドッグフードの原材料のうち、人工添加物、保存料、着色料、香料をまとめて添加物と呼びます。このうち1種類でも使用していないドッグフードのことを「無添加」といいます。
つまり、たとえば着色料だけが不使用のドッグフードでも、パッケージでは「無添加ドッグフード」と名乗ってもOKなのです。
なのでそのドッグフードが本当に無添加かどうかは、きちんと添加物に当てはまる原材料名を把握して、ドッグフード裏のパッケージにある原材料表を確認する必要があります。
神波
1つ1つ調べるのはかなり手間のかかる作業なので、私たちpepy編集部が調査しました。
完全無添加でも添加物が含まれている可能性がある?
実は原材料表に人工添加物、保存料、着色料、香料が一切書かれていない場合でも、そのドッグフードに添加物が含まれていることがあります。
使用した原材料自体に添加物が使われているケースです。
たとえば「ミートミール」や「チキンエキス」などはいくつかのお肉の部位を集めて加工してできる原材料で、その加工の過程で添加物が使用されることがあるのです。
原材料自体に使われた添加物はドッグフードに表示する義務はありませんし、全てを表記することは現実的に不可能です。なのでこうしたパッケージには隠れた添加物が誕生してしまうのです。
神波
この隠れた添加物まで確認するとなると、すべての原材料の生産元まで見学に行き、添加物を使っていないか証明しなければなりません。
そこまでのこだわりをもってドッグフードを製造している事業者は本当に少なく、pepyが現在確認できているのは149種類中「犬猫生活ドッグフード」の1種類だけです。
次の見出しからは全149種のドッグフードを調べて、添加物を一切使用していないことを確認できたドッグフードのうち、特に安全性の高い5つのドッグフードを紹介します。
完全無添加のおすすめドッグフード5選
犬猫生活ドッグフード 国産の生鶏肉
犬猫生活ドッグフードの総合評価
安全性 | 買いやすさ | 1日あたりコスト |
---|---|---|
100点 | 定期購入割引 | 293円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
犬猫生活ドッグフードは日本の犬猫生活株式会社が製造、販売する国産のドッグフードです。
愛犬に少しでも長く、健やかでいてほしいという想いから「完全無添加」にこだわり、人工添加物、保存料、着色料、香料を一切使用していません。
素材に自信があるからこそ原材料の産地を公開しており、九州の鶏や金沢の和牛、同じく金沢の旬の魚など、質にこだわっているのが伺えます。
栄養バランスも科学的に検証されており、動物性タンパク質量を増やすだけではなくミネラルの含有量を減らすなど微調整を加えています。愛犬の健康を気遣う飼い主さんにおすすめのドッグフードです。
味は2種類あり今回紹介した生鶏肉メインのものと「国産の天然鹿肉」の鹿肉メインのフードがあります。愛犬の好みに合わせて選んでみてください。
今なら定期利用で通常価格から23%オフの5,258円!
\完全無添加のドッグフード/
犬猫生活ドッグフードの詳細は下記記事をチェック
→犬猫生活ドッグフードオールステージ 国産の生鶏肉(旧レガリエドッグフード)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
モグワンドッグフード
モグワンの総合評価
安全性 | 買いやすさ | 1日あたりコスト |
---|---|---|
100点 | 定期購入割引 まとめ買い割引 |
207円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
愛犬の健康と食いつきの良さを最大限考え、実現したのがモグワンドッグフードです。犬猫生活ドッグフード同様に、安全性100点の完全無添加ドッグフードです。
全員が愛犬家でもある開発チームが2年かけて開発し、チキンやサーモンといった愛犬にとって欠かせない動物性タンパク質を豊富に含んでいます。穀物は使わず、高タンパクなドッグフードに仕上げています。
食いつきの良さを追求して作られたこともあって、購入した94%の飼い主さんが「完食した」もしくは「ほとんど食べた」と回答しています。食べる量にムラがある愛犬にもぴったりですね。
初回購入価格定期コースで初回1個が半額!
\手作りのようなおいしさ/
モグワンの詳細は下記記事をチェック
→モグワンは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
このこのごはん
このこのごはんの総合評価
安全性 | 買いやすさ | 1日あたりコスト |
---|---|---|
100点 | 初回購入割引 |
353円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
このこのごはんも日本で製造されている国産の無添加ドッグフードです。飼い主さんたちの「愛犬に健康的なご飯を食べてほしい」という願いから、3年間の試行錯誤期間を経て生まれました。
福岡にある企業が製造しており、完全無添加、ヒューマングレード、グレインフリーにこだわって製造されています。
必要な栄養をバランスよく過不足なく配合しています。鶏のささみや鶏のレバー、まぐろなど高タンパクで低脂肪な食材を使用。健康な体作りをサポートしてくれます。
今ならずっと15%オフ!お得な定期コースあり
\小型犬の健康をサポート/
このこのごはんの詳細は下記記事をチェック
→このこのごはんは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
ナチュロルドッグフード
ナチュロルの総合評価
安全性 | 買いやすさ | コスト |
---|---|---|
100点 | 定期購入割引 初回お試し割引 まとめ買い割引 |
250円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
ナチュロルは、国産で愛犬の体に優しいヒューマングレードのドッグフードです。
厳選された食材を使用していて、高品質・高タンパク質なフードで「自然の旨さ」に仕上げています。
香料を使用していないのに食いつきがいいという口コミも多く、「もしかしたら合わないかも」と心配な方には1食分100円でお試しパックもあるので安心です。
無添加で安全性が高く、全年齢対象なので多頭飼いしている方でもフードを分ける必要がありません。また、腸内環境を整える乳酸菌なども含まれています。
ナチュロルの詳細は下記記事をチェック
→【国産】ナチュロルドッグフードは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
カナガンドッグフード
カナガンの総合評価
安全性 | 買いやすさ | コスト |
---|---|---|
100点 | 定期購入割引 まとめ買い割引 |
198円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
カナガンは昨今のプレミアムドッグフードブームの火付け役ともいえる有名なドッグフードです。チキンをベースに動物性タンパク質を効率的に摂取できるよう調整されています。
主原材料に「骨抜きチキン生肉」や「乾燥チキン」などの良質なチキンを50%以上使用。犬にとって必要な栄養素だけを使用して作られています。
犬に不必要な穀物で余計なカサ増しを行っていないグレインフリーで仕上げ、穀物アレルギー持ちの愛犬にも安心して食べてもらえます。過去に穀物入りのフードで体調を崩したことのある愛犬にも安心して与えることができます。
今なら定期コースで初回1個半額!
\健康と食いつきを追求した/
カナガンドッグフードの詳細は下記記事をチェック
→カナガン(ドッグフード)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
添加物はなぜドッグフードに含まれている?
添加物の役割
- 保存期間を伸ばす
- 見た目を良くする
- 栄養を補う
- 香り付けをする
添加物がドッグフードに含まれる大きな理由は上の通りです。ドッグフードを長く美味しく保つために、添加物は使用されているということです。
特に保存期間を伸ばすために添加される保存料はドライタイプ、ウェットタイプどちらのドッグフードにも多く使われる傾向があり、特にカロリー量を調節するためのオイルコーティングがされているドッグフードでは保存料の添加は必須となります。
また、食材をドッグフードに加工していく段階で栄養素は失われてしまいます。失われてしまった分を補うのが添加物で、総合栄養食の基準になるよう調整されています。
やはり人工的なものは避けたい
一部の添加物は犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、選択には注意が必要です。一般的に、合成保存料や人工的な香料や着色料などは避けるべきです。
代わりに、天然の保存料や自然な成分を使用しているドッグフードを選ぶのが良いでしょう。
ドッグフードによく使われる添加物一覧
添加物一覧
- エトキシキン
- BHA
- BHT
- プロピレングリコール
- 亜硝酸ナトリウム
- ソルビン酸カリウム
- グリシリジン・アンモニエート
- 没食子酸プロピル
- 着色料(赤色、青色、黄色)
- 合成調味料
ドッグフードによく含まれる添加物は上のとおりです。人間用の食事では使用が禁止されているものも中にはあります。ただ、ペットフード安全法によって添加物の使用料が定められているため、健康被害が出ないよう調整されています。
添加物ごとの特徴や役割の違いについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
引用元:ペットフード安全法|基準規格等
まとめ
この記事では無添加のドッグフードについて紹介をしました。
ドッグフードのパッケージ表記ルール上、添加物が入っていても無添加と名乗れるケースがあることに注意が必要です。
もしこれからドッグフードを選ぶ際には、この記事で紹介した完全無添加の見分け方を参考にしてみてください。
↓ドッグフードのまとめ記事に戻る↓